中国の習近平国家主席は3日、ガボンのボンゴ大統領、ガーナのマハマ大統領、ケニアのケニヤッタ大統領らアフリカ諸国首脳とヨハネスブルグでそれぞれ会談した。人民日報が伝えた。
ボンゴ大統領との会談で習主席は「双方は伝統的親善をしっかりと継承し、両国関係の政治的基礎を固め、人的・文化協力を積極的に展開する必要がある。中国側はガボン側との生産能力、農業、新エネルギーなどの互恵協力の拡大を支持し、ガボンのインフラ整備とエネルギー資源開発への中国企業の参加を奨励する。重大な国際・地域問題についてガボン側との意思疎通と調整を強化したい」と表明した。
マハマ大統領との会談で習主席は「双方は戦略面の相互信頼を深化し、引き続き揺るぎなく支持し合い、共通利益を守る必要がある。互恵協力を拡大する必要がある。中国側はさらに多くの中国企業がガーナで投資し、事業展開し、ガーナの電力、通信、港湾、道路などインフラ事業の建設と運営に積極的に参加することを支持する」と表明した。
ケニヤッタ大統領との会談で習主席は「双方は政治的相互信頼を揺るぎないものにし、ハイレベル交流を継続する必要がある。互恵協力を拡大し、鉄道、経済特区など重大な協力事業をしっかりと実施する必要がある。人的・文化交流を緊密化し、中国・アフリカ共同研究センター、中国文化センターなどの事業を推進し、環境・野生動物保護協力を展開する必要がある。国際協力を深化し、気候変動など重大な国際・地域問題で意思疎通と調整を強化する必要がある」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年12月4日
