SCP-2336-JP
評価: -5

クレジット

タイトル: SCP-2336-JP - 𐤒
著者: R-00X R-00X
作成年: 2022

評価: -5

アイテム番号: SCP-2336-JP

オブジェクトクラス: Qulielfi Qimranut

特別収容プロトコル: SCP-2336-JPはQuadrantでQuenchされます。Qestionnairesはquibbleされた後、quellされます。
20██/██更新: SCP-2336-JPはquasistaticにおかれます。Quiresはquagmireです。

説明: SCP-2336-JPは、qaraimです。オブジェクトはqualifierを持ちます。オブジェクトは、quietudeです。

Qoph Quay Quill

SCP-2336-JPは、quietismを持ちます。Quibblesは、quiesceされます。

quandaryの時、その人物は、Queueを記述する事が可能となります。Queueの多くは、queryであり、quotidianです。

試験的インタビューログ2336-JP - 日付20██/██/██

インタビュー対象: アヒラム博士(ID: Dr_Ahiram)

インタビュアー: バルテルミ博士(ID: Barthelemy)

付記: インタビューは、SCP-2336-JP収容セル内のインタビュー対象とインタビュールーム内のインタビュアーによって、チャット形式で行われた。インタビューは英語にて行われ、その後文字列以外が和訳されている。記録内でオブジェクトの反ミーム性を受け得る部分は既に除去されている。

<記録開始>

Barthelemy- それでは、インタビューを開始する

Barthelemy- これは4回目だったか?

Dr_Ahiram- Quintsection

Dr_Ahiram- つまり、5回目だ

Dr_Ahiram- まず我々は3度同じ事を繰り返し、4度目で我々は一応の成功を収めて、

Barthelemy- この5度目において方法論を確立する

Dr_Ahiram- その通り

Dr_Ahiram- では、至近の研究結果から研究班の出した結論の要点をまとめると、

Dr_Ahiram- The qaddis quashes by quoting qiddus, and the quietude is its quions with the quabbalah, but without the queues.

Barthelemy- あー、うん

Barthelemy- あれだな、あれ

Barthelemy- 一単語ずつだ

Barthelemy- とにかく、一単語ずつ処理する、そうだな?

Dr_Ahiram- そうだ

Barthelemy- では、まず、qaddis

Barthelemy- 資料によると、多くの場合は「神秘性を伴う古文書」を意味する傾向が多い、とされている

Dr_Ahiram- そうだな、より厳密に言えばquaintな古文書というべきか

Dr_Ahiram- 言い換えると、具体的な神の名においてでなく、その外観として神秘性を感じさせられる、そういうニュアンスを含む

Barthelemy- なるほど、とは言っても、この文脈においてはあまり重要な部分ではないだろう

Barthelemy- 次、quash。反ミーム性、それも情報を削除する具体的な標的を持つタイプのそれに対して使われる傾向にあるようだが、何か補足は?

Dr_Ahiram- 物理的な現象である事が重要だ。魔法のように何もかもが無かったことになるのではなく、物理的に、その情報を文字どおり削り取る、そのような意味を持つ言葉だ

Dr_Ahiram- ただ、この表現を記憶、及び人の脳に対して用いていいのかは、まだ分からない

Barthelemy- そいつは次までの"宿題"だな

Barthelemy- 次だが、quote、こいつは初対面の文字列だな

Barthelemy- 素直に読めば"引用する"を意味すると推測できるが?

Dr_Ahiram- 待ってくれ、どう言い換えるべきか考える

Dr_Ahiram- つまり、quarrying its quiddityだ。

Dr_Ahiram- おっと、違うんだ、待ってくれ、違うぞ

Dr_Ahiram- quarryは、つまるところ抜粋するという事で、特に関連した事柄は度外視した上で一要素のみに着目する、という意味合いだ

Barthelemy- おっと、落ち着いてくれ

Barthelemy- quoteの意味がわかれば十分だぞ?

Dr_Ahiram- あー、それはそうだ、ウン

Dr_Ahiram- それが本来持っている特性ないしは性質があるだろう?その延長として異常性を発揮させたり、極端化した性質を発揮する、とそういう意味合いが最も近い、筈だ

[省略]

Dr_Ahiram- queueは、今更説明も要らないんじゃないか?

Barthelemy- 「文字列」の事でいいんだろう?

Dr_Ahiram- ああ

Dr_Ahiram- これで一通り注釈は付け終わった筈だな?

Barthelemy- そうだな、今出力してみよう

Barthelemy- /print Q_with_fn1

The qaddis quashes by quoting qiddus, and the quietude is its quions with the quabbalah, but without the queues.

Barthelemy- さて、どうだ

Dr_Ahiram- オーケー、意味に大きな齟齬はないようだ

Dr_Ahiram- むしろ、そちらはどうなんだ?

Barthelemy- ?

Dr_Ahiram- Queue一つ一つの意味は良いとして、文章全体は理解できるのか?

Barthelemy- 待ってくれ

Barthelemy- ううむ、表現が難しいが、「理解した」という感覚はあるのに、具体的に何を理解したのかと自問しても、何も出てこない

Barthelemy- カレッジでε-δ論法を習った時以来の感覚だよ

Dr_Ahiram- なるほど、やはりオブジェクトの維持管理や研究は収容室内で行うしかないか

Barthelemy- 今の汎用的な収容セルは些か窮屈だな

Dr_Ahiram- そうだな、するべきだ

Dr_Ahiram- すまない、誤送信だ、言い換えを考えていたんだ

Dr_Ahiram- 収容プロトコルを整えなければ、as soon as possibleできる限り早く

Dr_Ahiram- と言っても、そんな全力を尽くすという程じゃなく、それなりの時間に収められるような程度で

Barthelemy- quickly直ぐになら、言い換えなくても通じるぞ

Dr_Ahiram- あれっ

<記録終了>

終了報告書: Quickieは、quid pro quoの様だ。あと、qualmだな。例えば、日本とか。

Quantitiesより、quibblesはqualifyされています。また、questionaireにおいては、quixoticです。事案記録-2336-JPを参照。

補遺: 事案記録-2336-JP - 20██/██/██、quarantinersされ、quantitateました。死者の内2名は、quadriplegicで、もう2名の遺体はquirkされています。

事案当時、quondamでしたが、quizzyでした。

以下は、残存していた判読可能な記録です。

Quaver

Quarto

Quarantine

Quoth

Footnotes
. 観測上、オブジェクトは二つの異なる異常性を発現し、一方がもう一方に対して拮抗的に作用する事で、総体としてはSafe相当の収容難度である意。
. 観測上、オブジェクトは多数の異なる異常性を保持・発現し、その内の一つがその他異常性に対して自己収容的に作用する事で、総体としてはEuclid相当の収容難度である意。
. 実験室を兼ねた低危険度物品収容セル内と、その中に設置された紙片保管用の金庫の意。
. オブジェクト自体とその副産物双方が収容される意。
. オブジェクトに関する全ての資料の意。特に、オブジェクトの観測的な調査内容に重点をおいた表現。
. オブジェクトの影響を受けた状態での、オブジェクトに関する執筆・編纂・保管作業の意。
. 文書翻訳のプロトコルに従って注釈を付け加えた複製が作成され、外部のストレージにこの複製が情報として提供される意。
. オブジェクトが収まる最低限の寸法を持った透明なケースに収容され、不用意に内容を確認できないように対処された状態の意。
. オブジェクト内に記述された諸情報を、科学的手法によって解析する試みの意。
. 事案記録-2336-JPの詳細な調査と、それによって決定されるオブジェクトの収容方針の決定が優先事項となっている事による、無期限の計画凍結状態の意。
. 複合的なミーム異常性を持った古文書の意。
. パピルス製のページと羊皮紙の表紙、そしてそれらに施された、金の刺繍による「𐤒(フェニキア文字におけるQのアルファベットを示す)」の字を大きくあしらった装丁の意。
. そのほぼ全てのページが付着した多量の血液によって固着して閲覧不能であるにも拘らず、表紙には血痕を含めた汚れや損傷は存在しない事の意。また、辛うじて判読可能な扉のページに、以下の記述を含む事も意味する。
. 筆跡という名の糸でもって、紙という形而下と意味という形而上を縫い止める縫い針の意。
. 知識の不足や誤解によって生じる、人の知る世界の限界点の意。
. 人類の世界から未知なる神の世界へ歩み出すための、筆記という行為の再定義の意。
. オブジェクトに関する情報に発生する反ミーム性と、その反ミーム性に対して優越する限定的なミーム異常性の意。
. 人間の記憶を含む、あらゆる記録媒体上のオブジェクト関連情報の意。
. それ自体を記述する情報から、それに対する操作の記録やオブジェクトを観測した際の所感まで、実体を類推可能とする諸情報にも及ぶ全てを、その記述部分の初期化によって消去する意。
. 強い血の臭いによって同定される、半径5mほどのそれを中心とした一定空間で、何らかの文章を直筆で記述する行為の意。
. 異常なミーム影響を伴う、Q及びQと同源の文字をイニシャルとする単語の意。特に、既存の単語や一般的な成語規則から逸脱しない程度の造語を指す表現。
. 元となった単語とはかけ離れた、極めて詳細かつ用法の限定された意味合いを持ち、空間内の人間のみがそれを完全な形で理解する事が可能な文字列の意
. 空間内において一般的な観念として扱われ、思考・筆記・判読・会話の過程において非異常性の単語との区別が不可能である意。
. 具体的な神格に依拠することなく神秘性を伴う古文書の意。
. 物理的な作用を以って、異常性の標的となる情報を削除する反ミーム性を発現する意。
. それが元来持つ性質が、異常なほどに極端な形で発露する意。
. 羊皮紙の表面を削り取り、誤った内容を削除する意。
. 反ミーム性によって消去される/された諸情報の意。
. 特定の性質の対象となる集合の意。特に、それが必要十分な範囲を規定してる際に用いられる。
. 書籍に用いられる文字などの表現媒体は度外視した、その記述内容などの本質的情報の意。
. Q及びQと同源の文字をイニシャルとする文字列の意。この場合、文字列によって記載された文章などではなく、あくまで文字列一つ一つに着目することを強調した表現。
. 文字列を用いてオブジェクトに関する情報を表記し、各文字列毎にその意味を記載する方法論の意。
. ある程度の有効性を示したものの、オブジェクト影響下での収容作業を影響外で代替する程の効力は持たない意。
. 英語圏でオブジェクトを扱おうとすると文字列の区別が困難であり、より"Q"に馴染みの薄い言語圏で収容すべきであるという思案の意。
. 上記インタビューに代表される、複数の情報伝達試験と、そこから得られた結果の意
. オブジェクトに関する諸報告書の意。
. 一度異常性を受けた上で作成され、その後個々の文字列に対して非影響者が注釈をつける意。
. 収容セル内で独立的に実施される、オブジェクトに対する諸研究の意。
. 血液で固着したオブジェクトのページに関する修復作業と、内容の解析が進行中である意。
. 警報装置によって、SCP-2336-JP収容セル内で瞬間的な現実改変的・神学的要素を含む異常な測定値の変動が記録されている意。
. 現場に急行した機動部隊によって、収容セル内部でSCP-2336-JPの研究に従事していたと思われる研究員4名の死亡が確認される意。
. 自らの手で眼孔にハサミを突き立て幾度も開閉させた事で死亡し、その身体から皮膚・骨・臓器などが摘出された状態である意。
. それぞれをSCP-████-JP、SCP-████-JPとして厳重に収容し、研究を行う意。
. 収容セル内には、遺体から切り出された身体の一部で製作された多数の碑文入りのモニュメントや、壁面を埋め尽くす様に極度に酸化した血液で描かれた文様などが存在する意。
. 機動部隊が到達した時点でその殆どは反ミーム性により破壊されていたため、それらの記述の意図が不明である意。
. 表現しうる限り最も深遠で、逃れ難い恐怖の意。
. 触れ得ざるものを縫い止め、この世に現界させた紙片の意
. 己の引き攣った皮膚でもって作り上げた、おおよそ全ての自己言及を抹消する羊皮紙の意。
. それが「この世に招いてしまった災厄」なのか、「紙上に縛り付けることに成功した悪鬼」なのか、志を共にする物に、その問いかけを託す意。
ページリビジョン: 9, 最終更新: 21 Sep 2022 00:16
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