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JOGMEC 独立行政法人 エネルギー・金属鉱物資源機構

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チリにおける銅の探鉱権益を譲渡
JOGMECの調査によって確認された成果を民間企業へ

2007年6月28日

独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC理事長:掛札勲)は、チリ共和国第III州チャナラル地域ラディス・ディエゴトレスグラシャス地区における銅・金等非鉄金属の探鉱権益の譲渡契約に関する入札を平成19年6月22日に実施した。その結果、住友金属鉱山株式会社に譲渡することとなり、今後、同社と契約を締結する予定である。

チリ第III州は酸化鉄型銅金鉱床の有望地域であり、世界的な銅鉱山であるカンデラリア鉱山(年産銅159千トン)や、アタカマ鉱山(年産銅25千トン)等、日本企業が参加している同タイプの鉱山が複数稼動している。調査地域内には、これまでの地質調査、地化学探査、物理探査及びボーリング調査により、酸化鉄型銅金鉱床の鉱徴が確認され、新鉱床発見の期待が高まっており、今後の企業探鉱の成果が期待される。なお、チャナラル地域ラディス・ディエゴトレスグラシャス地区は平成16年∼18年にかけて実施されたコースタルカッパー地域における広域調査から抽出された有望地域である。
(参考)

酸化鉄型銅金鉱床(IOCG 型鉱床)

鉄鉱床に銅、金、ウラン、レアアース等様々な有用金属を伴う鉱床で、比較的近年になって独立した鉱床タイプとして分類されるようになった。同タイプの鉱床としては、チリのカンデラリア、豪のオリンピックダム、ブラジルのソセゴ等の大型鉱床が世界各地に知られている。
過去の譲渡案件

JOGMECは、平成17年11月にチリ共和国マイオシーンベルト地域及びアルゼンティン共和国マイオシーンベルト地域の2つのプロジェクトを我が国企業に譲渡し、本年5月には豪州ボーダー地域で実施した調査事業の成果を我が国企業に引き継いだところである。従って、本件は4件目の民間企業への譲渡プロジェクトとなる。

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