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【開催報告】波方国家石油ガス備蓄基地における国家備蓄石油ガス放出訓練の実施について

2024年12月16日

JOGMECは、2024年12月9日、国から委託を受けて管理している波方国家石油ガス備蓄基地(愛媛県今治市、以下「波方基地」)において、国家備蓄石油ガス放出訓練を実施しました。

放出開始の指示

本訓練は、石油ガスの供給途絶や災害時等の緊急時を想定し、国が備蓄する石油ガスを波方基地の地下岩盤貯槽(常温高圧LPガス)から冷却設備を経て隣接基地の地上低温タンクへ放出するもので、今回の訓練ではプロパン約330トンの放出を実施しました。

本訓練はJOGMECが主催し、波方基地の操業会社である波方ターミナル株式会社が実施主体となり実施しました。波方基地は2013年3月から操業を開始しており、緊急時の国家備畜石油ガスの放出を想定した実移送訓練は今回で7回目となります。

訓練では、計器室での作業手順や作業内容の説明、DCS(注)画面モニターやプロジェクター等を活用した訓練内容の「見える化」を心がけました。また訓練従事者が役割別に色分けしたビブスを着用することによる指揮・命令系統の役割分担を明確化するなど、訓練レベルの向上に努めました。

当日は訓練従事者の意識も高く、各種作業手順や関連機器設備の作動確認等も本番さながらに実施し、無事訓練を終了しました。JOGMECは、今回の訓練を通じて、緊急時対応の体制が十分に整備されていることを確認しました。引き続き、緊急時の対応を万全なものとしてまいります。

(注)DCSとは、Distributed Control System(分散制御システム)の略で、各機器にある制御装置をネットワーク上で接続し、相互に通信・監視し合うもの。

  • 当日の訓練概要確認(計器室)

  • 放出前の数量計測

波方基地のLPガス放出イメージ図

この記事に関するお問い合わせ先

備蓄企画部 企画課原田

電話 03-6758-8033

総務部 広報課高山

電話 03-6758-8106

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