こちらの最上部となります。
架空の地域伝承を中心とした物語ですが、こういったものを書きつつ自分は民俗的な知識に疎いので、これらの描写に正直不安があります。また、書かれている情報だけでこちらの伝えたい事が伝わるか あるいは多少のヒントで推察できるかも知りたいです。
タグに記す以外に一切情報は出しませんが、この物語は現在"如月工務店"と呼称される存在が、その姿になる前に起こした出来事を発端として書かれています。
民話の出来事:"追いやられたもの"(これは自分の如月のヘッドカノンに基づきます)の共同体=如月の前身から、追いやった敵側の人物(峯太郎)に自身の力を分け与え利する者達(手長足長の夫婦)が現れました。この為に共同体は敗北を喫してしまいますが、服従のテイで相手側に交渉を持ち掛け、自分たちが持つ技術(水害の解決手段や後述の"社"等)を提供する対価として、相手方の"英雄"の身柄を手に入れます。共同体は裏切った身内と捕らえた英雄を共に石棺に閉じ込めて「百代はご利益が続く」社に仕立ててしまいました。共同体は土地を去り逃げのびます。
石棺内の出来事: 実は死ねない身体の裏切り者夫婦のうち、まず旦那がその身を捧げて残り2人の食料となります(なので汚泥の中の細胞片は一部生きています)。しかし、ただの人間である峯太郎は早々に弱り、死にかけてしまいます。女房はこれを生かす為に自らの力を浴びせ続けて無理矢理生命活動を継続させますが、それを続けるうちに峯太郎はぶよぶよとした肉塊に成り果ててしまいました。そして死ねないとはいえ餓えはする女房は、そのうちに肥大化する峯太郎の小肉片をもぎ取って口にし飢餓を凌ぎはじめます。そうとも知らない外部の人間たちはこの漏れ出した力を"子供の成長を促すご利益"だと言って有難がっていました。
外部での出来事: 当時の地域の人間がこの事実を知っていたかは不明ですが、少なくとも「社家」とされた湯田家はそれに関わっており、また時期が来れば封も解けて、峯太郎を裏切った自分たちに真っ先にその怨み/呪いが降り掛かると理解していました。そこで利益にからめた儀式を騙ってスケープゴートを設置し、自分たちは土地から逃げ、さらにはあえて大幅にタイムリミットを縮めて蓄積される怨嗟を薄めようとします。封が解けて中のものが解き放たれた時、最初の一撃は狙い通りスケープゴートに向かいますが、有り余った怨みはそれを通り越し本来の仇である湯田家、続いて過去の歴代若宮司、そして関係者、地域住民と次々に降りかかり、広がってしまいました。既に"呪い"にその身を変えた女房が、どこまでその憎悪を振りまくかはもはや分かりません。
以上が、自分が(可能ならば直接的言及はできるだけ避けつつ)描きたいこの記事の背景の物語となります。
上記に加え、誤字脱字や言い回し・文章構成も含めて、全般的にご意見いただければ幸いです。
お手数ですが、ご批評の程よろしくお願い致します。
>青文字
文字色をかえる必要はないようにおもわれました
> SCP-XXX-JP敷地は土砂災害危険箇所であるという旨のカバーストーリーを用いて隔離し
SCP-XXX-JP敷地内はカバーストーリー「土砂災害危険地域」を用いて隔離し としたほうがいいかもしれません
>民間人の侵入を抑止する文言が記載されます。
>足掛かりとなりました。
>数値にまで無力化しています。
>
少し表現をかえたほうがいいかもしれません
>境内最奥部に存在し
存在ではなく、位置のほうがいいかもしれません
>その前方銅板葺の拝殿から鳥居までが石畳と玉砂利の参道で結ばれています
結ぶではなくほかの表現のほうがいいかもしれません
>通常の1.5~2倍の成長という特筆すべき大型化
成長するという としたほうがいいかもしれません
>の想定は不確定なものとなります。
ものとなっています としたほうがいいかもしれません
>補足 結果
上、一行あけたほうがいいかもしれません
>2-2.5mの
-ではなく〜のほうがいいかもしれません
to2to2さん
文章表現へのご意見有り難うございます。
>青文字
これについては特にこだわりのある表現ではありませんでしたので、ご指摘の様に変更いたしました。
>民間人の侵入を抑止する文言が記載されます。
>足掛かりとなりました。
>数値にまで無力化しています。
結ばれています
これらは上からそれぞれ、「民間人の侵入に対して抑止する文言」「端緒となりました」「無効化しています」「接続されています」と変更いたしました。
存在ではなく、位置
成長するという
ものとなっています
上、一行
-ではなく〜
これらもその通りに変更しています。なお2点目については文章の流れに合わせて「通常の1.5~2倍程度の成長をするという」とし、4点目では併せて付記の上にも空行を追加しております。
カバーストーリー「土砂災害危険地域」を用いて隔離
申し訳ありません...実は自分はこの《カバーストーリー「○しろまる○しろまる○しろまる」を用いる》という定型の言い回しが違和感を感じてあまり好きではなく、しばらく前から意図的にこの様に変えているのです。(恐らくこれは僕の中で"カバーストーリー"に対して抱いている印象が関わっているのだと思います)なので、一旦そのままで...とはいえ自分の使うそれが正しい表現であるかは甚だ疑問の残る所ではありますので、ここに関しては、他の方にもご意見を伺いたいところではあります。
早速のコメントを頂き有り難うございました。この修正で少しでも査読時の違和感を解消できていたら幸いです。
引き続き、他にもご指摘・ご意見等いただけましたら幸いです。
よろしくお願い申し上げます。
SCP-1511-JP - 峯太郎と手長足長 として投稿いたしました。
ご協力いただき、ありがとうございます。