平成23年度むつ小川原地区石油コンビナート等特別防災区域総合防災訓練が平成23年7月14日、むつ小川原国家石油備蓄基地(以下「当むつ基地」という。)において実施されました。
本訓練は、青森県石油コンビナ-ト等防災計画に基づき、むつ小川原地区石油コンビナ-ト等特別区域における各種災害を想定し、防災関係機関が一体となって訓練を実施することにより、災害発生時の防災関係機関相互の連絡体制の確立と災害応急対策における実践的能力をかん養し、もって災害応急対策の迅速化、的確化を図ることを目的としています。訓練は、当日午前9時30分頃、青森県東方沖を震源とするマグニチュ-ド8.2の地震を観測(六ヶ所村における震度は5強)、この地震により当むつ基地のタンク火災等が発生し、全面火災へ移行したとの災害想定で実施されました。
また、秋田国家石油備蓄基地に配備している大容量泡放射システムを使用しての消火活動も行われました。
当日は、初動訓練、情報収集伝達訓練、救護・搬送訓練、交通規制訓練、広報訓練、被害状況上空偵察訓練、現地本部業務訓練、漏洩油処理訓練、防災資機材搬送訓練、タンク火災消火訓練等の各種訓練が実施され、11 時 25 分頃本訓練は無事終了しました。(参加防災関係機関13機関、参加人数約200名)
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