原語版リンク: SCP-PL-200
タイトル: SCP-PL-200 - 有責図書
原題: SCP-PL-200 - Odpowiedzialna lektura
原著者: Charonides Charonides
参照リビジョン: 29(2022年10月1日 22:11)
原語版作成年: 2020年
訳者: ErykKij ErykKij
翻訳年: 2023
補足: 別のポーランド語話者であるDraven Addams Draven Addams 氏によるINT版も一部参考とした。
- 本記事の原語版はポーランド語支部において開催されたPL-200コンテスト(お題は「責任」)の優勝作品です。この事や広く読者に認知され愛読されていると認められた事から、本記事は同支部において殿堂入り記事とされています。
訳注: 本作は著者のCharonides Charonides さんにとってデビュー作でもあります。
この度僕は多くは書きません、この様な状況では大した事はできないかもしれません。手短に説明します。
責任の動機は三つの面から論じるように努めます。
第一にして最も見えやすいのは――仕事のロアによって、一定に用心して、自分や他人のために文書を安全に読み進めるために膨大な量の自制を行わなければならない読者にある責任。
第二にしてきっと論理的なのは――オブジェクトの収容に関して財団にあり、オブジェクトの特性ならびに潜在性に端を発する責任。
第三に――オブジェクトの経歴における責任も暴き出そうと努めています。あまりにも重大なネタバレになりかねないので、ここではあまり多く書く事さえできません。
困難でなければ、皆様に作品をご賞味頂ければと願っております。僕は深い水に身を投げ出してしまったんだな、というのは完全に理解していますがこうした経験こそが、もし経験に適切に多くの努力がつぎ込まれるなら、僕の意見では、将来に最高の結果を出します。
ご助力下さった皆様に感謝申し上げます。批評者のArcydziegiel Arcydziegiel はこの作品の批評に時間を割いてくれてありがとう(僕に指摘してくれた事の修正中にこれ以上僕の見落としがない事を願っている)。Arcydziegielにはタイトル案を出してくれた事も感謝する。僕の質問にディスコードで回答して下さったり、モチベーションを下さったりした皆様にも感謝です。
もし作品が残ってもコンテストで優勝しなかった場合は、このSCiPは以下のリストのナンバーとして頂ければと存じます。
201、208、247、227
こんなところでしょう。快適な読み物を。
@Charonides Charonides さん
Dziękuję uprzejmie za odpowiedzi na moje pytania w każdej wiadomości prywatnej, dzięki czemu udało mi się zrozumieć Pana dzieło dokładniej, nie mówiąc o napisaniu jednego z najciekawszych i najbardziej wciągających dzieł.
@Dr_Kasugai Dr_Kasugai さん
そもそも本作を和訳しようとした発端は、Dr_Kasugaiさんがそれを希望されている事を把握した事でございました。さもなければ、本作の翻訳に乗り出すのはもっと後の事になっていたかもしれません。タグの整備にも感謝致します。
@辻英夫さん
「カルビン回路」 『世界大百科事典』(平凡社、2000年)の情報に感謝致します。
@Tracey Greenwoodさん、Kent Pryorさん、Richard Allanさん; 後藤太一郎さん
『ワークブックで学ぶ生物学の基礎【第2版】』オーム社、2011年、58頁 によるクエン酸回路の知識の普及化に感謝致します。
@Trudy McKeeさん、James R. McKeeさん; 市川厚さん、福岡伸一さん
『マッキー生化学 分子から解き明かす生命』化学同人、2010年、308頁 によるクエン酸回路の知識の普及化に感謝致します。
- SCP-PL-167 - 別著者による本作へのオマージュ作品。メタタイトルは "Macedończyk"〈(一人の) マケドニア人〉。