2010年7月24日土曜日
JRubyのメモリを観察するには
原文: チャールズ=オリバー=ナター
Ruby言語の各実装において、どんなメモリ消費を解析するツールがあるのかが近頃ちょっとした話題になっています。 それもその筈、Rubyで書かれたアプリケーションの(不具合の調査は言うに及ばず)メモリ消費の具合を詳しく調べるのは容易い事ではありません。 JRubyを使わないのなら、そうです。
JRubyはJVM上で走るので、JVM向けに作られた何十ものツールの恩恵に授かる事が出来ます。 中にはJDKに同梱されているものを含め、メモリの調査、解析、レポートをするものもあります。 ヒープダンプが欲しければ、Hotspot系のJVM(SunまたはOpenJDK)に含まれるjmapやjhatが使えます。 もっと高度なツールが欲しければ、Eclipseを基にしたMemory Analysis Tool、 メモリ及びCPU性能解析ツールであるYourKit、 今ではHotspotに含まれているJavaVMを始め、 数多くの選択肢があります。 こうした数多くのツールのお陰でメモリの調査には事欠きません。
本稿では実際にこのうちの二つのツールをどの様に使いこなすか見ていく事にします。 取り上げたツールは起動中のJVMを観察するグラフィカルなツールであるVisualVMと、 ヒープをダンプして事後解析を可能にするjmapとjhatのタッグチームです。
2010年5月12日水曜日
JRuby 1.5.0 リリースのお知らせ
原文:トム=エネボ
JRubyのバージョン1.5.0 のリリースを発表いたします。
ホームページ: http://www.jruby.org/
ダウンロード: http://www.jruby.org/download
今まで最長のリリース期間(凡そ五ヶ月)を経た今回のリリースは不具合の修正の数も最多になりました。加えて、以下に示す通り、多くの新しい機能も含んでいます。不具合の内訳としてはRubyのメソッドの細かい仕様の修正が殆どです。その点から申しますと、JRuby 1.4.0から1.5.0へのアップグレードは容易でしょう。また、「JRubyから暫く遠ざかっていた」と仰るあなたも、この機会に是非JRubyを今一度試してみて下さい。
JRuby バージョン1.5.0
JRubyのバージョン1.5.0 のリリースを発表いたします。
ホームページ: http://www.jruby.org/
ダウンロード: http://www.jruby.org/download
今まで最長のリリース期間(凡そ五ヶ月)を経た今回のリリースは不具合の修正の数も最多になりました。加えて、以下に示す通り、多くの新しい機能も含んでいます。不具合の内訳としてはRubyのメソッドの細かい仕様の修正が殆どです。その点から申しますと、JRuby 1.4.0から1.5.0へのアップグレードは容易でしょう。また、「JRubyから暫く遠ざかっていた」と仰るあなたも、この機会に是非JRubyを今一度試してみて下さい。
2010年5月4日火曜日
JRuby 1.5.0.RC3 がリリースされました。
原文:トム=エネボ
JRuby 1.5.0.RC3 のリリースをお知らせします。
ホームページ: http://www.jruby.org/
ダウンロード: http://www.jruby.org/download
JRuby 1.5.0.RC3 のリリースをお知らせします。
ホームページ: http://www.jruby.org/
ダウンロード: http://www.jruby.org/download
RC2以降に修正されたバグを以下に示します。
- JRUBY-3742: Java native threads are not added to ThreadService.rubyThreadMap after being adopted.
- JRUBY-4264: threadContextMap leaks RubyThread on death of adopted thread
2010年4月28日水曜日
JRuby 1.5.0.RC2 がリリースされました。
原文:トム=エネボ
JRuby 1.5.0.RC2 のリリースをお知らせします。恐らくこれが最後のRCになると思われます。
ホームページ: http://www.jruby.org/
ダウンロード: http://www.jruby.org/download
RC1のリリース以降に修正されたバグを以下に示します。
JRuby 1.5.0.RC2 のリリースをお知らせします。恐らくこれが最後のRCになると思われます。
ホームページ: http://www.jruby.org/
ダウンロード: http://www.jruby.org/download
RC1のリリース以降に修正されたバグを以下に示します。
- JRUBY-3153: IO rubyspec failures under IBM JDK6 Linux
- JRUBY-3208: ant task api-docs runs out of memory, patch included
- JRUBY-4677: Java exceptions can't be rescued with "rescue Exception"
- JRUBY-4680: jirb_swing broken: JRuby picking wrong constructor, with no obvious work around
- JRUBY-4704: "Java wrapper with no contents" error when subclassing a Runnable class in JRuby
- JRUBY-4710: Problems importing classes in default package
- JRUBY-4715: FFI::StructByValue missing layout and struct_class methods.
- JRUBY-4721: FFI::Platform::CONF_DIR looks in wrong location for PPC Macs.
- JRUBY-4724: Java class equality operator is order dependent
- JRUBY-4725: to_java_object no longer exists
- JRUBY-4729: System properties to set bindir and default rubygems paths
- JRUBY-4730: Unix jruby-1.5.0.RC1 distro includes rubygems/default/jruby_native.rb without native launcher
- JRUBY-4731: Mismatched default compilation prefix
- JRUBY-4733: Allow compilation of Ruby files for a specificic JVM version
- JRUBY-4734: Reduce "multiple Java method" warnings in unambiguous cases
- JRUBY-4735: install-gems ant target should not count on successful installation of jruby-launcher
- JRUBY-4737: Compatibility issue with Spring property from 1.4.0 to 1.5.0.RC1
- JRUBY-4738: test/testapp/testapp.exe appears twice in jruby-src-1.5.0.RC1.tar.gz
- JRUBY-4742: File::Stat throws a NPE when it doesn't find a file into a jar
- JRUBY-4747: read_nonblock error with couchrest
- JRUBY-4749: require 'rbconfig' fails on GAE because of NullPointerException
- JRUBY-4750: ant-to-rake:
task does not work when classpath is defined via taskdef's attribute - JRUBY-4751: Java call to RubyBignum.to_s() returns generic object representation
- JRUBY-4754: NotImplementedError: the MD5() function is unimplemented on this machine
- JRUBY-4757: addressable gem doesn't work with --fast
- JRUBY-4760: File.open throws Errno::ENOENT when file inside jar is accessed using ".." (doubledot) in the path
- JRUBY-4761: 1.9.2: Thread#backtrace
2010年4月15日木曜日
JRubyのバージョン1.5.0.RC1がリリースされました
原文:トム=エネボ
JRubyのバージョン1.5.0.RC1を発表いたします。
ホームページ: http://www.jruby.org/
ダウンロード: http://www.jruby.org/download
今まで最長のリリース期間(凡そ五ヶ月)を経た今回のリリースは不具合の修正の数も最多になりました。加えて、以下に示す通り、多くの新しい機能も含んでいます。不具合の内訳としてはRubyのメソッドの細かい仕様の修正が殆どです。その点から申しますと、JRuby 1.4.0から1.5.0.RC1へのアップグレードは容易でしょう。また、「JRubyから暫く遠ざかっていた」と仰るあなたも、この機会に是非JRubyを今一度試してみて下さい。以前あった不具合が解消されている可能性大です。1.5.0の正規リリースをより良い物にする為にどうぞご協力下さい。
JRuby バージョン1.5.0.RC1
JRubyのバージョン1.5.0.RC1を発表いたします。
ホームページ: http://www.jruby.org/
ダウンロード: http://www.jruby.org/download
今まで最長のリリース期間(凡そ五ヶ月)を経た今回のリリースは不具合の修正の数も最多になりました。加えて、以下に示す通り、多くの新しい機能も含んでいます。不具合の内訳としてはRubyのメソッドの細かい仕様の修正が殆どです。その点から申しますと、JRuby 1.4.0から1.5.0.RC1へのアップグレードは容易でしょう。また、「JRubyから暫く遠ざかっていた」と仰るあなたも、この機会に是非JRubyを今一度試してみて下さい。以前あった不具合が解消されている可能性大です。1.5.0の正規リリースをより良い物にする為にどうぞご協力下さい。
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