「情報生命体」の定義については僕はよく知らないので、なんとも言えませんが
実験記録003 - 日付1996年08月15日でいきなり攻撃というのは、どうも性急に感じます......三番目の実験ですよね?コミュニケーションを試みた次に「SCP-191-JPへの想像上の攻撃」そのものを目的とした実験というのはちょっと乱暴な気がします。
SCP-191-JPは、「██寺のちんちろ和尚」と言う人物に対して、各人が自然に持つ共通認識、または集団テレパシーです。その人種、文化圏、生活環境に関わらず、あらゆる人物からの「██寺のちんちろ和尚」について得られる情報は常に日本語に翻訳された状態で本質的に同一の内容であり、これらの性質から、SCP-191-JPは何らかの手段で人間の脳内に生息する情報生命体であると推測されています。
上に挙げた程度の情報で「情報生命体」であるということが推測できるんですよね?つまりは、おそらくこの実験を行う前に「情報生命体」であることは推測できると思います。
「情報生命体」の定義は財団が定義している用語なので僕には分かりませんが、『生命』という言葉を使う以上、典型的な生命現象たる「死」がないわけではないのでしょう?不可逆に実験対象を損なう可能性のある実験を、いきなりやるというのはどうにも...僕には納得できませんでした
>SCP-191-JPの正確な情報を記した文書は
情報が記載された文章は としたほうがいいかもしれません
>あらゆる人物からの「██寺のちんちろ和尚」について得られる情報は常に日本語に翻訳された状態で本質的に同一の内容であり、
翻訳ではなく、置換などのほうがいいかもしれません
>SCP-191-JPに暴露させたDクラス職員一名。
漢数字ではなく半角数字のほうがいいかもしれません
>分析
>Dクラス:
:のあとは半角スペース
>「新しいカウンセリング」っ言われたけど
誤字があるようです
>カウンセラー・██:
上、一行あけたほうがいいかもしれません
>クラス:なぁ、これは本当に何なんだ!?あいつは一体なんでブッ倒れたんだ?それに......
>東郷博士: ......和尚さんは寺に籠り、大日如来様にひたすらお願いをしました。すると......
文末に「。」
マッド・███怒りの(著作に対してじゃないよ!)SCP解説
空想科学部門どころかヒューム値の概念が生まれたての最初期の作品。異常な共有意識(知識)を有する昔話だと思いきや、実は登場人物に意思があるのではないのかと展開するというシンプルさながら陳腐さを感じさせない良作です。