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音犬ミュートの「今夜は君を帰さない」

縦はトアロード、横は生田新道。 かつてロバート・ジョンソンが悪魔と契約したという伝説の交差点に位置する、神戸を代表するライブハウス「KOBE LIVE ACT BAR VARIT.」の番犬やってます、ミュートだワン。よしなに。

2018年01月

ほぼ一カ月遅れですがあけましておめでとうございますだワン!
去年から始まったこのブログですが、WEAVERのビーバー君と一緒に映ったショットを使った瞬間に一気にリツイートといいねが爆裂、「ああ、やっぱ、人気者ってエエなぁ、、、」と豆腐とネギだけのすき焼きを家でつつきながら紅白のエレカシを観て、僕の2017年は終わったワン!
ぼ、僕だっていつの日か輝くワン。そう、今宵の月のように。

くろまる

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さて。WEAVERのソールドアウト公演で終わった神戸VARIT.の2017年。
三が日の間、VARIT.はおやすみ。
僕はインターネットで犬専用のおせち料理(ええもん喰うとんなあ、オイ!)を見ながら、ひたすらいつもと代わり映えしないドッグフードを誰もいないVARIT.で一人むさぼり続けていたワン。
おかげでばっちり正月太り。
みんなが出勤してきた時の第一声は「ミュートじゃなくてミートやんけ!」だったワン。
そんな一月四日。
2018年を始めるイベントは、、、

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十代白書〜〜〜!
なんと予選で優勝したら、決勝大会はBIG CATのステージに立てるんだワン!

SHI・SHA・MO?(し・か・も?とかけてるワン! 爆笑だワン!)

決勝大会でグランプリを受賞したアーティストはインディーズCDデビュー&KANSAI LOVERS 2018に出演決定!
という魅力的なイベントなんだワン!
名前の通り、応募は十代のアーティストのみなので、どれだけ才能を持った大泉逸郎が「」を持ってきてもエントリーすることはできないワン。ソーリー。

くろまる

それにしても十代白書は、やっぱりものすごい熱量を持ったイベントだワン。
若さだけがすべて、ではもちろんないけれど、泣いたり笑ったり、ひねくれているヤツすらすら真っすぐにひねくれていて。
そういうキラキラしたものって、ちゃんと目に見えるから不思議だワン!((削除) 大丈夫、クスリはキメてないワン (削除ここまで))
この日はお客さんもいっぱい。親御さんだったり、友達だったり、はたまた部活動の繋がりだったり。
きっとライブハウスに来るのが初めて! っていう人もたくさんいたはずだワン。
音は大きいし、知ってる曲なんて流れないし、地下だし、どういうところか分からないし。。。
それでも、ここにははちきれそうな夢が確かにあること、伝わってくれると嬉しいワン。
そしてそのドキドキを共有することができたなら、、、またライブハウスに遊びに来てほしいワン!

予選大会の優勝アーティストは、門脇更紗ちゃん!
本番前にアコギの音が出なくなる、というトラブルに対しても、のちに「もし音が出なかったらアカペラでやろうと思ってました!」ととことん前向きな姿勢でトライできる強さが結果に繋がったワン!
準優勝アーティストはDict.。
まだまだ青さのある中に、確かな情熱が光っていたワン!

くろまる

一月のスピード感はめまぐるしく、
・6日は「VISUAROUND KOBE」という大きなビジュアル系のフェス
・9日は

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VARIT.の若手アーティストが必殺の二曲をひっさげて弾き語りバトルをする「神戸VARIT.ピンスペシャル!」

・10日はVARIT.スタッフで新年会! えべっさんに行って、

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なんばグランド花月へ吉本新喜劇を観に行き、

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晩はTROOPカフェでディナー。という豪華な一日!

・12日は

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VARIT.が親しくさせてもらっている関係者の皆様を招いて、お代はこっち持ち! の新年会

・16〜20日は「KOBE MUSIC CYCLE」と題したイベント! VARIT.からはValeines、Nadack、ポンジー、THE TOMBOYSらが出演

と、一つ一つのトピックを取り上げているといくら時間があっても足りないので箇条書きにさせてもらったワンが、中身のぎゅっと詰まった一カ月でスタートを切ることができそうだワン!

そんなワケで皆様、今年も神戸VARIT.をよろしくだワン!

くろまる

追伸。














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子供ができました。

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さて、忘年会二日目は上記の面々だワン。

Frankleedが、若さ溢れる演奏で高らかに開始の合図を告げると、アコースティックステージではVARIT.名物男の松山俊輔がいぶし銀に弾き語り!
続いてあらたに三人で臨んだ帰国子女奥谷率いるOily Tea & Wafflesが、今年最高のライブ!
そのバトンを受け継ぎ、門脇更紗が芯の強さと凛々しさを見せたワン!
ここからアコースティックが続き、これまたVARIT.名物男のJustin Baconが酔いどれ共に送る名曲を熱唱! 山口穂乃佳は繊細さと大胆さが同居する、彼女らしいライブだったワン!

そして、店長の南出さんがかつて組んでいたHITMAN STYLEがついに復活!
とんでもない熱量を内に秘めながら疾走していく楽曲たちに、初見のみんなも釘付けだったワン!

HITMANのあとが務まるのは今村モータースさんだけ!
胸の中が暖かくなるような素晴らしい唄声のサポート・ドラムには谷君!
この日だけしか見ることのできないアクトだったワン!

さらにさらに、神戸VARIT.といえばThe Musique! 復活!
この日はオリジナルメンバーでの演奏でVARIT.も大盛り上がりだったワン!
僕が王様だったころ、の演奏が終わった辺りから記憶がなく、、、
Valeines、Lotus leafとVARIT.期待の若手バンドたちがライブを終え、THE TOMBOYSが始まってからは、

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本命がトんだあとの競馬場も真っ青なパーフェクト・カオス状態に。

もう二度と来てほしくないくらいハチャメチャな忘年会だったけど、
冬が来る頃には待ち遠しくなっているから不思議なものだワン!

くろまる

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12月31日。神戸VARIT.の仕事納めはWEAVER。
このライブハウスから巣立っていった彼らが、こうして帰ってきてくれる。
これ以上嬉しいことがあるか、いや、ないワン!(反語)

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この日のVARIT.の壁には、ファン垂涎! WEAVERの歴代ポスターが勢ぞろい!

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ちゃっかりビーバー君と一緒に写真を撮る僕だワン。

くろまる

こうして、VARIT.の2017年は無事に終わったんだワン!
皆様に感謝を、そしてこれからもよろしくお願いします、を!

え? WEAVERのライブレポ?
それはもちろん、来た人だけのお楽しみだワン!

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(削除) ちゃっかりWEAVERのマスコットキャラクターのビーバー君を抱いた画像を
一番トップに持ってきたワン! これで僕も人気者の仲間入りだワン! (削除ここまで)


もういくつ寝ると〜お正月〜♪ ......とか言うてる間もなく気づけば1月も半ば。
誰やキング・クリムゾン発動させたんは。
エラい更新に間が空いたと思うでしょ? サボッてたと思うでしょ?

あ〜〜〜、いけないんだぁ☆(なんじゃコイツ)

いやでもね。
ホンマに年末はバタバタで、こうしてまともに仕事をするのも久しぶりなんだワン。
そんな僕ら神戸VARIT.の慌ただし日和を、今日はざっと振り返ってみようと思うワン!
音犬ミュートの「今夜は君を帰さない」、さよならなんて云えないワンッ!

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VARIT.名物ウェルカム・ボードに登場する僕。かわいいワン! 自画自賛だワン!

くろまる

さてさて。やはり皆様よく見ていらっしゃるワン。
前回の手抜き更新が今までで余裕の最低アクセス数を叩き出してしまったので、今回はなるべく丁寧に振り返るワン!(毎回丁寧にやれよ)

12月。年の瀬。子供たちにとっての一大イベントはやっぱりクリスマスだけど、
大人にとっても大きなイベントがあるワン!

そう、忘年会。

年末ばかりは、このオシャレな街三宮もたちまち北斗の拳真っ青のスラムに早変わり!
この年末だって、僕がすき家に入ろうと思ったらヤンキーと店員が下剋上やねんのコントばりに激しくどつき合いしていたので、無言でその場から立ち去って二歩進んだら、そこでまた別のチンピラ共がケンカしていたワン!
「ケンカせんといてえよお」と泣き声でケンカを止める姉ちゃんに、「うん。うん。でもな。ケンカは、するよ」と真顔で答えてたアイツの顔が今も忘れられないワン(牛丼喰いたかったワン)。
お酒を飲んでなにもかも忘れるはずが、たちまち記念すべき一日に。
みんなはそうならないように、飲みすぎには気をつけるワン!
ちなみに僕は昔、泥酔してなぜか警察に追われていると勘違いし、「みんな、逃げろお!」と叫んでいたことがあったらしいけど、まあこれはかわいい話ワンねッ☆

神戸VARIT.だって例にもれず、毎年、一年を通してよく出演してくれたバンドマンたちを集めて忘年会ライブをやってるワン!
ちなみに僕は、過去このライブでテンションが上がりすぎて鉄柵にあばらを強打して骨折、朝目が覚めると吹雪の須磨海岸に一人立ち尽くしていたことがあったけど、まあこれもかわいい話ワンねッ☆

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忘年会一日目はこのラインナップ。
GOOD LUCK CITYから幕を開けた初日は、早くもGOOD LUCK CITYから被り物でボケ合戦に。

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(注記)実際に使われた被り物参考図。

まだ1バンド目とは思えないギアの上がり方に、ボーカルのヤマトもいきなりフロアへスライディング。
今こうして書いてみてもまったく意味が分からないスタートだったワン。

続いてセカンドステージでスタンから新たに派生したアコースティック・デュオのBABY BABYが、この日初披露とは思えない完成度のミュージックでフロアをいいムードにすると、aomidoroへバトンタッチ。
真昼間から2バンド目にしてダイブ。ダイブ。ダイブ。フロアには打ち上げられたマグロみたいな連中が次々転がっているという狂った状況を、初見の人たちはどう思っていたのだろうか......。
クール・ダウンさせるように、しっとりとしたアコースティックをええ声で近石涼が唄うと、高校生パンクバンドTHE MAD GENTLESが爆音でパッションを叩きつけたワン!(それにしても語尾にワンってつける制限のせいで文章構成に手間取るワン)。
神戸のあらたのライブでは、谷君がドラムで飛び入り!
フロアはみんなでかえるの大合唱! 笑顔絶えないステージだったワン!

そしてその次は、元VARIT.スタッフのLUM.によるLa vie en Rose!

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サポートで谷君と僕が王様だったころの藁科が加わって、貫録を(削除) 押しつけた (削除ここまで)見せつけたワン!

La vie en Roseが終わると、X lifeが路上で鍛えられたパフォーマンス力を存分に発揮して、ステージを縦横無尽に駆け回ったワン!
その後は鳴かぬなら。2ピースながら、その静かな迫力は青い炎のように立ち上がり、フロアを照らしたワン!
THE PACは、演奏中のステージに小さなドラムが組み立てられて谷君が叩き出す、という前代未聞の出来事が。

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思わずポルナレフもこの表情。

Nadackの腰にクる痛烈なファンクミュージックでフロア一同踊り倒すと、いよいよこの日のトリはThe Songbards!
演奏中のステージ上でクリスマス・ツリーが破壊されるという前代未聞の出来事が。

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思わず乾とマムシもこの表情。

そんなこんなで、忘年会の一日目は終わりを告げたワン。

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多くの犠牲者を出しながら。
(後編に続く)

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