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川づくりは、地域の暮らしや歴史・文化、また川が本来有する自然環境や河川景観等に配慮した「うるおいのある川づくり」が重要です。一方では気象変動によるゲリラ豪雨や台風の大型化などにより、各地で土砂災害が多発しています。当社では、うるおいのある水辺空間の創出や自然環境の保全、さらに合意形成に基づく総合的な川づくりに取り組んでいます。また流域全体の砂防施設配置計画など、土砂災害に関するソフト対策からハード対策まで幅広く対応します。
地域の降雨・流出特性を考慮して、安全な治水計画を行います。また地域の文化・風土・人々との調和、環境に配慮した利水計画をプランニングします。
多自然川づくりの思想を踏まえ、治水・利水・環境、並びに河道特性、地域特性を勘案した川づくりを提案します。河川改修で景観設計が必要となる場合は、関連する事業との整合、地域住民等との合意形成を図りながら設計を行います。一般の方でも改修事業の思想や改修前後の河川の姿が分かり易いよう模型やCG、イメージパース等を作成し、情報提供を行います。
改修後のイメージ図堤防強化事業を推進するにあたり土質構成や土質定数についても妥当性の検証を行った上で、堤防強化区間を設定し、耐浸透性能に関する照査を行います。照査の結果から所要の安全率を満足しない場合は、対策工について検討を行います。
浸透流解析結果図レベル2地震動を対象とした河川構造物(堤防、樋門・樋管等)の耐震性能照査および耐震補強対策の検討を実施し、地震による構造物の損傷程度の把握とその対策を検討します。
L2照査解析結果図河川構造物のコンクリートの劣化状況、ひび割れ状況等について詳細に調査し、施設の健全度評価を行うとともに、施設の補修・補強設計を行います。
左:構造物写真/右:画像解析で作成したひび割れ図