SCP-485
評価: +64

アイテム番号: SCP-485

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-485は安全な場所にある鍵で施錠された貸し金庫に常に仕舞われています。

説明: SCP-485は異常にボタンを押しやすいだけの、標準的な格納式ボールペンに見えます。そのボールペンはDahij博士が生命保険更新時に、うっかり盗んでしまったものです。ボールペンは以前、████生命保険会社の代理人████████の物でした。ボールペンの先端を伸ばすたびに、使用者の知っている人が無作為に原因不明の死を遂げます。ボタンの動きが異常に滑らかなので、起きている事に理解や特に考えはなかった被験者達が、試験中忙しなくペンをカチカチしていたことに注目が集まりました。

Dahij博士がぼんやりとデスクでペンをカチカチと押していた時に、話の途中で████████博士が倒れて死亡したことが最初の発見でした。Dahij博士は、職場先を含めた、通常連絡がとれる場所にいるはずの彼の妻に電話をかけ、応答がないことが分かりました。管理者█████は少し驚いた顔のまま死亡していました。そのボールペンは、簡単な追跡試験をして、SCPと認められました。

ペンの作用は、基地の█████ █████で、彼が収容されて以来出会った、生存中の人間は全部で39人しか知らない孤独なDクラス職員により確認されました。前述の人員が残った被験者の90%以上をSCP-485の操作によって殺害しました。彼らは全て基地の同じ宿舎から選ばれていました。試験用の生きた人員を獲得する手続きは、選択過程でさらにランダム化が必要とされるように更新されています。

補遺: 最近、Dahij博士の友人、家族ほぼすべてが巻き込まれた個人的な悲劇が原因で、SCP-485はこれにより非個人の貸し金庫内に管理されることになりました。

メモ: アイツはずっと、あのいまいましいクソッタレたカチカチを一応デスクではやっちゃあいねえ。今度はアイツが泣き叫ぶのをやめてくれりゃあな。 -ブライト博士

ページリビジョン: 10, 最終更新: 21 Feb 2024 12:39
特に指定がない限り、このサイトのすべてのコンテンツはクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス の元で利用可能です。
ページを編集するにはこのボタンをクリックしてください。
セクションごとの編集を切り替えるにはこのボタンをクリックしてください(ページにセクションが設定されている必要があります)。有効になった場合はセクションに"編集"ボタンが設置されます。
ページのソース全体を編集せずに、コンテンツを追加します。
このページが過去にどのように変化したかを調べることができます。
このページについて話をしたいときは、これを使うのが一番簡単な方法です。
このページに添付されたファイルの閲覧や管理を行うことができます。
サイトの管理についての便利なツール。
このページの名前(それに伴いURLやページのカテゴリも)を変更します。
編集せずにこのページのソースコードを閲覧します。
親ページを設定/閲覧できます(パンくずリストの作成やサイトの構造化に用いられます)
管理者にページの違反を通知する。
何か思い通りにいかないことがありますか? 何ができるか調べましょう。
Wikidot.comのシステム概要とヘルプセクションです。
Wikidot 利用規約 ― 何ができるか、何をすべきでないか etc.
Wikidot.com プライバシーポリシー

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /