2018

2018年10月3日(水)
ホモ・ルーデンスのアミューズ
アミューズのために稼いでいる

2018年8月21日(火)
電気スタンド
ワケあり商品だって売り物だ

2018年8月20日(月)
二足のわらじ
芸術家はサロンにはいない

2018年8月18日(土)
得した気持ち
地球の上で生きているだけで得しているのですね

2018年8月16日(木)
後ろ向き
前向きに考えるってムズカシイ

2018年8月2日(木)
見果てぬ夢
夢を見るために働くのだ

2018年7月28日(土)
大きなやかん
大きなやかんの水はなかなか沸かない

2018年7月23日(月)
ハスの花
寅次郎はドブに咲くハスの花

2018年7月8日(日)
時代が濾過するもの
良いものは世界に広まっていくのだけれども

2018年7月6日(金)
素晴らしい人たち
どこに行っても良い人というものはいるものだ

2018年7月2日(月)
戻ってこれないかも
次のワールドカップはVRで見るのでしょうか

2018年6月30日(土)
360度のファンタジー
異国の地を訪れる体験を思い出す時

2018年6月24日(日)
選択できるものならば
日本もポーランドも大事な選択の時期でしょうか

2018年6月21日(木)
人工的幸福感
あれやこれや選択肢を想像してはいけない

2018年6月18日(月)
潜在自然植生
美しいヨーロッパ式庭園とは荒れ野風景だった

2018年4月29日(日)
あそびの発明
こんなに遊ぶことがあっても

2018年4月23日(日)
未来が来た
根源的な恐怖は今もそのままで

2018年4月23日(日)
季節の先取り
地球が暖まって北極の氷が溶け出している

2018年2月17日(土)
ジョンの生き写し
ものごとの本質をつかむということでしょうか

2018年2月4日(日)
AIに恐怖心はあるか
人間とAIの違いとは何なのだろう

2018年1月27日(土)
ジンジャーとレモンマートル
人間のアンサンブルも素晴らしいですが

2018年1月22日(月)
待たされる時間
待たされる間に心が熟成するのかもしれない

2018年1月20日(土)
シースルーになってる
人間もシースルーだとわかりやすいけど

2018年1月14日(日)
AIにはできない(その2)
AIに「男はつらいよ」は書けるのか

2018年1月9日(火)
二セットある
二セットあったほうがいいものもありますが

2018年1月1日(月)
あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします

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レイチェル・リンド

宝石のようなカップ / 小伝馬町のカフェ華月で レイチェル・リンドというおばさんのことを覚えていますか? 「赤毛のアン」に登場する、わりと重要なキャラクターですよね。アンが住むグリーンゲーブルスから丘を下っていったあたりに住んでいました。だから、アンの養父母である、マリラやマシューが街へ向かう時には、どうしてもこのレイチェル・リンドさんの家の前を通ることになります。 家事全般を完ぺきにこなす主婦であり、人の行動倫理を極める教育者でもある。こういう人だから、マリラのアンに対する教育方針にもなにかと口を出す。悪い人ではないんだけど、真面目過ぎてちょっと困った人です。 彼女は、自分の家の周囲で何か変わったことがあると、それが何なのかが理解できるまで、徹底的に調べないと気がすみません。マシューがちょっと正装して通っただけで落ち着かなくなってしまう。 「ああ、これで私の一日は台無しだわ」 いったい何があったのだろうと、行き先をあれこれ詮索しないではいられません。家事も、なにも手につかなくなってしまう。 カナダの田舎アボンリーに住むレイチェル・リンドですが、SNSに時間を費やす僕たちによく似てませんか。 誰がいま何をやっているのか、どこへ行っているのか、何をつぶやいているのか。仕事をしているのか、休暇をとっているのか、誰と食事しているのか、タイムラインをチェックせずにはいられない。 まわりが何をやっているのかいつも気になる。 でもそのくせまわりと同じ事はやりたくない。 みんなそういうものですよね僕たち人間って。

クリングゾルの最後の夏

ヘルマン・ヘッセは、生涯の旺盛な読書を通じて、中国、日本などの東洋思想に惹かれていた。実際に南アジア方面への旅行を通じて著した「インドから」という本もありますし「シッダールダ」という本も書いています。 「クリングゾルの最後の夏」(☆1)という小説は、四十二歳で生涯を閉じようとする一人の画家を主人公にヨーロッパの没落を扱った異色の小編だそうです。読んでみたいけど、なかなか入手できないです。この小説に出てくる主人公たちは、お互いを「杜甫」「李太白」などと呼び合う。彼らの会話は、まるで禅問答。

帝国ホテルについて知ったかぶり

スェーデンで大学教員をされている我が同輩H氏は、フェースブックでほんとに面白いことをつぶやく。彼のお話には、いつもいろいろと考えさせられる。このたび彼は、アマゾンのKindle版で 「ゴッホ-崩れ去った修道院と太陽と讃歌」 という立派な、デジタル本を出版したという。その手際の良さと行動力に感服するわけだが、それより面白かったのは、彼の感想。 キンドル版への登録はそれほど大変ではなく、本ができていれば30分もかからず登録できるという。そして彼はいまのこういうデジタル的な作業と、昔の作業をくらべて振り返る。彼が会社にはいった当時(それは僕がはいったころと一緒だ)は、学会発表の原稿は原稿用紙に手書き、会社の大部屋でチェリーかなんかをスパスパ吸いながら手書きで書いていたって。