TL;DR
今迄各ガイドに分散していた直リンクの禁止やリダイレクトの設置に関してやページ内の要素の変更制限をテーマから通常のフォーマットまで拡大,WikidotのTOS違反を参照できるようにします.
提案可決後は3カ月の猶予期間を設け,可決前に作成されたすべてのページにおいてこのポリシー適用を努力義務とし,可決後作成されたページは順守義務があるものとします.但し,猶予期間後違反があるページに関してスタッフは修正や機能のオミットを行う可能性があり,その変更が著者の意に沿わないものである場合はポリシー内の変更であれば編集することができるようにします.
背景/目的
現在,サイト内のいくつかのページにおいて「ページの機能を損なうような要素を覆ったり、隠したりする」状態なものが存在しており,これらはWikidotのTOS違反となる可能性が高いです.他にも,サイトルールでは規定されていないもののTOS違反などの問題から介入を行った先例もありました.
以下に示す草案はENのテクニカルコンテンツポリシーを参考にJPの仕様を含めTOSをカバーしたものになります.
解決が出来る問題点
- SCP-JP関連サイトの画像を含む全てのファイルの直リンクの撤廃
- いくつかのページの重すぎる画像のリサイズ
- 不必要なHTMLブロックの削除
- 「ページの外観を変更するコードを含む、テーマに当たらないページ」のページ要素の機能を阻害するコードの修正やTOS違反の修正
詳細
以下の提案を行います.
1.「技術的要素に関するポリシー」の新規作成
下記草案の内容で、新たなガイドラインを作成することを提案します.
このガイドラインは,サイト上におけるCSSや構文を含めたページコンテンツ全体に対するもので,直リンクやページタグなどのページ要素にまつわる制限事項が記述されています.
棄却された場合,可決された側の提案の施行は無期限に延長されます.
議論について
議論・投票終了予定日: 2023年01月20日 23:59 (2週間)
議論上のお願い
- 質問の際は、一旦賛成か反対の意見を保留してコメントしてください.
- 意見と質問はそれぞれ別のポストに分けてください.
- 複数の質問はそれぞれ別のポストに分けてください.
- 意見の際は賛成か反対かを明確にしてください.
- 質問は一問一答形式で、簡潔に、主語を明確にしてください
- モックの内容に大幅な変更があった場合、意見募集期間の延長やリセットを行う場合があります.
流れ
意見募集終了後,可決された場合は提案に移ります.
ガイド新設提案可決後,3カ月の猶予期間を設け,可決前に作成されたすべてのページにおいてこのポリシー適用を努力義務とし,可決後作成されたページは順守義務があるものとします.但し,猶予期間後違反があるページに関してスタッフは修正や機能のオミットを行う可能性があり,その変更が著者の意に沿わないものである場合はポリシー内の変更であれば編集することができます.
結局何が変わるのか?
基本的には多くの人の記事は施行時の変更の対象にならないでしょう(通常の画像ブロックで1.5MBや2MBの画像を使用している等の場合は異なりますが.......).対象となりやすいのは特殊なテーマ,ギミックを使用している場合です.
ページタグやページオプションを偽装したり,ページコンテンツを全画面にしてページ下部のオプション,フッターなどを非表示にするなどといったギミックはこのポリシー内の範囲で修正をする必要があります.
変更履歴
2023年01月06日: TL;DR,背景/目的,変更点,影響を追加しました.2023年01月07日: 外部includeの記述を削除
大きすぎるファイルは、サイトスタッフが縮小することを許可されています。また、すべてのファイルにはそのファイルタイプに適したファイル拡張子が必要です。
具体的には、画像にはいくつかの制約があります。image-use-policyも参照してください。
- ページに表示させる画像はファイルサイズが800KiBを超えてはならず、また画面上での見た目よりも著しく大きな寸法を持ってはなりません。一般的なページの幅は706pxであり、それを上回る画像は縮小されることに注意してください。
- 標準的な画像ブロックコンポーネントのデフォルトの幅は300pxですので、例えば幅1200pxの画像は大きすぎることに注意してください。実際に表示されるのは縮小されたファイルであることに留意し、適宜圧縮したものをアップロードするようにしてください。
↓
大きすぎるファイルは、サイトスタッフが縮小することを許可されています。また、すべてのファイルにはそのファイルタイプに適したファイル拡張子が必要です。
具体的には、画像にはいくつかの制約があります。image-use-policyも参照してください。
また、あまりにもファイルサイズが大きいファイルは使用状況を鑑みたうえで予告の上削除される可能性があります。
----
Tech Cap. of SCP-JP
恐縮ですが、意見募集の際は目的や背景、この提案が解決できる問題などを明らかにし、具体的な草案だけでなく、要するに何が変わるのかをまとめて記載していただけませんでしょうか。現状何をしたいのかよくわかりません。
批評に対するご意見・ご質問で返信が必要なものにつきましては、ディスカッションで返信の形で投稿いただいたうえで、PMにご一報ください。SB3のフォーラムは追っていませんので、ディスカッションへの投稿だけだと気づけない場合がございます。
目的等の追加ありがとうございます。2点質問があります。
1. 既存のガイドに分散していた内容をまとめた内容となっていますが、このポリシーの策定に伴って既存のガイドの内容の調整(重複する文言の削除等)は行われますか?
批評に対するご意見・ご質問で返信が必要なものにつきましては、ディスカッションで返信の形で投稿いただいたうえで、PMにご一報ください。SB3のフォーラムは追っていませんので、ディスカッションへの投稿だけだと気づけない場合がございます。
2. 外部includeの禁止は既存のガイドに存在した内容ですか?
批評に対するご意見・ご質問で返信が必要なものにつきましては、ディスカッションで返信の形で投稿いただいたうえで、PMにご一報ください。SB3のフォーラムは追っていませんので、ディスカッションへの投稿だけだと気づけない場合がございます。
回答します.
外部includeの禁止は既存のガイドには存在しない内容です.
追加した理由として,
- ライセンス上の問題
- SCP-JPでの管理ができない
- Prj.Fでの移行が不可能である可能性がある
ためです.
Tech Cap. of SCP-JP
ご返信ありがとうございます。
その場合、現状本草案には反対です。
現在、カスタムテーマに関するポリシーはコードの質の保証を求めており、素人がテーマページを作成することを困難にしています。
さらに、現実的状況として、以下の2点が挙げられます。
- メンバーの多くがCSSの専門的な知識を持っているわけではない
- シリーズ、カノン等、特定のテーマページ的ページの需要は高い状況である
これらの状況を総合すると、「コードの質」の条項はCSSの専門的知識を持たないメンバーの創作可能範囲を著しく狭める条項といえます。
そこで、外部includeの文化がこの条項の抜け道として、創作の幅を確保する役割を担ってきました。したがって、これを禁止することは創作の幅を狭めることになりますから、反対します。
具体的には外部includeを用いている既存カノン・シリーズ(共異廻歴等)の存続に壊滅的な影響が出ます。
努力目標とは書いてありますが、文言上「禁止」としていること、将来的な罰則導入が仄めかされていることを勘案すれば義務的な禁止とほぼ変わらないと思います。
なお禁止ではなく、外部includeを非推奨扱いとし、外部にあるテーマを内部に持ち込むことを推奨するような内容であれば、問題ないと考えています。
批評に対するご意見・ご質問で返信が必要なものにつきましては、ディスカッションで返信の形で投稿いただいたうえで、PMにご一報ください。SB3のフォーラムは追っていませんので、ディスカッションへの投稿だけだと気づけない場合がございます。
文言について2点意見です。
1. "term"とすべきところがいくつか"team"となっていました。
2.
ページの機能を損なうような要素を覆ったり、隠したりすること
こちらの文言ですが、(正しい直訳ではあるものの) 日本語にすると少しわかりにくいと感じました。「ページの機能を損なうような」というのは、「(その要素があると)ページの機能が損なわれる」という意味ではなく、「(その要素がなければ)ページの機能が損なわれる」という意味だと思いますので、それを明確にするような記述の方が好ましいと思います。
(それかthat節が動名詞にかかって、「あらゆるページのあらゆる要素について、その要素の機能を損なうようなcovering or obscuring」という意味になっていると解釈しても良いかもしれません。)
批評に対するご意見・ご質問で返信が必要なものにつきましては、ディスカッションで返信の形で投稿いただいたうえで、PMにご一報ください。SB3のフォーラムは追っていませんので、ディスカッションへの投稿だけだと気づけない場合がございます。
提示された草案に反対します。
私より前に否定意見を出された方々と同じような理由にはなりますが、外部includeがSCP wiki内にもたらした恩恵は構文およびCSSテーマ開拓初期から非常に大きいものであり、またこれは今日でも途切れる事はありません。将来的な罰則の導入を現時点で記述されている以上、k-cal氏の言葉を借りさせてもらうのなら「義務的な禁止とほぼ変わらない」と私も思います。
さらにこれは身勝手な、いわゆる感情論寄りの意見になってしまい大変申し訳ないのですが私自身が提案内容で少数派と言われた特殊なテーマ,ギミックを好んで使用するサイトメンバーである以上、現状の草案はあまり好ましいものではありませんでした。SCP報告書やTale、GoIといった形式内でさらに表現の幅を広げるために使用しているものに将来的な禁止を仄めかされている以上、私は反対の立場を取らざるを得ません。
質問です。
「サイト上におけるCSSや構文を含めたページコンテンツ全体に対する」とありますが、翻訳記事の要素(なくすと成立しない場合・なくすと大規模改稿のレベルで変化する場合・なくしてもほぼ変わらない場合)に、このポリシーに反するものがあった場合はどのように対処されるのでしょうか。新たに翻訳される場合と、すでにある翻訳について、方針を伺いたいと思います。
一例として、「最小化されたHTML、CSS、JavaScriptを使用すること」の元のコードが入手不可能な場合などを想定していますが、これに限りません。
羊飼いP @hitsujikaip
翻訳記事に関してはある程度ローカライズの一環で変更できる個所は限られるため,なくすと成立しない場合・なくすと大規模改稿のレベルで変化する場合テックに依頼いただく形になるかなと思います.
新翻訳/既翻訳に関わらずご自身で解決できる場合は修正を行っていただいてディスカッションに説明を行う,もしくはテックに相談を行うという形になるかなと思います.
Tech Cap. of SCP-JP
ご返信ありがとうございます。必要な場合はスタッフに依頼するということで了解しました。
羊飼いP @hitsujikaip
視覚芸術の観点から、この案に反対いたします。
ページに表示させる画像はファイルサイズが800KiBを超えてはならず、また画面上での見た目よりも著しく大きな寸法を持ってはなりません。一般的なページの幅は706pxであり、それを上回る画像は縮小されることに注意してください。
標準的な画像ブロックコンポーネントのデフォルトの幅は300pxですので、例えば幅1200pxの画像は大きすぎることに注意してください。実際に表示されるのは縮小されたファイルであることに留意し、適宜圧縮したものをアップロードするようにしてください。
まず、すべての画像について統一的にそのサイズについて規定しているところに無理があります。画面いっぱいに表示する場合と小さく表示する場合とについて同じように語ることは実情に反します。また、ポリシー案に706pxとあるのはCSSにおけるピクセルであり、実際にデバイスでどのように表示されるかを述べたものではありません。この文言は、当サイトの著作者等に硬直的な技術的制約の印象を抱かせることにつながり、デバイスによっては読者の体感を悪化させることにつながります。タッチスクリーンを備えたデバイスにおいては、特段画像を拡大するような演出を設けなくともピンチアウトやピンチアウトによって気軽に細部を見ることができます。特にアートワークにおいては作風にもよりますが、詳細を見て楽しむ形態の作品は画像サイズが大きくなることを避けられません。さらに、高画素密度(高ppi)ディスプレイデバイスの普及とともに、一望して細部を見ることができるデバイスも多くの人が手に入れることができるようになりました。このような場合、800KiBの制限によって見栄えの悪化は避けられません。
これとは別に、Webtoonは非常に縦長な画像(例として縦が20000pxなど)を用いることがあります。これらはコマわりの関係上縦幅の小さいいくつかの画像に簡単に分割できるものではないことがあります。より取り返しがつかない例としては、元来のサイズできれいに表示できるようにしたトーンを用いた画像(漫画など)について、機械的なサイズ縮小を行うとモアレ(干渉縞)等を引き起こすことがあり、非常に破壊的であるということが挙げられます。様々な様式での作品作りをこのサイトで行っていきたい1ユーザーの私としては、このような代替手段もないファイルサイズの制限をポリシーとして採用する悪影響を受けたくはありません。
そもそも、ワールドワイドウェブの画期的な利点は、リソースの位置指定と利用が単方向的であるということです。これを何らかの理由で一部制限する場合、そのサービスの目的(SCP-JPであるならば創作活動)を阻害しないよう何らかの代替手段を用意する必要があります。ユーザーコンポーネントとテーマに関しては(それがどの程度妥当であるかはこのポストでは扱いませんが)ある程度の手段が用意されています。しかし、アートワーク含む画像に関しては、良く言っても貧弱で実質的に代替手段が存在しません。また、代替手段を自弁して用いることもできません。主に上記の理由から、この案に反対いたします。
羊飼いP @hitsujikaip
文言が変更されたため上記の懸念点がおおむね解消されました。これに関する反対を取り下げます。
羊飼いP @hitsujikaip
意見です
外部includeについては将来的には一律禁止にするべきだと考えていますが、現状では「禁止にするべき理由」が周知されているとは言い難い状況であると思われます。
草稿には以下のように示されています。
サイトのバックアップの関係上、コンテンツが取得できなくなること、[[include]]元のコンテンツに対してサイトスタッフの権限の及ぶ範囲ではないために制限が行われます
- 外部サイトのものなのでこっち側でバックアップできないし戻せない(と解釈しました)
- 外部サイトなのでスタッフの管轄外
おおむねこのような理解でよいと思いますが、私はそれよりも「セキュリティのリスクが高い」ことに触れるべきだと考えています。
どういうことか? 外部includeとは、簡単に言えばサイト内にサイト外のコンテンツを引っ張り込む手法なわけですが、この外部コンテンツがこれからも健全であるという保証はありません。突然エロやグロに変貌するならまだしも、悪意のあるコードが埋め込まれいろいろな情報が抜かれたり乗っ取りが発生する可能性もあります。
クロスサイトスクリプティングですね。古今東西様々なサイトがこれの餌食になったりならなかったりしています。記事を飾り立てるためにこのようなリスクを許容するべきなのか? は別途議論が必要ではないでしょうか。
ちょっと長くなったのでまとめます。
- 外部includeは、悪意のある外部から攻撃を受けるリスクが常にある
- 草稿に盛り込む前に、この点について議論、周知をするべき
ご検討ください。