ランチタイムスペシャルレクチャー
ワールドクラスの研究者が研究分野を越えて学生・若手研究者に贈る地球惑星科学の特別講義シリーズです.
最もホットなトピックスを,学部生や他分野の院生の方にも分かるようやさしくお話しいただきます.
会期中のランチタイムに開催します.
時間
12:30〜13:40 (予定)
会場
国際会議場1F 103
参加方法
昼食持ち込み可
どなたでもご参加いただけます.直接会場へお越しください.
講演者
第2回西田賞受賞者による講演です.
受賞者紹介は
こちら.
1日目: 5月20日(日)
講演者
高野淑識 (国立研究開発法人 海洋研究開発機構)
タイトル
生命が発生する「前夜」 とその「夜明け」を「化学」で観る
概要
「化学」という分野は、実に幅広いスペクトルを持つ。例えば、地球を観るアプローチは、「地球化学」の扉を叩けば良いし、宇宙を観る視点へは、「宇宙化学」が導いてくれる。より高精度に、そして高確度に物質科学を追求するならば、研鑽された「分析化学」が威力を発揮する。では、生命を対象にしたら、どうなるだろう。ここでは、生命が発生する「前夜」 とその「夜明け」の展望を観ていくことにする。
講演者
長澤真樹子 (久留米大学 医学部 物理学教室)
タイトル
響きあう惑星
概要
惑星は重力の恩恵により,星を巡り,そして進化する。
星の持つ重力と比べれば惑星と惑星の間に働く重力は小さいけれども,長い目で見たとき,これこそが惑星の運動に彩を添え,面白い運動をする惑星を生む原動力となってい
る。重力相互作用によって,いろいろな系外惑星ができる過程を見てみよう。
2日目 : 5月21日 (月)
タイトル
北極海の酸性化
概要
人間活動由来の二酸化炭素が大気から海に溶け込むことにより、海洋酸性化(海水のpHの減少)が全球規模で進行している。北極海は、酸性化に対して脆弱な海域として近年特に注目を集めている。本講演では、過去20年の観測結果をもとに、北極海における海洋酸性化の特徴と現状について、温暖化や海水循環などとの関わりも含めて紹介する。
講演者
渡邉真吾
(国立研究開発法人 海洋研究開発機構)
タイトル
気候モデルと私の興味:大気波動から鏡の中の地球まで
概要
研究者人生で2つ3つライフワークと見定めつつある活動がある。従前の気候モデルを高解像度化して地球大気の波動や乱流の性質や役割を明らかにすることと、色々な要素と結合・複雑化して地球システム科学の発展に欠かせない地球システムモデルを構築すること、あとひとつは今一歩像を結ばない何か。レクチャーと呼ぶには無秩序で未熟なお話にお付き合い頂きたい。
3日目 : 5月22日 (火)
講演者
内田直希
(東北大学大学院理学研究科 地震・噴火予知研究観測センター)
タイトル
小繰返し地震を用いたプレート境界地震とスロースリップの研究
概要
小繰り返し地震は,プレート境界の小さな固着域が,周囲のスロースリップに追いつくようにすべることで発生する特徴的な地震である. 近年,小繰返し地震はその特徴を活かして地震学のいろいろな分野で活用されるようになってきている.本講演では,その中でも特に,プレート境界地震の発生過程やプレート境界でのスロースリップを探る研究について紹介する.
タイトル
大規模計算機シミュレーションで探るサブストームと磁気嵐
概要
地球の磁場が支配する宇宙空間を地球磁気圏と呼ぶ。地球磁気圏のダイナミクスを理解する上でサブストームと磁気嵐は重要である。大規模シミュレーションによって様々な要素が複雑に絡み合いながらサブストームや磁気嵐が発達していく様子が見えてきた。複雑なものを複雑なまま捉えることで見えてきた地球磁気圏のダイナミクスを紹介する。
4日目 : 5月23日 (水)
タイトル
太陽系内外のガス惑星の多様性
概要
太陽系には、ガスに富む惑星が4つ(木星、土星、天王星、海王星)存在するが、太陽系外にも、ガスに富む惑星がたくさん発見されている。それらは、中心星からの距離や質量、主成分、大気成分などに関して多様である。本講義では、ガスに富む惑星の基本的な形成過程と、これまでに知られている多様性およびその成因について解説する。
講演者
谷本浩志
(国立環境研究所 地球環境研究センター 地球大気化学研究室)
タイトル
生物と化学を介した海洋と大気のつながりを探る
概要
海水中に溶存する有機化合物の多くは海洋生態系を起源に生成し,ひとたび大気中へ放出されると大気化学や気候変動に大きく影響を及ぼすため,地球の環境変動において重要な役割を果たす.こうした生物代謝が関与する有機化合物の生成・消費メカニズムや分布・フラックスに関する情報はこれまで非常に限られていたが,近年の計測技術の進歩により新展開が得られつつある.
5日目 : 5月24日 (木)
講演者
土屋卓久
(愛媛大学地球深部ダイナミクス研究センター)
タイトル
第一原理物性計算による地球深部科学
概要
第一原理電子状態理論に基づく鉱物物性シミュレーションが急速に発展している。今日では超高温超高圧条件において地球深部物質の様々な性質の定量予測が可能である。本講演では、下部マントル物質や中心核物質の熱弾性特性や熱化学特性に関する最近の研究成果と、それらから導かれる地球深部の物質構成やダイナミクスに関する新たな知見について紹介する。
タイトル
大気に浮かぶ微粒子の有機物から探る大気-生物圏の相互作用
概要
気候変動や生物地球化学的な炭素・窒素循環に深く関わる大気エアロゾル中の有機物は巨大な自然・人為発生源をもち、特に生態系における起源の定量的理解が鍵となる。気候変化に対する応答感度が高い寒冷域海洋・森林生態系での大気有機エアロゾルの起源や気候影響のメカニズム、生態系へのフィードバックに関する研究成果について紹介する。
International Mixer Luncheon
2015年大会から始まった連合大会の学生・ポスドクのための企画のひとつで,
国内外の学生を含む若手研究者の国際交流の機会を作るためのランチミーティングです.
日時
21日12:30-13:30
会場
東京ベイ幕張ホール A06
公用言語
英語
参加費
無料
参加方法
申請フォームからお申込みください.
申込締切り:
(削除) 5月8日(火) (削除ここまで)5月14日(月)
懇親会
5月22日の表彰式終了後,懇親会を開催します.
皆様ぜひお誘い合わせの上でご参加ください.
日時
22日19:00-21:00
会場
東京ベイ幕張ホール A05〜A07
参加費
オンライン料金:一般4320円(税込)/学生1980円(税込) (オンライン申込み締切 5月19日(土))
※(注記)オンライン申込み締切後は現地申込みとなります.現地申込みは現金でのお支払いのみです.
現地申込み料金:一般5000円(税込),学生2500円(税込)
参加方法
【オンライン申込み(〜5月19日17:00)】
会員画面にログイン後,連合大会→懇親会申込ボタンからご登録ください.
お申込いただいた方には,現地での名札発券時に懇親会チケットをご用意しますので,そちらをご持参の上で,当日会場(A05〜A06)まで直接お越しください.
【現地申込み】
・5月20日8:00〜5月22日15:00
幕張メッセ国際会議場1Fヘルプデスクにてお申し付けください.
・5月22日18:00〜
懇親会会場にて直接受け付けます.
おしゃべり広(bar)場
学生・若手研究者によるフリープレゼンテーションです.
約5分間,自由なテーマで'おしゃべり'してください.
会場 幕張メッセ国際展示場ホール7 ミニステージ
日時 5月21日,23日 17:15〜17:45 (発表希望日は選択できます)
昨年の様子やテーマはこちらからご覧いただけます.
=>
2017年情報
ただいま発表希望者を募集しています(35歳以下に限る).
ご興味をお持ちの方は下記詳細サイトよりお申込ください.
フィールドトリップ
海コース:南極観測船SHIRASEと千葉工大惑星探査研究センター見学ツアー
開催日
5月25日(金)
募集人数
30名
最小催行人数 10名 ※(注記)5月8日の時点で10名に満たない場合には開催中止となります.
参加費
3500円(税込) ※(注記)昼食付
申込方法
海コース申込フォームから,JpGUIDをお持ちの方がお申込みください.
代表者がJpGUIDをお持ちであれば,同伴者はIDが無くてもご参加いただけます.
申込締切
(削除) 5月8日(火)17:00 (削除ここまで) 5月14日(月)17:00
締切日時までに,参加申込と参加費の決済をお願いいたします.
参加費の決済方法は,お申込いただいた方にご案内いたします.
お申込をいただいても,上記締切日時までに参加費のお支払いが行われない場合には,お申込はキャンセルとさせていただきます.
協力
千葉市,ちば国際コンベンションビューロー
コース
幕張メッセ国際展示周辺 集合 => SHIRASE(船橋港)乗船見学 ※(注記)ガイド付き =>サッポロビール園にて昼食(ジンギスカン)
=> 千葉工業大学惑星探査センター 見学 ※(注記)現地解散(JR津田沼駅まで徒歩5分)
(イメージ)
山コース:「チバニアン」見学ツアー -日本初のGSSP候補地「千葉セクション」とその周辺地層-
開催日
5月25日(金)
募集人数
30名
最小催行人数 10名 ※(注記)5月8日の時点で10名に満たない場合には開催中止となります.
参加費
4500円(税込) ※(注記)昼食付
申込方法
山コース申込フォームから,参加者本人がお申込ください.
山コースについては,ご参加はJpGUIDをお持ちの方のみに限ります.
同伴者の参加はできません.
申込締切
(削除) 5月8日(火)17:00 (削除ここまで) 5月14日(月)17:00
締切日時までに,参加申込と参加費の決済をお願いいたします.
参加費の決済方法は,お申込いただいた方にご案内いたします.
お申込をいただいても,上記締切日時までに参加費のお支払いが行われない場合には,お申込はキャンセルとさせていただきます.
協力
千葉市,ちば国際コンベンションビューロー
コース
幕張メッセ国際展示周辺 集合 => 市原市田淵会館 徒歩にて地層見学 => 養老渓谷 昼食及び渓谷散策 => 東京駅 解散
(イメージ)
NASA-JAXA Hyperwall
今年も展示ホールエレベータ下特設会場にて,NASA-JAXA Hyperwall講演会を開催します.
詳細は
特設ページでご確認ください.
特設ページより参加申込受け付け中です
(中高生,中学・高校教員のみ.研究者の方は申込み制ではないので直接会場へお越しください.)
スケジュール
開催日
対象
5月19日
中学・高校教員
5月20日
中学生,高校生
5月21日
研究者
5月22日
研究者
5月23日
研究者,高校生
GEOFUT 18
JpGUフットサル大会「GEOFUT 18」
機関,学問分野,世代を横断した学会参加者の交流の活性化を促すため,フットサル大会を開催します.
個人・グループでの参加を広くお待ちしております. (
English information is here!)
参加募集は締め切りました
参加や観戦などに関する相談のある方は,GEOFUT18事務局(futsal@jpgu.org)まで連絡下さい.
日時
2018年5月20日(日) 19:00〜22:00
詳細
ポスターコアタイム終了(18:30)後,会場へ移動・着替え
※(注記)現地ロッカーのスペースに限りがあるため,着替えてからの移動を推奨します.
会場移動が不安な方は,18:30に幕張メッセ1F正面入り口に集合下さい.
スタッフが会場まで案内します.
現地集合される場合は19:00前までに会場に来てください.
18:30-19:00 移動
19:00-19:10 開会式・ルール説明
19:10-21:40 ゲーム(リーグ戦)
21:40-21:50 表彰式
(問合せはfutsal@jpgu.orgまで)
ルール
一般的なフットサルのルールに従います.
女性,シニア(40歳以上)による得点は2点とします.
参照
参加費
チーム参加 12,000円/1チーム
※(注記)スポーツ保険加入のため,チーム人数10名を超える場合は10名以降の1人につき500円頂きます.
個人参加 2,000円/1人
参加方法
チームで参加 →
チーム参加フォームからご登録ください.(締切3月30日17:00)
※(注記)9チームが上限です。参加をご検討中の方はお早目にお申し込みください.
エントリーしたチーム数が多い場合,所属機関の重複しているチーム等に調整を依頼する場合があります.
個人で参加 →
個人参加フォームからご登録下さい.(締切3月30日17:00)
※(注記)30名を上限とし,3チームを編成します.チーム編成は,後日実行委員からE-mailにてご連絡いたします.
既存のチームへの合流をお願いする場合もあります.
推奨持ち物
スポーツウェア,フットサルシューズ(スパイクはご遠慮下さい),すねあて
※(注記)ウェアとシューズは会場にレンタルもご用意しておりますが,数に限りがあるため,できる限りご自身にてご持参ください.
雨天時対応
小雨決行,荒天中止とします.
中止の連絡は,行事開催前3時間以内に,チーム代表者と個人参加者にメールにて連絡します.