こんにちは、視覚デザイン専攻3年の木村明日香です。
今回は今年の8月に全4回に渡って行われたフォント制作ワークショップについてご紹介いたします。
フォントとはPCやスマホなどの画面に表示したり、本やチラシなどに文字を印刷するために、PCなどで利用できるようにした書体(文字の形のデザイン)データのことを言います。
このワークショップはフォント制作会社のダイナコムウェア株式会社と共同で行われ、デザイナーの方に講義や最終プレゼンのフィードバックをしていただきました。
課題はGlyphs Miniというフォント制作アプリを使用して、詩、小説、ドラマを元にイメージしたフォントを20字程度作成するという内容で、講義を通してフォントについての理解を深めた上で制作しました。
今回私が制作したのは、小説家の杉井光さんのミステリー小説「世界でいちばん透きとおった物語」をイメージした2種類の手書き風フォントです。小説の世界観を反映して、1種類は線のみで成り立つ「透きとおった」フォントになっています。
Photo_20231121163301
制作したフォント
制作の際は、小説家である主人公の父親が原稿用紙に手書きで執筆を行うという特徴を元に、全体のコンセプトを決めていきました。手書き風なので自分が書く文字をもとに作成しましたが、自分の文字の癖が出すぎないように、でも無機質になり過ぎないようにとバランスを見極めるのが難しかったです。
プレゼンに向けて制作したフォントの他、使用例としてテキストアニメーションも制作しました。
制作したひらがなフォントの使用例を示したアニメーション(漢字は既存のフォントを使用しています)
私がこのワークショップに参加した理由は、フォントについて考える機会が欲しいと思ったからですが、今回の制作を通してフォントの可能性の広さや自分が興味ある映像制作にも活かせることを発見し、良い収穫になったと思っています。
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