2025年3月17日
発表者(21グループ)との記念撮影
発表テーマ | 緊急放出業務のKaizen[水切り作業の再設計に向けた取組み] |
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概要 | CERM(注2)基地である志布志基地は、緊急放出指示から14日以内に準備を終えることが使命である。しかし現状は原油タンク水切り作業に日数を要し超過する惧れがある。我々の使命である緊急放出にことごとく備えるため、最も準備に時間を要する水切り作業に着目し、Kaizenに取組んだ。お客さまニーズから緊急放出業務のあるべき姿に気づき、業務の再設計に取組むことで準備期間の工期半減を達成した。 |
発表テーマ | 見学業務のKaizen 〜10年後も記憶に残る見学へ〜 |
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概要 | 備蓄事業の使命を全うするため、備蓄会社の見学に於いては、「地域との共生」及び「備蓄事業・基地について理解してもらう」ことが重要である。よって、福井基地としては見学者の大半を占める小学生の来訪増加に向けて、伝わる見学方法のKaizenに取り組み、10年後も記憶に残るような「ちゃんと伝わる見学」を確立することができた。 |
発表テーマ | 工事会社入構教育の改善 |
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概要 | 令和6年1月の能登半島地震の影響により、当社にも大きな被害が発生しました。当社の工事業務を担当する工務課員は入構する工事会社に対し入構教育を実施しており、災害復旧工事の入構教育が発生したことにより、例年よりも負担増加が予想されました。今回、工事会社入構教育の内容や教育方法を見直し、工務課員の負担軽減へと繋がる活動を実施しました。 |
発表テーマ | プレート式熱交換器の整備作業Kaizen 〜早期復旧と開放間隔延伸化への取組〜 |
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概要 | 新防災船には、これまで整備経験の無いプレート式熱交換器が搭載されており、メーカーに整備作業を依頼した場合、1基当りの整備費用は275万円掛かり、整備日数も11日掛かることが解った。そこで、自主整備での早期復旧と開放間隔を延伸化させることで、我々の使命で有る常時運航できる状態を維持させるべく、Kaizenを行った。 |
発表テーマ | ボイラ設備運用のKaizen 〜不具合対応・定期点検の手の内化〜 |
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概要 | 当基地のボイラは、原油タンク洗浄や基地内全域の凍結防止対策・冬季出荷時の原油加熱に必要な設備であり、重要な設備のため、運転・保全の面から手の内化が必要である。過去に日常業務における取組を行っているが、メーカー委託している不具合対応や定期点検については手の内化できていないため、Kaizenに取り組んだ。 |
発表テーマ | 海底配管防錆液処理方法の確立に向けて! |
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概要 | 現在、休止中の海底配管を消火配管へ転用し、有効活用を計画するにあたって、管内の防錆液を排出処理することとなった。しかし、当該防錆液には有害物質が含まれ、処理には多額の費用が掛かる問題があった。グループ内で情報収集と知恵を絞り、複数案の中から低コスト、短期間で有効な処理方法を採用することで最善の処理方法を確立することができた。 |
発表テーマ | 窒素発生装置の設置 |
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概要 | 平成30年の西日本豪雨災害にて基地周辺の県道が崩落し窒素の供給が困難となる事態が発生した事から災害発生時のバックアップ用として、また、日常の窒素費削減を目的として窒素発生装置を設置する事とした。 |
主催者挨拶(JOGMEC髙原理事長)
来賓ご挨拶(資源エネルギー庁乾企画官)
最優秀賞を受賞した志布志石油備蓄(株)
賞状左側はJOGMEC石田資源備蓄本部長
石油部門優秀賞を受賞した福井石油備蓄(株)
石油ガス部門優秀賞を受賞した
ENEOSグローブガスターミナル(株)
奨励賞を受賞した
苫東石油備蓄(株)(左)と秋田石油備蓄(株)(右)
(中央はJOGMEC石田資源備蓄本部長)
特別賞を受賞した沖縄ターミナル(株)
若人賞を受賞した波方ターミナル(株)