« 2007年8月 | トップページ | 2007年10月 »
070927vte2ただいまヴィエンチャンにいます。先週のラオス・フェスのことを書こうと思いきや、時間的にちょっと間に合わなく...。フェスについては後日にお伝えします。
070927vte4さてさて、昨日無事に到着し、今朝初めてラオス事務所に足を運びました。いや〜やっぱり広いですね(しみじみ.)。本日のヴィエンチャンは鈍よりした曇り空だったのですが、午後から大雨。 3年ぶりのラオスは、改めて道路がきれいになったなーと思いました。信号や歩道もずいぶん増えてるし。
事務所の中は、セコンやチャンパサックなどの南部にこれから070927vte1 配布する本で溢れています。 そして、図書室には学校帰りの子どもが本を読みに。賑やかな雰囲気の事務所です。(東京事務所・関/ラオスに出張中)
9月かImg_61851ら学校が始まり、お昼休みの時間12:30を過ぎると、近くの中学校に通う生徒がたくさん事務所の図書室に本を読みに来ています。図書室担当のアナチャックさん はとてもうれしそうに生徒たちの対応をしています。(ラオス事務所・猿田)
Img_59601ベースライン調査でヴィエンチャン県に行ってきました。
今年は、ヴィエンチャン県90校に新規に図書配付を行います。まだ本が届いていない学校の状態を調査するため、学校を訪問し、インタビュー調査を行いました。
Img_25341 ベースライン調査では、学校の状況の他、村の状況についても聞きます。電気が来ている村では、ほぼ100%の世帯でテレビがあるという答えでした。本よりテレビの普及の早さに驚きます。主な科目である国語・算数・私たちのまわりの世界(理科と社会をあわせたような科目)の教科書の普及状況を聞いたところ、ヴィエンチャン都に近いヴィエンチャン県でさえ、教育省から届く教科書は全生徒には行き渡っておらず、一部、親が購入したり、数名で1冊を使用したりしていました 。
ヒンフーップ郡で図書が届いていない最後の1校だと言われた学校は、カムー族の子どもたちが通う小学校でした。カムー族は、ラオス語ではない、独自の言葉をもっています。3年生にインタビュー調査をしたところ、当会ラオス人スタッフのラオス語での質問が伝わらず、先生の通訳(ラオス語→カムー族の言葉)が必要でした。ラオス語が母語ではない子どもたちにとって、ラオス語の習得は簡単ではありません。
Img_60141_2訪問した6校のうち、5校が、日本人による支援で新校舎が建てられていました。日本人は学校を建てるのが好きなのですね・・・。
村では、ラオ・ハイとアヒルの肉をごちそうになりました。 (ラオス事務所・猿田)
今度の日曜・月曜はラオスフェスティバル2007。初めてのラオスフェスとあって、どんな雰囲気になるのか、ちょっぴり不安ながらも楽しみです。
先週のHp070915土曜日、六本木のラオス大使館でラオスフェス関係者の集まりがありました。 そこで聞いた情報だと、今回参加するブースは58。「ラオスのこども」も参加しますが、他にもSVAクラフトエイドさんや東京外大の学生さん、在日ラオス人留学生やラオス国営航空さん、寮都産業さんなど、お馴染みの方々が出展。留学生らはラオス料理を作るとか。また、約30ブースが飲食関係。タイ料理関係者も結構多いようです。
大使館ではHp070915b、きれいに盛りつけられたラオス料理を堪能。カオニャオを片手についつい欲張ってしまいました♪あ、ちゃんと仕事もしましたのでご安心を。事務局長の目がヒカって?たので・・・。ラオス・フェスティバルのHPもぜひ覗いてみてください!http://www.laos-festival.com/(東京事務所・関)
Img_59301 9月8日は国際識字の日です。国際識字の日のイベントが、国立文化ホールで行われました。今年は、SVAとRtR、国立図書館、教育省ノンフォーマル教育局が主催となり、SVA,RtR、シートン・カルチャー・クラブ、CCC(子ども文化センター)、CEC(子ども教育開発センター)、ヴィエンチャン県図書館、タンミーサイ図書館、ヴィエンチャン周辺の学校の子どもたImg_59271ちなどがステージで、踊りや演劇、歌、紙芝居の実演等々を発表しました。
ルアンパバンから、歌手も招き、会場はとても盛り上がっていました。
このイベントでは、ビア・ラーオ、M-Phone、ETL、ポンサワン銀行、シェル、デイインホテル等々、ラオス国内の企業に支援要請をし、たくさんの企業から支援をもらったそうです。
Img_59241 当会は、出版した図書の展示とパネル展示を行いました。(ラオス事務所・猿田)
10月Img_59111から図書配付が始まります。ただ今、事務所は、図書であふれています。
今年は、ラオスの大学生ボランティア、日本人ボランティアなど、いろいろな方のご協力のもと、図書セットづくりが行われています。
図書の選定→図書を注文→図書にスタンプを押す→配付する冊数ずつ箱に入れる→箱に入れた図書の冊数が間違っていないかを確認→封をする
Img_59121 ラオスでは、使用済み段ボール箱もただでは手に入りません。図書配付のためには段ボール箱が何百個と必要です。スタッフは毎回、使用済み段ボール箱を注文して、注文先で用意ができたら、取りに行くという方法で、段ボール箱を集めています。(ラオス事務所・猿田)
麻布十番納涼祭りの手伝いをしてくれたラオス人留学生たち。とても印象的だったのは、彼らを学生寮から馬込の調理室まで案内した時のことでした。
朝9時30分の集合ですが、時間までに来ていたのはリーダーのみ...。彼は「皆を呼んでくるね!」と言いながら、やっと何人か連れてきてくれました。が、後から集まった留学生も「呼んでくるね!」と、来ては消え、来ては消え...。一体いつになったら全員集合になるのかな〜と気長に待っていたところ、リーダー(気遣い屋さん)は「お腹空いたでしょ?」とカオニャオ(モチ米)をご馳走してくれました。(集合時間は過ぎているのに!)
ようやく動きだし、電車の時には、行き方を知らないはずの彼らですが、ぐんぐん前を歩きます。乗車中も留学生同士バラバラに座り、たまたま近くに座ったら話すという感じでした。もしも日本人学生同士だったら、来て間もない異国で知らない場所に行く際は、もう少し固まって行動しそうなもの。ですが、ラオス人学生のこの肩肘の張らない集団行動が、お気楽でいいと感じます。まさにボーペンニャン精神です。
そんな彼らの精神は、販売や調理で人手が足りなく、力仕事を沢山お願いした時は、嫌な顔一つせず協力してくれました。ボーペンニャ精神=やるときはやるぞ精神に!。彼らの活躍には本当に感謝です。やるときはやるぞ精神、見習わなくては!(東京事務所インターン・山崎)
9月に入り、今週の月曜日から、新学期が始まりました。ラオスでは、9月から新しい学年になります。が、ヴィエンチャンの多くの学校で、授業を始めるための準備が間に合わず、授業を始めることができなくなったそうです。
学校では、机や椅子、教科書、文房具などの準備することになっていますが、その準備が間に合わなかった。と9/4付のVientiane Timesに記事が掲載されていました。スタッフの子どもが通っている学校も今週は授業をやっていないと言っていました。
そんなこともあるんですね。(ラオス事務所・猿田)
Update1 25周年記念イベントの記事が、ラオスの「UPDATE」という雑誌に掲載されました。この雑誌は全カラーで、掲載記事もカラーです。(ラオス事務所・猿田)