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2025年10月16日 (木)

「秒速5センチメートル」:木竜と森と宮﨑の魅力 #秒速5センチメートル #奥山由之 #木竜麻生 #森七菜 #宮﨑あおい

5cmpersecond 映画『秒速5センチメートル』は、2007年の新海誠監督のアニメーション作品を実写映画化したもの。でも、小生はアニメ版をまだ観ていないのです。

実写版の監督は奥山由之。昨年の『アット・ザ・ベンチ』で、その良さと悪さを両方垣間見て、「映画監督としては弟の奥山大史(『ぼくのお日さま』)の方が上だよなあ」と思ったものでした。で、観終えてもその思いは変わりませんでした。

何か岩井俊二作品のような雰囲気なのです。由之監督はもともと写真家なので、映像にはこだわっています(それがどれだけアニメ版の影響下にあるのか、それとも独自のものなのかはわからないのですが)。清くやさしく美しい世界であり、作品です。

でも、この繊細で純粋培養的な松村北斗を見ていると、「君、そんなんで大丈夫?」「これからタフに世の中を渡っていける?」などと考えちゃいます。大江戸も年を撮り過ぎましたかね。まあ、恋愛に関する男女の違いを描く物語でもあるので、それはそれでいいんですけどね。

で、本作で良かった俳優は、松村と高畑充希という主演のふたりよりもむしろ周りの人たち。とりわけ、木竜麻生と森七菜と宮﨑あおいの三人です。メガネで地味な木竜麻生は、彼女史上のベストでは? メガネっ娘ファンに訴えかけてきます。 一方、24歳にして高校生の純情を無理なく演じた森七菜は今、役者として乗ってますねえ。 そして、もうすぐ40歳になる(!)宮﨑あおいは、最近役者業に復活してきたので、ファンとしては嬉しい限り。年齢不詳の若々しさ=永遠の童女のような雰囲気がいいですねえ(マクドナルドのCMも、いつもステキすぎます)。まあ、この三人を見ることができたので良しとしよう、そんな映画でした。

投稿者 大江戸時夫 時刻 23時11分 映画・テレビ | 固定リンク
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