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近年、東京工業大学や京都大学といったトップクラスの大学をはじめ、日本の理工系学部で「女子枠」入試... 近年、東京工業大学や京都大学といったトップクラスの大学をはじめ、日本の理工系学部で「女子枠」入試の導入が急速に広がっている。その目的として多くの大学が掲げるのが、「DEI(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)の推進」や「国際的な潮流への対応」である。 しかし、特定の性別に入学の「枠」を割り当てるこの手法は、本当に世界のスタンダードなのであろうか。 実は、アファーマティブ・アクション(以下、AA)の源流であるアメリカでは、このような「クオータ(割当)制」は数十年前から原則として禁止されている。本稿では、関連する研究や事例を基に、日本の女子枠制度が抱える問題点を国際比較の観点から明らかにし、欧米は如何にして理工系女性比率を向上させたのかを紹介したい。 1. 国際的な潮流との「周回遅れ」米国では、大学入試で人種や性別を考慮するAA自体が、大きな岐路に立たされている。2023年、米国最高