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豪州Woodside Energyとメタン排出課題解決に向けた覚書を締結

2024年10月7日

JOGMECとWoodside Energy Ltd.(以下、「Woodside」)は、2024年10月6日、メタン排出による課題に取り組むための覚書(MOU)締結を発表しました。
本覚書は、豪州におけるLNG生産者であるWoodsideとの関係を強化するとともに、豪州から日本へのLNGバリューチェーンの低炭素化に寄与するものとなります。

LNG産消会議2024にて行われたフォトセッションの様子
(右からMr. Gilboy, VP & Chief Representative Japan, Woodside、髙原JOGMEC理事長)

JOGMECとWoodsideは、これまで脱炭素に向けた取り組みとして低炭素アンモニアの共同調査等を実施してきましたが、今次メタン排出による課題に取り組むための覚書の締結に合意し、2024年10月6日に広島で開催されたLNG産消会議2024にて発表しました。

メタンは、GHGのなかでも天然ガスを原料とする各種製品の製造過程で排出される代表的なものの一つで、CO2の28倍程度の温室効果を有していることから、その排出削減は世界的な課題となっており、現在欧米を中心に排出削減に関する取り組みが加速しています。
JOGMECは、特にLNGバリューチェーンの低炭素化に着目し、メタン排出管理と排出削減取り組み状況に係る情報を収集し、ベストプラクティスと共に公開する取り組みである「ネットゼロに向けたLNGからのメタン排出削減のための連携(Coalition for LNG Emission Abatement toward Net-zero、以下「CLEAN」)」を進めています。

今次締結した覚書のもと、JOGMECとWoodsideはメタン管理に関する本邦企業技術等の紹介や意見交換を通してメタン管理ニーズとシーズのマッチングを図ることを推進していきます。このWoodsideとの連携は、CLEANの考えに基づき、本邦企業も参画している豪州から日本へのLNGバリューチェーンの低炭素化に寄与するものとなります。
本取組みを通し、JOGMECは日本に輸入されるエネルギー資源のクリーン化に寄与してまいります。

参考

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