•オブジェクトクラスはsafeまたはEuclid
•異常な性質をもったユスリカのメス。
•繁殖期に入った成虫が動物の粘膜(口、鼻、目など)に触れると異常性を発揮する。(ユスリカは繁殖期に数匹のメスと多数のオスで構成された蚊柱を形成する。)
•粘膜に当オブジェクトが触れた動物は粘膜の体液からユスリカのオスを誘引するフェロモンに類似した物質を出すようになる。(現実には存在しないフェロモン)
•結果として当該動物の粘膜には大量のオスが群らがる。
•野生では、他に異常性を持った個体や異常性による死体は発見されていない。
•当オブジェクトは異常性を持たない通常の繁殖も行う。
•財団にて当オブジェクトは、オス個体や動物の粘膜と接触しないように収容されている。
オチの部分ですが2パターン考えています。
•一つは、メス個体、粘膜に群がったオス個体の大半が、最終的に死亡してしまいます。この場合、動物の粘膜には大量の虫の死骸が詰まり失明、窒息の恐れがあります。しかし、異常性は防護服を着るだけで防げるうえに、仮に異常性が発露しても異常個体のユスリカが繁殖することはなく、最終的に絶滅するのでオブジェクトグラスはsafeになると考えています。
•もう一つは、メス個体、オス個体は、繁殖に際し異常な耐久を有し、体内で粘膜や体液を介して卵を産みつけ繁殖します。この卵も同様の耐久を有し、粘膜や体内で孵化します。孵化したユスリカのメスも親個体と同様の異常性をもちます(オスは通常のユスリカ)。この場合、異常性を持ったユスリカが人を媒介に増えるのでオブジェクトクラスはEuclidになると考えます。
また、上記のオチに加えオブジェクトが野生に存在する可能性について詳しい言及を追加しようと思っています。その場合以下のような記述を追加します。
当該オブジェクトは人を介した繁殖に際し非常に目立つ異常性を有してます。そのうえで、現時点で野生での個体や異常性によるものと思われる動物の死体は現在発見されておりません。しかし当オブジェクトは人を介さない通常の繁殖も可能であり、異常性をもった個体が水面下で繁殖している恐れがあります。また、アフリカに生息するネムリユスリカの幼体は、乾燥に際し仮死状態になり、水を与えると蘇生します。この特徴は幼体にしか存在せず、物理的な耐性を持たせるものではありませんが、オブジェクトの異常性がこの特徴から生まれた場合、同様の個体が野生で出現・繁殖している可能性を否定できません。
また上記の記述を追加する場合、オブジェクトの発見場所をアフリカにしようと考えています。
以上のアイディアについて批評、添削よろしくお願いします。