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❶ALPS処理水等の低減状況

ALPS処理水等の貯蔵量

海洋放出前(2023年8月)から
4%減少

1287306

2024年11月21日現在 *水位計の測定下限値からタンク底部までの水を含んだ貯蔵量

海洋放出前(2023年8月)のALPS処理水等の貯蔵量

1,336,502

海洋放出開始以降のALPS処理水の新規発生量
:
ALPS処理水の累計放出量
:

のALPS処理水等の貯蔵量

減少量:

(海洋放出前から%減少)

ALPS処理水ができる過程


*ストロンチウム処理水の量:

福島第一原子力発電所では、発生した汚染水を多核種除去設備(ALPS)等で処理をしたALPS処理水等(「 ALPS処理水」および「処理途上水」)の貯蔵、ならびにALPS処理前の水の一時貯留をしています
・ALPS処理水
 放出の都度、環境に放出する国の規制基準を満たすことを確認し、海洋放出を行っています。
・処理途上水
 国の規制基準を満たすまでALPSで再浄化してから、海洋放出を行います。

貯蔵タンクの基数、ALPS処理水等(ALPS処理水・処理途上水)、ストロンチウム処理水(ALPS処理前水)の貯蔵量はこちら

ALPS処理水等の放射能濃度

  • 35%
    (410,600m³)
    ALPS処理水のみ海洋放出
  • 30%
    (351,200m³)
  • 18%
    (209,600m³)
  • 14%
    (161,700m³)
  • 5%
    (56,700m³)

ALPS

(2025年6月30日現在)

*満水タンクのみカウントした貯蔵量で、全体貯蔵量とは差があります

告示濃度比総和別(推定)貯蔵量

  • 〜1倍
  • 1倍〜5倍
  • 5倍〜10倍
  • 10倍〜100倍
  • 100倍〜19,909倍
  • 割合は小数点以下四捨五入のため割合の和が100以下になる場合があります

現在、ALPS処理水等は、トリチウムを除く大部分の放射性核種を取り除いた状態でタンクに貯蔵しています。 多核種除去設備は、汚染水に関する国の「規制基準」のうち、環境へ放出する場合の基準である「告示濃度限度」より低いレベルまで、放射性核種を取り除くことができる(トリチウムを除く)能力を持っています。ただし、設備運用当初の不具合や処理時期の運用方針の違いなどにより、現在の告示濃度比総和別の貯蔵量は図の通りになっています。

貯蔵タンクエリア毎の放射能濃度を詳しくみる

多核種除去設備等の出口におけるALPS処理水等の数値を詳しくみる

ALPS処理水等の告示濃度比(推定値)毎の貯蔵量(2025年6月末時点)を詳しくみる


測定・確認用設備の状況

多核種除去設備

福島第一原子力発電所で発生する「汚染水」を浄化する設備のひとつ。
汚染水に含まれる放射性核種のうちトリチウム以外の大部分を取り除くことができる設備です。
詳しくはこちら

多核種除去設備

ALPS処理水等

福島第一原子力発電所で発生する汚染水を浄化処理し、発電所内のタンクで貯蔵している水。
セシウムとストロンチウムを除去した「ストロンチウム処理水」と、多核種除去設備等によって、ストロンチウム処理水からトリチウム以外の大部分の放射性核種を取り除いたALPS処理水等があります。
詳しくはこちら

処理水

ALPS処理水等の貯蔵・管理

ALPS処理水等は、より多くの量を貯められ、漏えいリスクが低い溶接型タンクで貯蔵しています。
タンク周辺には、堰を二重に設けて、万が一漏えいした場合でも堰の外に流れ出ることを防ぎます。
また、継続的にタンクのパトロールや常時水位監視等を行い、漏えいリスクに備えています。
「大容量タンク」「地中タンク」「洋上タンク」など他のタンク形式の使用も検討しましたが、現在の溶接型タンクでALPS処理水等を貯蔵することにしています。

タンクの種類

ALPS処理水・処理途上水

トリチウム以外の放射性物質が、安全に関する規制基準値を確実に下回るまで、多核種除去設備等で浄化処理した水(トリチウムを除く告示濃度比総和1未満)を「ALPS処理水」、多核種除去設備等で浄化処理した水のうち、安全に関する規制基準を満たしていない水(トリチウムを除く告示濃度比総和1以上)を「処理途上水」、2つを併せて示す場合は「ALPS処理水等」と表記しています。

ALPS処理水等

福島第一原子力発電所で発生する汚染水の浄化設備である多核種除去設備等でトリチウム以外の大部分の放射性核種を取り除いた水

多核種処理設備の詳細はこちら

汚染水に関する国の「規制基準」

汚染水に関する国の「規制基準」には、
1タンクに貯蔵する場合の基準(敷地境界における実効線量)
2環境へ放出する場合の基準(告示濃度)
の2つがあります。

汚染水処理の経緯はこちら

環境へ放出する場合の国の基準(告示濃度限度)

国が法令(注記)で定めた、福島第一原子力発電所から放射性物質を環境へ放出する場合の、核種毎の放射能濃度の上限のこと。

(注記)東京電力株式会社福島第一原子力発電所原子炉施設の保安及び特定核燃料物質の防護に関して必要な事項を定める告示

告示濃度比総和

国は法令(注記)で、放射性物質を環境へ放出する場合の、核種毎の放射能濃度の上限(告示濃度限度)を定めています。複数の放射性物質を放出する場合は、核種毎に告示濃度限度が異なることから、それぞれの告示濃度限度に対する比率を計算し、その合計値を「告示濃度比総和」とよんでいます。

(注記)東京電力株式会社福島第一原子力発電所原子炉施設の保安及び特定核燃料物質の防護に関して必要な事項を定める告示

タンクに貯蔵する場合の国の基準
(敷地境界における実効線量1ミリシーベルト(mSv)/年)

原子力規制委員会は、発電所の敷地内に保管されている、ガレキや汚染水等から敷地境界に追加的に放出される線量(自然界にもともとあった線量を除いて、発電所から新たに放出されて増えた分の線量)を「年間1ミリシーベルト(1mSv/年)未満」に抑えることを求めています。この「敷地境界における実効線量」は、敷地内でALPS処理水等をタンクに貯蔵する際の安全管理の基準になっています。

大容量タンク・地中タンク・洋上タンク

大容量タンク
詳しくはこちら
地中タンク
詳しくはこちら
洋上タンク
詳しくはこちら

(注記) 画像はイメージです

海洋放出開始後のタンク保有量の変化

タンク内ALPS処理水等およびストロンチウム処理水の貯蔵量

2023年8月24日時点
1,345,072m3
1,298,399m3
11,093m3減少
(追記) (追記ここまで)

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