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トリチウム取扱技術試験

トリチウムプロセス研究棟(Tritium Process Laboratory)pageTop

にじゅうまる 概要

・大量トリチウムの処理・取扱技術の研究開発を実施しています。国内唯一の「トリチウム大量取扱施設」であり、約30年間に渡る無事故での安全取扱い経験を蓄積しています。
・トリチウム貯蔵に使用していたウランベッドの安定化処理技術開発を開始しました。
・ITER(国際熱核融合実験炉)で日本が50%の調達責任をもつ雰囲気トリチウム除去系の性能確証試験(実施主体は国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構)へトリチウム施設の利用協力をしています。

にじゅうまる 竣工時期

昭和59年

にじゅうまる 少量核燃料・放射性同位元素の使用施設

グローブボックス 10基
フード 21台
核燃料物質の種類 劣化ウラン 及び 天然ウラン(トリチウム吸蔵剤として密封での使用に限定)
RIの種類 3Hのみ

[画像:建家外観]
建家外観

[画像:トリチウム安全設備概念図]
トリチウム安全設備概念図

TPLは3重閉じ込め系で構成されています。
・第1次閉じ込め系は、実験装置及びトリチウム貯蔵設備等の装置本体を気密構造にしています。
・第2次閉じ込め系は、グローブボックス及びフードであり、負圧維持及び風向維持をしています。
・第3次閉じ込め系は、実験室であり、風向維持及び負圧維持をしています。
・さらに室内へのトリチウム異常放出時における周辺環境との隔離として機能します。各々の閉じ込め系には個別のトリチウム除去設備を備えています。

[画像:建屋内観(不活性ガスグローブボックス群)]
建屋内観(不活性ガスグローブボックス群)

[画像:液体シンチレーションカウンタ(トリチウムの測定)]
液体シンチレーションカウンタ(トリチウムの測定)

研究用施設を共用する

原科研の活動を支える

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