2025年2月

2024年度卒業制作展が無事に終了しました!

こんにちは!卒業制作展学生委員長、視覚デザイン専攻4年の細野礼華です。

このたび、2025年1月30日の内覧会、1月31日〜2月2日の3日間の一般公開を経て、無事に卒業制作展が終了しました。多くの方々にご来場いただき、心より嬉しく思います。

今回は、ご来場いただいた方にも、そうでない方にも卒業制作展の様子をお伝えします。

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準備の様子

卒業制作展は、4年生が多くの時間と想いを込めて作り上げた集大成の作品が、多くの方々の目に触れる貴重な機会です。

視覚デザイン、情報デザイン、空間デザイン、工業デザインの各コースの学生が、これまで学んできたことを集約し、時には互いに影響を受けながら制作した作品は、どれも輝かしいものでした。

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展示の様子

実際に作品に触れたり、体験したり、来場者とコミュニケーションを取ったりと、多くの方々と作品を通じてつながることができました。

1月31日には、ベルギーの大学から学生の皆さんが来場されました。一つ一つの作品を非常に興味深くご覧いただき、言葉が通じなくてもデザインを通してつながることができるのだと改めて実感しました。

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展示の様子

当たり前のことではありますが、卒業制作は、その学年にとって一度きりのものです。やりきったと感じる学生もいれば、何か心残りがある学生もいるかもしれません。しかし、どのような結果であれ、卒業制作にかけた想いは、これから先の人生で何度も思い返すような貴重な経験になったのではないでしょうか。

未来に向かい、より「輝く」ため、それぞれの想いと人々の温かさを胸に、私たちはこれからも歩んでいきます。

最後になりますが、卒業制作展に関わってくださったすべての方に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

投稿者 design_staff 日時 2025年2月20日 (木) | 固定リンク

×ばつデザイン学部「和紙ランプシェード制作ワークショップ」を実施しました!

こんにちは、空間デザインコース講師の御幸朋寿です。

デザイン学部では毎年、「長野県須坂市主催の蔵の町並みキャンパス」に参加しています。古民家に滞在しながら、教員と学生が地域住民と共に古民家の修繕や改修を行うほか、ワークショップを開催することで、地域の文化や暮らしに深く関わる機会を提供しています。

このプロジェクトが始まってから14年が経ちますが、私は今回、4年ぶり2回目の参加となりました。

今年は「折り紙ランプシェード」のワークショップを地域住民の方々と共に開催しました。

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ワークショップの様子

信州地方は、水がきれいで冬場の水温が冷たいことから、和紙づくりが盛んに行われてきました。しかし、機械化の進展に伴い、徐々に伝統的な和紙産業は衰退しつつあります。そこで、和紙の魅力を再確認していただこうと企画しました。

また、和紙に特別な加工を施さなくても制作できるよう、折り紙の手法を活用し、参加者が思い思いのオリジナルデザインのランプシェードを制作できる内容としました。

当日は、幼稚園児から高齢者の方々まで、幅広い年代の方々にご参加いただきました。「上手く折れない」「折るのが大変」といった声が聞かれましたが、運営側として参加した学生のサポートもあり、苦労しながらも交流を深めつつ、全員が完成させることができました。

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素材をあつかい触りながらデザインを検討

最後には、シェードを取り付けたランプに点灯し、薄暗い古民家の空間が、和紙が作り出す暖かく深みのある光に包まれました。達成感とともに、皆さんが大変感動している様子が印象的でした。

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制作したシェードを展示

今年度末には須坂市で、このプロジェクトの報告会が予定されています。地域とのさらなる協力体制の拡大や発展的な企画の計画も進行中です。

今後も地域住民との交流を主な目的とした、貴重な体験の場としてこのプロジェクトを続けていきたいと考えています。

投稿者 design_staff 日時 2025年2月12日 (水) | 固定リンク

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