9月16日(水)「インド」父親のチャイの店を手伝う少年
(テレビ東京・テレビ大阪 9月12日、テレビ愛知 9月14日)
【内容】インドの街角で必ず目にするのが「チャイ」の店。「チャイ」とは、いわゆるミルクティーのことで、インドの人達の生活では欠かせないものとなっています。ラケッシュ・ウラオン君(15)は学校が終わると、毎日、父親が経営するチャイの店へ手伝いに行きます。チャイは1杯約3円。店は地域の人たちにとっても大切な憩いの場所です。近所でも評判の味のチャイは固定客も多く、ラケッシュ君はチャイの配達も担当しています。ラケッシュ君の夢はサッカー選手になってワールドカップに出場すること。現在、人口は11億人を超え、やがて世界一の人口になるといわれているインドは厳しい競争社会でもあります。ラケッシュ君は家族の幸せを願いながら夢を追っています。 |
9月9日(水)「韓国」ホースバック・アーチェリーの少女
(テレビ東京・テレビ大阪 9月5日、テレビ愛知 9月7日)
【内容】疾走する馬から矢を放ち、点数を競う競技「ホースバック・アーチェリー」。
馬術と弓をあわせた新しいスポーツで、現在、20を超える国で行われています。2年前から「ホースバック・アーチェリー」に取り組んでいるチャン・スワさん(13)は、練習に専念するため練習場の近くに引っ越しました。「矢を射る時、馬と呼吸を合わせるのが一番難しい」とスワさんはいいます。以前、カナダに住んだ経験があるスワさんは世界には様々な文化や考え方があることを学んできました。「ホースバック・アーチェリー」も古くから世界中に伝わる騎射を基本としたもの。「この競技が世界中に広まって、そして世界の人たちが文化や考え方の違いを認め合うような社会になればいいな。」スワさんの願いです。 |
9月2日(水)「岐阜」珠算暗算少女
(テレビ東京・テレビ大阪 8月29日、テレビ愛知 8月31日)
【内容】岐阜県に暮らす、小学4年生の赤堀愛果ちゃん(10歳)は、お母さんが開いているそろばん教室で3歳からそろばんを学んでいます。実は愛果ちゃん、そろばんの検定試験に9歳4ヶ月という史上二番目の年少記録で最高位の10段に合格したという実力の持ち主。暗算ではわずか7歳7ヶ月の時に史上最年少で10段を取得。珠算や暗算の大会でも常に全国でトップクラスです。「頭だけでなく体も鍛えたい」と、週3回は空手教室にも通っています。そんな愛果ちゃんが珠算・暗算でトップレベルを維持する秘訣は『毎日続ける練習』。天才少女と呼ばれる陰には人知れない努力があったのです。しかしある日、得意のフラッシュ暗算が突然できなくなってしまいました。
愛果ちゃんはどうやって乗り越えるんでしょうか? |
8月26日(水)「国内特集(4)・茨城」水戸の大神楽少女
(テレビ東京・テレビ大阪 8月22日、テレビ愛知 8月24日)
【内容】古くから神事として継承されてきた「水戸の大神楽」。鈴池摩彩(すずいけ まあや)ちゃん(10歳)はわずか5歳でこの世界に飛び込んだ。まあやちゃんが取り組んでいる曲芸は福を招く、「招福(しょうふく)の芸」といわれ、ひとつひとつの芸に意味が込められている。また、大神楽は技の美しさと共に、心の部分も大切にする。人々の幸せを願う気持ちがあってこそ、大神楽なのだという。稽古はとても厳しいが、まあやちゃんにとって、お客さんの拍手と笑顔はかけがえのないものだ。お客さんが大神楽を見て、「幸せな気持ちになってもらえるように。」と願いを込めてまあやちゃんは今日も芸を磨いている。 |
8月19日(水)「国内特集(3)・青森」津軽三味線少女
(テレビ東京・テレビ大阪 8月15日、テレビ愛知 8月17日)
【内容】津軽三味線の発祥の地である青森県五所川原市。近年は若手の演奏者が育っておらず、街をあげて津軽三味線の普及に努めている。小野えみりさん(12歳)は昨年からクラブ活動で三味線を始めた。「面白そうだったから」という理由で始めた三味線だが、今ではすっかり、その世界に夢中だ。集中力がアップしたり、ひとつのことをやり遂げる強さがついたりと、三味線を始めてから様々な効果があった。若手の演奏者が地元で育っていないいま、えみりさんは津軽三味線を、五所川原で続けていくことにこそ意義があると感じている。 |
8月12日(水)「国内特集(2)・福岡」かるた少女
(テレビ東京・テレビ大阪 8月8日、テレビ愛知 8月10日)
【内容】伝統文化であるとともに、俊敏な動きも要求され、スポーツの要素も併せ持つかるた競技。川上さやちゃん(11歳)は本格的な「競技かるた」を4年前から始めた。学校でも「かるたクラブ」に所属するほどかるたに夢中だ。競技かるたはまず自分が覚えやすいように札を並べ、暗記の後試合が始まる。さやちゃんはこの暗記に自信を持っている。いま、さやちゃんは百人一首の一枚、一枚の札の世界を知ろうと、札の意味を調べ始めた。全ては将来「かるたクィーン」になるためだ。 |
8月5日(水)「国内特集(1)・大阪」車いす競技に夢をかける少年
(テレビ東京・テレビ大阪 8月1日、テレビ愛知 8月3日)
【内容】3歳のときに交通事故で下半身の自由を失い、以来、車イスでの生活を送る、緋田高大(あけだ たかひろ)君(14歳)。今年、フランスで開催された世界ジュニア車イスバスケットボール選手権の日本代表として選ばれました。
たかひろ君は下腹部から下の感覚が全くなく、自らの意思で筋肉を動かすことが出来ません。そのような状態で車イスに座るのは、実は大変なことで、しかもボールを受けたり、投げたりする。これには専門家も驚いています。車イスバスケットだけではなく、陸上競技にも取り組むたかひろ君。家族の支えと愛情がハンディを乗り越える大きなチカラとなることを教えてくれます。 |
7月29日(水) 「インド」 散髪屋の少年
(テレビ東京・テレビ大阪 7月25日、テレビ愛知 7月27日)
【内容】インドでの街角では散髪屋をよく見かけます。散髪屋といっても路上にイスとテーブルを置いた簡単なもの。一般的にインドの男性は、日曜、水曜、金曜日にしか髪を切らないといいます。スマン・サルカル君(15)は休日、散髪屋である父親を手伝います。散髪は約20円、ヒゲ剃りは12円。「一番気を使うのはヒゲ。インド人はヒゲにこだわるしたくさんのかたちがあるからね。」スマン君は、将来、散髪屋をビジネスとして広げ、家族を助けたいと考えているのです。 |
7月22日(水) 「韓国」 テコンドー少女
(テレビ東京・テレビ大阪 7月18日、テレビ愛知 7月20日)
【内容】多彩な足技から「足のボクシング」とも言われる韓国の国技「テコンドー」。
キム・ポギョンさん(13)は韓国代表を目指し、毎日の練習に打ち込んでいます。ポギョンさんが生まれてすぐに両親は行方不明となり、祖母がポギョンさんを育ててきました。今でも祖母は、時々ポギョンさんには内緒で廃品回収を行い、生活費を稼いでいます。祖母の願いは、孫が雑草のようにたくましく生き抜いてくれること。「いつか祖母を幸せにしてあげる」との誓い胸に今日もポギョンさんはテコンドーに取り組んでいます。
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7月15日(水) 「カナダ」 バレエ少女
(テレビ東京・テレビ大阪 7月11日、テレビ愛知 7月13日)
【内容】北米のパリとも言われる、カナダ第2の都市モントリオールは、
ヨーロッパ発祥のクラシックバレエも盛んな都市。
クローイ・ハリスンスチュワートさん(13歳)はプロのバレリーナを目指しています。
3歳でクラシックバレエを始めた彼女は、昨年モントリオールの名門スクールに合格。
夢への第一歩を踏み出しました。
しかし、実際にプロとして活躍できるのはほんの一握り。
クラシックバレエは同じ動きの中での個性や表現力が非常に重要になってきます。
様々なことを吸収し、バレエに活かしていきたいと考えているクローイさん。
ダンスの創作をして遊んでいる中にも、新たな発見があるのだとか。
また感性の幅を広げようと詩や小説にも挑戦している。
クローイさんは夢に向かいひとつずつ階段を上っている。
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7月8日(水) 「シンガポール」 勉強少女
(テレビ東京・テレビ大阪 7月4日、テレビ愛知 7月6日)
【内容】資源に乏しいシンガポールでは、「人」も大切な資源と考え、子どもたちの教育に力を注いでいます。
国内ではトップクラスの成績のマデリン・テオちゃん(12歳)。
この日は以前から興味を持っていた人工貯水池の社会科見学。
国の巨大プロジェクトで、マデリンちゃんが以前から興味を持っていた施設です。
国の事情にも関心が高いマデリンちゃん。
しかし、最近成績が振るわない為、
エアライフルのクラブに入り集中力を養っています。
マデリンちゃんは将来、大学進学を希望していますが、シンガポールでは自由に進路を選ぶことが出来ません。国が個々の才能をテストで判断し、能力に応じた進路を決める仕組みになっているのです。そのため大学へ進学できる人間は限られています。
勉強以外にもいろんなことを経験したいと思っているマデリンちゃん。
「将来、シンガポールの発展に貢献する」という目標に向かって頑張っています。
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7月1日(水) 「タイ」 ノックレーバンド少年
(テレビ東京・テレビ大阪 6月27日、テレビ愛知 6月29日)
【内容】タイには27年前に結成され、代々受け継がれている「ノックレー」という子どもだけのバンドがあります。タイ北部の都市、チェンマイに暮らす、ナタナン・チャンタブン君(11歳)は14代目のボーカルとしてバンドに参加しています。実は、以前バイクの販売をしていた父親が、仕事中の事故で働けなくなり、今は母親の氷屋の収入だけになってしまいました。そんな両親を少しでも助けられれば、と母親の氷屋の仕事を毎日手伝っています。
そして週末はバンドの練習へ。実はナタナン君がこのバンドに入ったのも、両親を助けるため。コンサートを開くと、わずかな出演料がもらえるからです。
11歳のナタナン君は家族を助けるために今日も頑張っています。
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