■しかく画像
ソース: https://publicdomainq.net/border-collie-dog-animal-0020491/
ライセンス: CC0
タイトル: ボーダーコリー
著作権者: yogiriri
補足: この画像は元画像から加工を行われたもの(SCP-2000-JPライセンス参照)をさらに加工しています。
下書きに批評やコメントをくださった皆様、読んでいただいた皆様にお礼申し上げます。
いずれ補足ページが出来たらうれしいなとぼんやり思っています。よろしくお願いいたします。
こういうテーマで作られる作品って、大体後味の悪いものばかりの印象ですが、これは楽しくて良いですね。
「財団世界」の舞台裏というべきなんでしょうか。
ただ、最後に「(動画の)一部は職員が実際に撮っていた」ことに言及している事でジョークに片足突っ込んでるんじゃないか?という印象を受けました。uvをdvに変えるほどではないですが気になる点です。
ありがとうございます。楽しんでいただけたようで何より嬉しいです。
その点に関してですが、メタ的視点からぶっちゃけてお答えしますと、「後発の動画は財団職員によるものを含む」という言及を入れることで合作jp(メタ的な意味での財団職員が作るもの)への布石としたかった、というようなことを考えていました。
またメタ抜きでお答えしますと、財団がたくさんの部門と職員を抱えているので元々動画編集などに親しんでいる職員(The SillyCat Pictures関係者とかカバーストーリー関連の職務につく人とか)もいるだろうし、そういった人々が余暇でちょっとした他愛のないもの(後発のSCP-1779-JP-Bは長さや形式がまちまちなので、報告書ないの例より短くチープなものも多いつもりでいます)を作る分にはそこまで「おふざけ」の範囲にはならないかな、と考えています。逆探知防止とかもそこまでかけているわけではないので捜索の邪魔にもならないでしょうから。
どうしても色々違和感が拭えなくて-1しました。
LEVEL 1/1779-JP
CLASSIFIED
まずSCP-2000起動ありきのSCP-2000-JPが出た時点で、要求されるセキュリティクリアランスのレベルが4になってしまいます(しかもそれは、CL6への言及が悪い冗談だったみたいなものだったか、あるいはその部分は全く必要なかった場合にのみ限られる)。そんなものをそのままレベル1で出すのは情報保安意識がショボすぎると思いました。
せめて嘘でもいいから「大半の描写は実際にデータベース上に存在する(した)ファイルの情報と細部で異なるか、あるいは完全に別のオブジェクトや収容環境を描写しています。その含意は不明です」ぐらいは言ってほしかった...
そもそも論として大半の報告書は特に指定しない限りレベル2あるいは3であり、CL1の記事に最低限の検閲だけで含めることのできる報告書は極めて限定されていると思います。
http://scp-jp.wikidot.com/security-clearance-levels
レベル1セキュリティクリアランスは収容されている異常物体・存在に対して近いところで作業するものの、直接的ではなく、間接的もしくは情報だけに接触する職員に与えられます。
(微妙に訳が変・あるいは古いバージョンを参照したままアップデートされていないようなので原文も)
http://www.scpwiki.com/security-clearance-levels
Level 1 security clearances are given to personnel working in proximity to but with no direct, indirect, or informational access to anomalous objects or entities in containment.
(訳: レベル1セキュリティクリアランスは収容下にある異常な物体ないし実体の近くで働くが、直接的・間接的な、あるいは情報面での接触はない職員に与えられます)
もしこの記事に適切なCLを設定するなら最低でも4ですが、それだとちょっと終盤が不自然になってしまいます。なぜならおそらく基本CLが4以上の職員は多分そんなに数が多くないので(CL4以上の職員がこぞってNG集ビデオを撮影してるのはlolみが鼻についてジョーク記事じゃなきゃdv直行というのはさておき)。
あと完全に余談ですが、日本の住宅では玄関に土間を設置する必要上、大半の開き戸が外開きであるものの、英語圏では大概内開きです(参考)。SCP-1983の特性により玄関ドアは一旦開いたら外から見えず、異空間に入った他の物質は外に戻れないため、空間外から閉じる運動エネルギーを与えるような干渉も(家を丸ごと回転させるなどしない限りは)不可能ですね。
ご意見ありがとうございます。ひとまず説明の部分は一部加筆しました。
実際のところ、嘘ではなくSCP-1779-JPに出てくるオブジェクトたちの性質は実際のものとは異なっています。そういった機構を持たないSCP-███-JPになぜか「中の人」が存在していてあまつさえ職員の心配をしたりメカ豆腐で笑っちゃっているあたりで示せたかと思いましたが、確かに説明でも示すべきでした。ご提案ありがとうございます。
CLv4の職員たちがこぞって動画撮ってるのはdv待ったなしというところは完全に同意見なので、低CLv向けに解放しておきたいと思っています。CLv2くらいが通常である、というのは自分でもちょっと思ったのですが、不自然さと取っつきやすさの演出効果を考えると後者のほうが大きいかなと思ったのでこのままにすることにします。
・SCP-2000-JP
今でこそタウミエルですが、元は「AO-蝗幃峺」と呼ばれていたあたり「よく迷子になってるメッチャかわいい情報知性体の犬」の存在はそこまで機密ではなかったのではないでしょうか。SCP-2000-JPと呼んだのはメタ読者の参照性のためだったんですが、このたびキャプション内リンクのやりかたを教えていただいたので言及だけ変更いたしました。(ありがとうございました!)
・SCP-1983
「撮影セットがちょっとちゃっちい造りだったので絶対閉まるはずのないドア(勝手に閉まったらすぐ話が終わるドア)が閉まっちゃった」というギャグです。内開きのドアがある家に住んだことがないので風で閉まる事がよくあるかはわかりませんが(反対側の窓が全開だったら閉まらないかなあ)、「風でドアの抑えが外れた」「そもそも壁の向こう側が作られていないくらいの撮影セットだった」あたりかもしれません。
好きです。殺伐とした仕事の多い財団ですが、こういうのを見るとじんわり暖かくなります。
財団職員たちへの愛を感じました。