平成 23 年 11 月 1 日、菊間国家石油備蓄基地において、平成 23 年度総合防災訓練を実施しました。
本訓練は、JOGMEC が主催し、日本地下石油備蓄(株)菊間事業所が実施主体となって、防災関係諸機関(今治海上保安部、今治西消防署、菊間地区共同防災組織等)と連携し、災害発生時における被害最小化及び協力体制の強化・充実並びに防災意識の高揚を目的として行っています。
訓練は、「太陽石油(株)への原油移送中に、伊予灘を震源とする地震が発生。原油タンク付属配管から原油が漏洩、また、防油堤に亀裂が生じ、応急措置として土嚢を構築中の工作班員が負傷、その後、原因不明の火源によりタンクリング火災が発生。さらに、漏洩した原油が雨水排水溝を経てガードベースンから海上に流出」との想定で実施しました。
当日は、小春日和の絶好の天候のなか、情報伝達、災害広報、現場指揮所の設営、漏油箇所の応急処置、土嚢構築、消火訓練、延焼防止、負傷者の救出・救護・救急搬送、及び流出油の防除・回収訓練が実施され、成功裏に終了しました。
以上