GH
GH (ジーエイチ)とは2文字のアルファベットからできた、学生の英語嫌いを助長する文字列である。
概要[編集 ]
英語を勉強したことのある者だったら経験したことがあると思うが、「gh」を含んだ単語は、発音する上でも暗記する上でも厄介で理不尽と言えるものである。以下に実例を挙げながら、どのような点が厄介なのかを説明していきたいと思う。
なお、GHは音楽的に言うと「ゲーハー」すなわち「ソシ」を表すが、そんなこと誰も気にしない。[1]
発音[編集 ]
この節では「gh」の発音について、理不尽な点を挙げたいと思う。
ghostの「gh」[編集 ]
「gh」を含む単語にしては、まだマシな発音である。しかし英和辞典によっては、<<発音注意>>と記入されているので、理不尽な発音だということは変わらない。
「f」的な「gh」[編集 ]
この「f」的な「gh」が含まれる単語として、「enough」がある。上と比べると、随分理不尽な発音であるため、これを初見で完璧に「イナフ」と読める者は、そうそういないと思う。「エノウ・・・グフ?」等と読んで、既に読み方を知っている者から嘲笑された、といったことを経験したことのある者の方が遥かに多いことであろう。
以上のようにかなり理不尽な発音をする単語であるにもかかわらず、「enough」は意外と使用頻度が高く、英語のテスト等でも問われやすい単語である。
(例文: I don't have enough money. や He was kind enough to tell me the way to the hospital. 等)
因みにGhotiの「gh」の部分の発音は、ここでの「gh」の発音と同じである。
不規則動詞等に登場する「gh」[編集 ]
上の2つは発音するからまだ良かったが、なんとここで紹介する「gh」は発音しないのである。しかも、「think」,「buy」,「teach」,「catch」,「bring」等、使用頻度が高めの動詞の過去形・過去分詞形にこの「gh」は登場してしまうのだ。名詞でも「night」、助動詞でも「might」。どちらも英語を勉強する上で、かなり重要な単語である。[テストに出るよ! ]
因みに「honest」の「h」や「knife」の「k」も、ここでの「gh」の仲間である。
発音以外[編集 ]
上では発音について理不尽な点を挙げた。とは言っても、「積極的に話すこと・聴くこと」によって英語を使いこなせるようになるというより、「とにかく書くこと」・「問題を解くこと」・「テストで良い点をとること」によって、英語を使いこなせるようになることを目指した日本の英語教育に於いては、発音が理不尽だの意味不明だの言うのは、無駄に思われる。しかし忘れてはいけないのが、この「gh」には発音以外にも理不尽な点があるということである。
暗記[編集 ]
英単語を覚えるのに一苦労、肝心なテストの時に暗記したはずの単語が浮かばない。誰でも経験したことがあると思う。もしそのような経験がある人に、「暗記するのに一苦労した単語といえば?」という質問をしたら、「environment」や「transportation」など比較的長めの単語を挙げる者がたくさんいることであろう。
ここで突然であるが、「daughter」と「sightseeing」を見て欲しい。どちらも短いとは言えない単語であろう。しかも発音しない。これでは、「douter」や「saitseeing」等と書いてしまうのもしょうがない。
「gh」の多用[編集 ]
まずは下の文章を見て欲しい。
A tough knight and a ghost caught enough ghoti to eat at night. Although they thought the daughter of the knight would be happy to see the ghoti they caught, she sighed. She'd already bought a lot of ghoti.
この文章には、これでもかという程「gh」が使われている。このような文章を音読する時には、それぞれの「gh」を含む単語が上記の3つの発音の仕方のうち、どれに当てはまるのかを考えなければならない。
結論[編集 ]
英語を学ぶ上では、「gh」から逃れることが出来ない。どうしても逃れたいのなら、英語の綴りや発音を変えられるほどの絶大な権力を持つか、過去のヨーロッパへタイムスリップして「gh」を発音させるよう仕向けるか、エスペラントを世界共通語にするか[2] 、等色々な方法が考えられるが、どれも骨の折れそうなものばかりである為、あまりお勧めできない。
結局我々は、単語暗記ロボットになるしかないのであろう[3] 。
脚注[編集 ]
関連項目[編集 ]
この項目「GH」には、執筆者が大真面目に書いた可能性もありますが、今はまだ周知の事実しかありません。 嘘を追加するか、ウィキペディアに転載して下さるボランティアを求めています。 (Portal:スタブ)