SCP-7664 / ディスカッション
このユーザーにより開始: Wikidot
日付: 30 May 2024 15:19
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ここは次のページに関するディスカッションです SCP-7664.
C-Dives C-Dives 30 May 2024 15:20

訳者注記: ENタグ "but-a-dream" は該当する日本語のタグがまだJPに実装されていないため、付与を見合わせています。

出典: SCP-7664 (rev. 24)
著者: ratking666 ratking666
作成日(EN): 2023年10月15日


原著者 ratking666 ratking666 氏のコメント、原文ディスカッションページから一部抜粋

2023年9月30日に書き始めました。

はじめてのSafeクラス! この作品は、私が時々とても懐かしく思う、シリーズ1の古典的マジックアイテムの体裁で執筆したかったんです。何年も頭の中で煮詰まっていたアイデアでしたが、あからさまに複雑でない書き方をようやく思い付くことができました。

これはまた、今ではあまり使われなくなったSCP界隈のお約束、定番の [データ削除済] を使いながら、ユーモアとホラーの両面で興味深いものを書いてみるという挑戦でもありました!

元々、これはSCP-RU支部の要注意団体 "腐ち乱れる神の霊峰" との接点を持つ、生きたアニメキャラクターが関わる話になる予定でした。言うまでもなく、今の形の方がずっと好きです。遥かにシンプルだし、要点を掴めています。でも、いつかGGGを絡めたものを書いてみたいとは思ってますよ。

また、これは私個人の要注意団体、"But A Dream"カノンが最も焦点を当てている"スプートニク・スタジオ"の初登場作品でもあります! 今はもう廃業しているカリフォルニア州のアニメスタジオで、財団の管理下にある複数のアノマリー (通常はメディア関連) の元凶です。既に解散したにも拘らず、彼らは信じられないほど多作なスタジオでした。閉鎖された後でさえ、サイト-433は彼らの尻拭いを続けています!

この作品と6080の類似性に気付いた方もいらっしゃるかと思います。これは全く意図していなかったもので、同じカノンを舞台としていることを除けば、この作品と6080にはあまり関連性がありません。でも面白い偶然ですよね!

サイト-433のロゴとCSSはHarryBlank HarryBlank が制作してくれました! 元々は、SCP Wikiと少し距離を置こうと決める前に執筆していたTaleに使うつもりで依頼した作品です。今振り返ってみると、大変気に入っているので、今後書くサイト-433の記事には必ず使うでしょうし、もしかしたら他の記事にも追加するかもしれません。いずれ分かるでしょう。(6080には追加しません。あのクラシックテーマは執筆当時の私の頭にとって不可欠だったので、残しておきたいんです。)

コンテンツ警告に留意してください。この記事は、特に終盤で、幾つかの深刻なテーマや、ショッキングかつグロテスクな視覚描写に踏み込みます。繰り返します、これは子供向けの読み物ではありません。

この記事には、吐き気を催しかねないボディホラーや生々しい描写がどっさり含まれています。大量の嘔吐、性器の荒々しい切断、検死解剖があります。また、病気や、意図的にグロを前面に出したユーモア/ホラーも沢山あるので、潔癖な人には読むのをお勧めできません。

この記事は性的暴行についても触れています。これは生々しい描写ではありませんし、問題の人物がそもそも本当にそんなことをしたかどうかさえ曖昧ですが、性的暴行を伴う物語を読むことに抵抗がある人のために、一応触れておくべきでしょう。

まず、この記事で起きた出来事を説明する前に、はっきりさせたいことがあります。

サイモン・クラリーとジョン・Kの接点に気付いた人がいるかもしれません。これは意図的なものですが、私はこの記事を単なるジョン・Kの記事として見てほしくはありません。そういう意図を込めて書いてはいませんし、この記事がそんなものへと矮小化されるのは嫌です。

(訳注: "ジョン・K"とは、1990年代に放送されたテレビアニメ "レンとスティンピー" の作者であるジョン・クリクファルセーを指す。2018年、クリクファルセーは当時未成年だった複数のスタジオ従業員に対してセクシャルハラスメントを行ったことを暴露されている。)

どの業界もそうですが、アニメ業界にだって最低の人間は大勢います。この記事は、そういう奴らが、自分の犯した反吐が出そうな悪行を払拭するためにどこまで極端なことをやってのけるかをテーマにした作品です。この記事にジョン・K論争を少し反映させたのは、それがネット上で様々に取り上げられており、恐らくアニメ史の中でもかなり認知度の高いスキャンダルの1つだからです。

とにかく、いったい何が起こったのか? どうしてサイモンは... あんなことに?

こちらが一連の時系列です。

1. サイモン・クラリーを巡る批判と論争が炎上する。

2. サイモンはこれを快く思っておらず、これが彼の将来に影響を及ぼすのを望んでいない。

3. サイモンは論争から影響を受けないための手段を必死に模索する。

4. 彼は"ある広告企業"から、過去の過ちを償い、未来に影響しないようにするために、一連の行動で自分を罰するというアドバイスを受ける。

5. しかし、サイモンのやり方は間違っている。彼は罪悪感をほとんど感じておらず、過ちによる火の粉を被りたくない一心で儀式を行う。これは"自分の行いに罪悪感を感じているからこそ償いをする"という儀式の精神に反している。

6. こうして、サイモンは今、自分が利用しようとした儀式の歪んだ反映として生き続けている。これまでに犯した忌まわしいこと全てを1つの塊として排出し、自分自身までも一緒に排除してしまう。あーあ、可哀想に!

感染者に対する周囲のリアクションが、グロスアウト・ジャンルに対する一般的な反応を反映しているなど、他にも小さなテーマは沢山ありますが、ざっくりとした形とは言え、この説明で全体像をカバーできたと思います。

私はいつも、贖罪や赦しのための苦しみは、物語における奇妙な要素だと感じています。この記事にはそれを少し反映してみたかったんですよね。楽しんでいただければ幸いです。


ファイルページ: SCP-7664 / ダンディ

ソース: https://scp-wiki.wikidot.com/scp-7664
ライセンス: CC BY-SA 3.0

タイトル: dandy.png
著作権者: ratking666 ratking666
公開年: 2023
補足: Monkeysky Monkeysky 氏が制作に協力しています。

ファイルページ: SCP-7664 / 染色図

ソース: https://scp-wiki.wikidot.com/scp-7664
ライセンス: CC BY-SA 3.0

タイトル: stains.png
著作権者: ratking666 ratking666
公開年: 2023
補足: Monkeysky Monkeysky 氏が制作に協力しています。

ファイルページ: SCP-7664 / 拡大図

ソース: https://www.flickr.com/photos/mugley/419800913/
ライセンス: CC BY-SA 2.0

タイトル: butt vomit
著作権者: Jes
公開年: March 13, 2007
補足: ratking666 ratking666 氏によって加工されています。

ファイルページ: SCP-7664 / サイト-433ロゴ

ソース: https://scp-wiki.wikidot.com/scp-7664
ライセンス: CC BY-SA 3.0

タイトル: 433.png
著作権者: HarryBlank HarryBlank
公開年: 2023

by C-Dives C-Dives , 30 May 2024 15:20
/forum/t-16842326/scp-7664#post-
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