看板は「通」ながら「広場」:<旭川広場>(2017年05月30日)

↓住まいの直ぐ近所の朝です。都市緑地の何気ない看板ですが、何か「アーティスティックな雰囲気」というようなものを放っていると感じて、足を停めて眺めていました。
「旭川広場」.jpg
↑好天の日であっても、早朝の段階で窓から外を少し伺い、何か「曇っている?」というように思えるのですが、戸外に出てみれば「朝靄の彼方に光」という独特な風情が見受けられます。

看板には、漢字―周囲がロシア語のアルファベットばかりな中、漢字は凄く目立ちます。―で「旭川通」で上に「ул.АСАХИКАВА」とその意味のロシア語も在ります。しかしここは"Сквер"(スクウェル)、「広場」と呼ばれています。「Сквер Асахикава」(スクウェル アサヒカワ)と書いて「旭川広場」という訳である。

1967年、「ロシア革命50年」という年にソ連各地で「外国の都市との友好交流」という機運が盛り上がったということがあり、ユジノサハリンスクは旭川に呼び掛け、友好都市提携が行われたということです。今年、2017年は「50年」とのことです。

この<旭川広場>は、永きに亘るユジノサハリンスク・旭川両市の交流に因むものです。

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