中国の習近平国家主席は14日、20カ国・地域(G20)首脳会議への出席と、オーストラリア公式訪問のため、同国の首都ブリスベンに到着した。新華網が伝えた。
現地時間午後9時50分ごろ、習主席を乗せた専用機がブリスベン国際空港に到着した。専用機を降りた習主席と彭麗媛夫人を、ピーター・コスグローブ連邦総督が出迎えた。
習主席は、オーストラリアの国民に心からの挨拶と祝福を伝えたほか、「秋深まる北京から、初夏を迎えたブリスベンに到着した。飛行機を降りた瞬間、オーストラリアの夏らしい雰囲気を感じると共に、オーストラリアの人々の友好と、オーストラリア・中国の国民間の深い友情を感じることができた。今回の訪問では、オーストラリアの指導者や各界の友人と努力し、両国関係を新たな高みに押し上げ、各分野での協力で新たなステップを踏み出すことを望んでいる」と指摘した。
習主席はまた、「G20首脳会議では、他の加盟国の指導者と共にグローバル経済ガバナンスを推進し、手を携えて数多くの課題に対応し、共同発展と繁栄を促進していきたい」と強調した。
習主席はオーストラリア訪問後、ニュージーランド、フィジー共和国への公式訪問を行い、フィジーでは国交を樹立している太平洋島嶼国の首脳と会談する。(編集SN)
「人民網日本語版」2014年11月15日
