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2012年8月11日 (土)
「ローマ法王の休日」 法王の結論
ローマ法王が亡くなった後に、次の法王を枢機卿たちが選ぶ会議のことを「コンクラーベ」というのを知っている方も多いでしょう。
ダン・ブラウン原作のトム・ハンクス主演の「天使と悪魔」でも題材になっていましたよね。
「コンクラーベ」は枢機卿の2/3の票がとれないと法王として選出されないという仕組みのため、数日間に及ぶこともあるそうです。
まさに「根比べ」ですね。
さて本作はその「コンクラーベ」で次期法王候補としては名前が通っていなかったメルヴィルが選ばれてしまったことから始まります。
メルヴィルは謙虚で真面目で、ガツガツした上昇志向などはない人物です。
この「コンクラーベ」の場面で驚いたのは、次期法王として下馬評が高かった他の枢機卿を含め、皆が法王に選ばれたくないと思っているという描写があったことです。
普通映画等では登場人物は上昇志向があり、まさに権力欲と言われるように、それが物語のドライブ力になっていることが多いです。
上昇志向は「他人を蹴落としてでも」といったマイナス面で描かれることも多いですが、「アメリカンドリーム」的な健全な上昇志向というのは基本的にみなポジティブな印象をうけるでしょう。
ですので、上昇志向というものは「あって当たり前」なものとして映画、そして現実世界でも思われていることが多いかもしれません。
しかし、ほんとに皆が上昇志向というものを持っているのでしょうか。
本作の「コンクラーベ」に挑む枢機卿たちはみなそういった上昇志向はありません。
というより法王職というものが、非常に責任が重く、とても背負いきれないものであると思っているのかもしれません。
確かに法王という職は、一度なってしまったら終身ですし、その発言はキリスト教界だけではなく、他宗教、そして政治等にも影響を与えてしまうものです。
その職についた人が背負う責任というのは計り知れないものです。
それが「死ぬまで」続くのです。
どこかの国の総理大臣のように途中で放り出すこともできないわけですね。
その重圧たるや・・・。
どちらかというと職種というよりは、天皇や王といったような「機関」としての機能を持っているのかもしれません。
天皇や王は生まれた頃からそうなるように教育されていますからそういった職(?)につく覚悟があるかと思いますし、また大統領や総理大臣といった職も自らの意志で立候補するわけですからやはり覚悟はあるわけです。
しかし本作の法王については、クラスの学級委員長のようにみなで押し付けあうような感じで、責任ある職を任じられてしまうわけです。
結果的に法王職は押し付けられるような形で、自分でも向いていないと思っているメルヴィルに渡ってきてしまいました。
しかし真面目なメルヴィルは選ばれたからこそ、それを受けなければいけないと初めは思いますが、信者の前でスピーチをする直前になると、自分にはできないと言って逃げ出してしまいます。
メルヴィルを診断する精神科医はかれにうつ病の症状があると言います。
これはすごくわかるのです。
出世競争と良くいわれるのは、皆が上昇志向があるというのが前提です。
でもほんとにみんなが上昇志向を持っているのでしょうか。
個人的には社長になりたいとか、偉くなりたいというのは、あまり持っていないのですよね。
どちらかというと自分の力が発揮できて、やりがいのある仕事をしたいと思うほうです。
この気持ちは偉くなりたいとかいう気持ちとは違うのですよね。
でも、以前自分の畑とまったく違う仕事をすることがありました。
別段自分から望んだわけでもなかったのですが、組織としてもそういう経験をして力をつけてほしいということを言われ、期待してくれるのならば応えなければいけないと思ったのですね。
けれどやはりやってみると自分のやりたいこととなにか違う。
でも受けたからにはやらなければいけない、でもなかなか周囲の期待に応えられない。
そういう悶々とした状態を続ける中でやはりメルヴィルと同じような状態になりました。
逃げ出している状態のとき、やはり考えたのは自分がほんとにやりたいことは何なのか、どうありたいのか、そしてどのようにすれば自分の力を最大限に発揮し会社に貢献できるのかといったことでした。
そのときに悩んだ末に自分なりのあり方というものは今では持つようになりました。
自分が持っているスキルを最大限に活かし、他の人では代われないほどにその能力を高めていくということ。
そうすることによって自分がやりたいことと周囲の期待をうまく摺り合わせるということができるようになったかなと思います。
だから、本作で最後にメルヴィルが出した彼の結論は、個人的には非常に共感性が高いものでした。
責任感だけで仕事をし続けることにはやはり無理があります。
個人の努力だけでは越えられないものがあるのです(越えられる人もいるかもしれませんが)。
責任感に加え、自分自身が活かせるような仕事でないとそれは長続きできないのです。
アメリカ映画を見慣れた方からすると、アメリカ的なハッピーエンドではないことに違和感を感じるものかもしれません。
けれど意外とこういった結論をだしたメルヴィルの勇気(あれは勇気だと思う)に頷く人も多いのではないかなと思ったりもします。
別の畑の仕事を経験したことは、結果的には今の自分のスキル・仕事に活かされていて、そのときは辛かったのですが、そういうことを進めてくれた上司と会社には今では感謝しています。
投稿者 はらやん 時刻 22時49分 映画・テレビ, 映画 ら行 | 固定リンク
コメント
sakuraiさん、こんばんは!
個人的には本作はわかるんですよね。
望んで社長になったり、立候補して総理大臣になって、投げ出すのはいけないと思います。
でも望んでもいないのに、責任を負わされるというのは、その人にとっては荷が重すぎるのではないかと。
それでも周りがサポートしてくれるのならまだしも、それもない。
そしてそれが自分が「死ぬ」まで逃げられない。
これは自分の人生を、望んでいない役割に捧げるようなものだと思います。
それは人として不幸ではないかと。
誰かのために、その人が不幸になるというのはやはり違うかなと思うのですよね。
投稿: はらやん | 2012年10月 4日 (木) 20時31分
うーん、メルヴィルの場合う、違う畑の仕事というわけではなく、彼が神父と言う道を選んだ時に、一種の覚悟を要したのでは!と思います。
今の多様な道がある社会の中で、神父を選んだのですから、最後の決断じゃ、それまでの自分の人生を全否定しちゃうんじゃないでしょうかね、
休日の後は、だれでもいやでも学校に行く、仕事に行く、そして法王をやり遂げる。そうあってほしかったです。
投稿: sakurai | 2012年10月 1日 (月) 19時28分
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