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【男子ゴルフ】「少年みたいで大好き」「お兄ちゃんみたい」最終戦Vの小木曽喬と賞金王・金子駆大、互いにリスペクトする名古屋生まれ2人の絆【記者メモ】

2025年12月7日 19時57分

表彰式でポーズを決める日本シリーズJTカップを制した小木曽喬(左)と賞金王の金子駆大


◇7日 国内男子ゴルフ最終戦 日本シリーズJT杯最終日(東京都稲城市、東京よみうりCC)
金子駆大(23)=NTPホールディングス=が、史上初めて名古屋市生まれの賞金王に輝いた。最終ラウンドを71と落としたが通算4アンダーの7位で終え、獲得賞金額を1億2023万円にして今季を終了した。また、名古屋市出身の小木曽喬(28)=フロンティアの介護=が65と伸ばし通算13アンダーで逃げ切り優勝。名古屋勢が賞金王と優勝を独占した。
【記者メモ】
小木曽と金子は6学年違うが、同じ名古屋市生まれとあって、ツアーでは一緒に行動することが多い。今週も3日目が終わった夜はイタリアンレストランに行った。その席で金子は「明日、優勝してください」と頼んだ。小木曽が優勝すれば自身の賞金王も決まる。一緒に写真に収まりたい。そんな思いで口から出た言葉だ。
プロ入りは小木曽の方が早いが、下部ツアー時代からともに転戦。2023年に同時にシードを取った。金子は小木曽について「自分がツアーに出始めたころから、かわいがってもらっている。お兄ちゃんみたいに優しい先輩」という。
一方の小木曽も「駆大はまだ少年のようなところがあって、大好き」とか。「ゴルフをすごく深く考えていてリスペクトできる。独特のスイングだが精度が高い。あれは感性がないとできない」と、べた褒めだ。
金子は来季、海外に転出する見込みだが、小木曽は国内を主戦場にする。1年後、「賞金王」と書かれたボードは自分が掲げるつもりだ。 (大西洋和)

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