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2008年07月23日

ありがとうキハ52@米坂線;後編

美味しいモノも書きますから、どーか後編にもお付き合い下さい。

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小国駅の待合室に入ったところ、そこでわたしを待ち受けていたのは...なな何と《ツキノワグマ》でした!
ま、もちろん剥製ですが。

意外なコトに、そんなに大きくないんですよね。ヒグマならかなりのもんでしょうが。
大型犬くらいでしょうか。山で一番遭いたくない動物ですが、よく見ると結構かわいー顔をしてます。

案外いーヤツだったりするんじゃないか?だいたいクマだってヒトに遭いたくないんですよね。遭ってしまったらクマとしての面子があるから、しかたなくヒトと闘ってるんですよね。

そんなコトを思いながら、ふとクマの足先を見ると...人間の指より太いこの爪!コワっ!
やっぱり遭いたくないです。

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定刻どおり坂町駅に到着。もうこれが最後かと思うと...やっぱり悲しいものがあります。何となく車体に手を当ててみたりしました。

その後、接続列車を待って新潟駅まで。ここで先日紹介した『冷やし山菜そば』を食べたんですが、更に接続する列車に乗って『イタリアン』を買う為に長岡駅を目指せば...途中の新津駅そばの新津運輸区にキハE120を発見しました。米坂線のキハ52・28・58と交代する新型車両です。
顔が無いんですよね、やっぱり。

長岡駅に到着したらダッシュ!10分の接続時間で『イタリアン』をゲットできました。
ホームに戻れば...あれ?雨降ってきた?蒸し暑いのに。加えて雨かよ...。

やって来た接続列車は快速『くびき野4号』。快速とは云え使用車輛は485系。れっきとした特急用です。新潟ー秋田間で特急『いなほ』に使われてるヤツですね。

当然のことながら快適です。でも特急料金の要らない快速だから、子ども達のグループなんかが乗ってるところが「ああ、快速だな」と。
この車輛、リニューアルされてるとは云え国鉄型です。これはまだまだ活躍してくれるんでしょうか。

窓の外には日本海。トンネルも多い地区ですが、鯨波駅を過ぎると結構海が見えます。隣にある青海川駅なんて、海に隣接したホームが有名ですね。

写真がその界隈の海です。天候は今ひとつでしたが美しい光景です。冬は大荒れに荒れる日本海も夏は逆に穏やか。実に穏やかです。
あ、手前に置かれた妙なモノは受信機(一般的にはラジオ)ね。

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直江津泊でした。正確には隣接駅から歩いたところにある"その日最安だったホテル"なんですが、周りに繁華街とかが無いところだったので《夜のパトロール》もやり様がなく、おとなしくしてました。

まあ、雨も降ってるし蒸し暑いし。

近くのセブンイレブンへ。氷とか『ミニ五郎』とかウーロン茶とか買いながら、ふとおにぎりコーナーで足が止まりました。

コンビニのおにぎりコーナーって、結構ご当地モノがあるんですよね。今回新潟でみつけたのがこの『越後合わせ味噌と大葉の焼きおにぎり』。名前が長いよう!

味噌焼きおにぎりに大葉って、どこかで食べた様な...と、思い出したのが(追記) 冬の青森・蟹田 (追記ここまで)
あの時は最高気温がマイナスだったりしたので温めてもらいましたが、今回はさすがに...。

コレは味噌焼きおにぎりに大葉、加えて海苔で巻いてありました。味がうるさいかな?と思いきや、案外そんなこともなく美味しく食べられました。


さて翌日。まだまだ当分大丈夫だと思われる大糸線のキハ52にも乗りに行ったんですが、その話はまた後日。
読んで下さってありがとねん!

2008年07月22日

ありがとうキハ52@米坂線;前編

食べ物の話も笑いも書きますから、ちょっとだけローカル線紀行に付き合って下さい。

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やっぱりかわいーキハ52です。「国鉄色に当ればいーな」と思ってましたが、春に訪れた時と同様に新潟色でした。
ま、コレはコレで綺麗なデザインですからいーんです。

以前、3月とは云えまだまだ雪景色の米坂線紀行(詳しくは3/9の記事を参照)を書きましたが、その頃の写真と見比べていただけば、今回は面白いですよ。って、自分で云うのも...。

盛岡からはイベント用を除いて既に引退してますが、その盛岡のキハ52と同様に新潟のキハ52って冷房化されてないんです。天井真ん中にズラリと扇風機が並んでます。

新潟のキハ52も米坂線用だから、当然夏の酷暑地帯を走る訳です。扇風機ぐらいじゃあ何の役にも立たないんじゃないか?と思いますよね。

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大丈夫です。今や貴重な存在ですが、キハ52って窓を開けられるんです。やっぱりねぇ、コレが楽しくて夏の米坂線に毎年通ってたんですよね。

盛岡から撤退するまでは、やっぱり夏の花輪線でも楽しみでした。温泉に入った後のキハの風はまた格別!山田線/岩泉線でも当然毎年楽しみでした。

開け放った窓からは夏色を帯びた爽やかな風が車内に流れ込んできます。特にトンネルに入れば冷房よりも涼しい風が轟音と共に!
車窓は田園地帯が果てしなく広がり続けます。山形と云えば牛肉だけではありません。それ以前に《米どころ》ですから。

10年くらい前かな?いつも買ってるお米屋さんの前を通りがかれば女将さんがわたしを見て
「お兄さん!はえぬきのひとだったよね?」
と。
「いやぁ、はえぬきって云うよりはわたし、どっちかって云うとむしろ叩き上げの方で...あ、お米の話ですか?」
山形米のキャンペーンをやってたんですね。『はえぬき』に『どまんなか』です。有名な駅弁で『牛肉どまんなか』なんてありますよね。
その頃はいつも『はえぬき』を買ってたんですよ、わたし。

この果てしなく広がる田んぼも、雪に覆われてしまうと(追記) こんな感じ (追記ここまで)ですからね。

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何となく語感がかわいー駅・手ノ子の駅名標です。コレも豪雪時期は(追記) コレモン (追記ここまで)ですからね。

いかに冬の降雪が凄まじいか、そして全てが白く覆われた一帯が稲穂のじゅうたんで緑一色に...。
秋には黄金色に染まることでしょう。

あ、田植え時期の、水が張られた田んぼって水鏡状態で美しいんですよね。毎年どこかに観に行ってますが、米坂線には行ってないなぁ。
果てしなく広がる水鏡...きっと美しいことでしょう。

途中、沿線では撮りテツの皆さんが米坂線最後のキハ52を収めようと頑張っておられました。好い写真は撮れたでしょうか。

そして運転停車でしばらく停まった小国(おぐに)駅。ぶらぶらと待合室へ足を運べば...わたしを待ち受けていたのは...?

(後編に続きます。知ってる方はコメント欄に書き込んだりしちゃダメですよ)

2008年07月21日

フレンドの『イタリアン』@『フレンド』cocolo長岡店(新潟県長岡市)

080720_normal-itarian_friend.jpgコレについては説明が要らないくらいに有名でしょうか。
新潟のご当地B級グルメ『イタリアン』です。

焼きそばにミートソースがかかったモノです。新潟市域では『みかづき』が、長岡市域では『フレンド』がチェーン展開してます。

同じ『イタリアン』ですが、両社それぞれ微妙に違うんですよ。
『みかづき』はプラスチックのフォークが、『フレンド』の場合は割り箸が付いてきます。
で、『みかづき』の方が太麺かな?

サイドメニューにも違いがあって、『フレンド』には焼き餃子があります。
両社それぞれ季節バリエーションもありますが、夏の『フレンド』には『激辛カレーイタリアン』がありました。

そうそう、単なるミートソース以外にも、カレーとか色々あるんですよね。

写真はノーマルの『イタリアン』。焼きそばとミートソースが奏でる不思議なハーモニー、ハマるひとは確実にハマります。
わたしもハマったひとりですが。

上にかかったミートソース、普通のスパゲティ用のそれとは違うので、自作するならイチからミートソースを作る必要があるんですよね。ちょっと無理です。

まあやっぱり、焼きそばのソース味と合う様に作られてんでしょうね。

両社とも殆どロードサイド店ばかりなので鉄道旅だとアクセス難ですが、『みかづき』は万代バスセンターに、『フレンド』は長岡駅ビルに店舗があります。
長岡駅の『フレンド』は、場所さえ把握してれば乗り換え時(10分あれば何とかなるかも)に買いに行けますよ。

長岡や新潟に行く機会があれば是非お試し下さい。美味しいですよ♪

『冷やし山菜そば』@JR新潟駅『そば処 新潟庵』(新潟県新潟市)

080720_hiyasisansaisoba_niigata-an.jpg朝から暑いですね。新潟も暑いの何の。日差しが強くてむしろ"熱い"って感じですが。


写真のコレは新潟駅の夏の名物とも云えましょう。夏に新潟駅で乗り換える時なんかにいつも食べてる様な気がします。

まあ、コレだけのもんです。山菜は結構どっさりと載ってますが、山菜の味付けがちょっと塩辛いです。
土地柄でしょうか。夏の塩分補給でしょうか。よく判りません。
たまにありますよね?山菜そばの山菜が塩辛いトコって。

以前は山形みたいに『冷たい山菜そば』名義だった気がしますが。

そ云や以前、直江津の『謙信そば』(改札外北口)で『冷やしそば』と書かれたメニューがあったので、いわゆる『冷やしたぬき』みたいなモノを期待して注文したところ、標準的な『ざるそば』が出てきてビックリしたコトがありました。

サンプルも写真も無かったから、どんなもんか判らなかったんですよね。

山形だとつゆに浸った冷たい麺類は『冷たい〜』ですが、新潟もそうなのかな?なんて思いました。
まあ『ざるそば』だって"冷やし"てるコトは冷やしてるからウソじゃあないんですが。

青空の日本海、穏やかで綺麗です。
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