JOGMECと韓国石油公社KNOCは、石油備蓄分野における相互協力の促進に係る戦略的協力協定書(SAA)を調印
独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC:理事長掛札勲)及び韓国石油公社(Korean National Oil Corporation KNOC: CEO Doo-Yul Hwang)は、6月18日、石油備蓄分野における相互協力の促進を目的とした戦略的協力協定(SAA)に調印した。署名者は、JOGMECの半左憲二理事・資源備蓄本部長及びKNOCのKwan-SeopKim常任理事・備蓄事業本部長。
本SAAは、JOGMECとKNOCが2005年1月に締結した石油備蓄分野の情報交換等に関する協力覚書(MOU)の内容を発展させ、より一層の密接かつ積極的な情報交換及び意見交換を進め、相互協力を促進することを目的としたものである。
JOGMECとKNOCは、それぞれの政府の監督の下、国家石油備蓄の実務を担当している機関であり、備蓄基地の操業に関する技術的課題について共同で研究を行う等の相互協力を促進することにより、両機関の国家石油備蓄に関する業務の適正化を図るとともに日韓両国のエネルギー協力の促進に寄与することが期待される。
(参考)
韓国石油公社Korean National Oil Corporation(KNOC)概要
設立:1979 年
所在地:1588-14 Kwanyang-dong, Dongan-gu, Anyang city, Kyungki-do, Korea
代表者:Doo-Yul Hwang (CEO)
- 韓国石油公社KNOCは、韓国の石油需給の安定化を目的に石油開発と国家石油備蓄を実施している国営石油会社。
- 韓国内に9箇所の国家備蓄基地(総施設容量121百万バーレル)を設置し76百万バーレルの原油及び石油製品を備蓄している。
- KNOCとJOGMECは、2005年1月に石油備蓄分野の情報交換等に関する協力覚書(MOU)を締結し、毎年、定期協議を実施してきた。
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