ベネズエラ国営石油公社と石油・天然ガスの開発協力に向けたMOU延長で合意
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)とベネズエラ・ボリバル共和国国営石油公社(PDVSA、本社:カラカス、ラファエル・ラミレス総裁(兼同国石油鉱業大臣))は、石油・天然ガスに関する広範な分野での協力事業についての検討をさらに継続することで合意しました。
JOGMEC は PDVSA との間で、今後も石油・天然ガス分野での協力を促進し、同国での石油・天然ガス事業の発展に寄与することで合意し、4月24日、経済産業省にて開催された第4回日本ベネズエラエネルギー協力会合の中で、枝野経済産業大臣同席のもと、河野理事長とラミレス総裁が現行の包括協力協定(Memorandum of Understanding:MOU)の延長協定に調印しました。
今回の協定は、2009年4月6日に締結したMOUが本年4月に期限を迎えたため、その期間を3年間延長することに合意したものです。これまでJOGMECは、PDVSAと共同で現行のMOUの枠組の下、ベネズエラでのオリノコ重質油開発に係るスタディをはじめとした様々な活動を実施してきました。
調印式の後、河野理事長とラミレス総裁の間で会談が行われ、コスト削減や重質油改質技術がオリノコでの開発事業の重要課題であり、これらにかかる協力事業について協議を進めてゆくことを確認しました。
今回のMOU延長により、JOGMEC及びわが国石油開発企業とベネズエラとの関係が一層強化されるとともに、わが国企業による自主開発原油の増進に寄与することが期待されます。
以上
MOU調印風景/写真 左:ラミレス石油鉱業大臣兼、PDVSA総裁
中央:枝野経済産業大臣 右:河野理事長
この記事に関するお問い合わせ先
事業推進部安田
電話 03-6758-8023
広報担当:総務部植松
電話 03-6758-8106