4月29日(水) 「カナダ」 メイプルシロップ少年
(テレビ東京・テレビ大阪 4月25日、テレビ愛知 4月27日)
【内容】カナダの国旗に描かれている「カエデ」の樹。その「カエデ」の樹液を原料に作られるのが、
日本でもお馴染みの「メイプルシロップ」です。
ザビエル君(10歳)は幼い頃から、手作りにこだわるおじいさんの手伝いをしています。
手作りのメイプルシロップ作りは、とても手間がかかる作業。機械を使えば、簡単なのですが、昔ながらの製法で作ったほうが、自然に優しく、美味しく仕上がるといいます。
ザビエル君は、"伝統を守ることは、自然を大切にすること"だと教えてくれました。
一番の楽しみは、自分が手がけたメイプルシロップを、みんなに味わってもらうこと。
雪の上で固めて作るメイプルキャンディは観光客に大人気。
「木々や地球の環境のためにも、手作りのメイプルシロップを守っていきたい」
ザビエル君はこれからも、伝統の味と製法を守っていきます。 |
4月22日(水) 「バングラデシュ」 カワウソ漁の少年
(テレビ東京・テレビ大阪 4月18日、テレビ愛知 4月20日)
【内容】バングラデシュの伝統文化でもある「カワウソ漁」。カワウソを操り、魚を網へ追い込む珍しい漁で日本の「鵜飼い」によく似ています。ショーロブ君(14歳)は、代々カワウソ漁を営む漁師の息子。今、カワウソ漁を営む漁師は減少していて、もし、ショーロブ君が家業を引き継がなければ、一家は他の職業を探す事になります。「カワウソ漁は収入も少ない。息子には他の仕事に就いてほしい。」父親の本音です。しかし、父親の漁を手伝うショーロブ君は、「カワウソ漁」を継ぐことを決めています。自然の中で感じたこと、そして父親の背中が教えてくれたことをショーロブ君はこれからも大切にしいていきたいと思っているからです。 |
4月15日(水) 「グアム」 鍛冶屋の少年
(テレビ東京・テレビ大阪 4月11日、テレビ愛知 4月13日)
【内容】グアムの中央部、マンギラオ村に暮らすキン・グレロ君(10歳)。
学校帰りに週5回も立ち寄るのは、おじいさんの鍛冶屋。
グアム唯一の鍛冶職人であるおじいさんのジャックさん(89歳)は、
先住民チャモロ人の生活に欠かせない道具を長年作り続けてきました。
普段はキン君に甘くやさしいジャックさんですが、仕事になるととても厳しい人。
そんなおじいさんを心から尊敬しているキン君、「早く一人前になりたい。
伝統の炎を絶やしてはいけない。」と、日々頑張って修業をしています。
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4月8日(水) 「ミャンマー」 イルカ漁の少年
(テレビ東京・テレビ大阪 4月4日、テレビ愛知 4月6日)
【内容】「ミャンマーの命」と呼ばれるエーヤワディー川で絶滅の危機に瀕している
川イルカを使った伝統の漁があります。ゼインミョーウー君(15歳)はイルカ漁の漁師を目指し父親の元で修行をしています。
ミョーウー君にとってイルカは家族の一人であり、これからもイルカと共に暮らしていきたいと思っています。
しかしミョーウー君が心配するのはイルカや魚の数が減ってきていること...。
ミョーウー君のイルカ漁にかける思いとは...?
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4月1日(水) 「フィリピン」 落花生売りの少年
(テレビ東京・テレビ大阪 3月28日、テレビ愛知 3月30日)
【内容】フィリピンには、店を持たないいわゆる「露店」が多く、庶民の生活に溶け込んでいます。ロニー君(10歳)は学費が払えず小学校を辞め、毎日、街角で落花生を売ります。今、ロニー君が暮らす「スラム街」は立ち退きの対照となっていて、いつ壊されるかわからない不安の日々を送っています。わずかタタミ1畳ほどの空間に一家5人が暮らし、トイレや水道もありません。落花生の1日の売り上げは300円にも満たず、家族の食費だけにきえていきます。時間があると、ビンやカンを拾い集め、現金に換える厳しい生活。夢があるから、家族があるから生き抜いていけるのです。そのロニー君の夢とは・・・・ |
3月25日(水) 「グアム」 バティック画少女
(テレビ東京・テレビ大阪 3月21日、テレビ愛知 3月23日)
【内容】グアムの東海岸にあるイナラハン村は、グアムの先住民・チャモロ人の文化を色濃く残す村。ここに暮らすタビファちゃん(8歳)は、祖母のジュディさんから「バティック画」を習っています。「バティック」とは「ろうけつ染め」のことで、特に東南アジア地域に伝わる伝統技法をこう呼びます。植物の葉などを下絵の材料にし、溶かしたロウでかたどりながら描きますが、タビファちゃんも葉の隙間まで丁寧にロウを塗る練習をしています。さらに祖母のジュディさんからチャモロの様々な伝統文化を教わっているタビファちゃん。失われつつあるチャモロの心を忘れてはならない、と実感しています。 |
3月18日(水) 「ミャンマー」 ラウェイ少年
(テレビ東京・テレビ大阪 3月14日、テレビ愛知 3月16日)
【内容】ミャンマーの伝統格闘技「ラウェイ」は1000年の歴史を誇る格闘技。ほとんど素手で殴り合う世界最強の格闘技といわれています。トーデインくん(15歳)は両親と離れ、ラウェイのジムに住み込で修行中。わずかな反則以外は頭突きなども認められる過酷なルールで行われるため、チャンピオンになるためには気力・体力・精神力全てを鍛えないといけません。トーデイン君は現在まで負け知らずでラウェイ期待の星!夢のチャンピオンは近い...。 |
3月11日(水) 「ベルギー」 ピエロ少年
(テレビ東京・テレビ大阪 3月7日、テレビ愛知 3月9日)
【内容】ベルギーの首都ブリュッセル郊外には子どもたちのための「ピエロ学校」があり、ヴィクトール君(11歳)も4年前からここに通っています。ヴィクトール君は「神経線維腫症(しんけいせんいしゅしょう)」という目の病気を持っていて、これまでイジメや差別にあい、つらい思いをしたこともあります。しかしいつも明るく元気なのは、持ち前の前向きな気持ちと、このピエロ学校に出会ったから。ピエロになって演技をすると、みんなが楽しそうに笑ってくれる...だからピエロになるのが大好きなヴィクトール君、いつも人々に幸せと笑顔をもたらす存在でありたいと、ピエロの練習を頑張っています。 |
3月4日(水) 「フィリピン」 採石場の少年
(テレビ東京・テレビ大阪 2月28日、テレビ愛知 3月2日)
【内容】ロメル・バロン君(10歳)は、午前中で小学校の授業が終わると、午後は両親が働く採石場を向かいます。6人兄弟のうち4人が大人に混じり、岩山で岩を削るのです。崖の中腹で、子どもたちは裸足で手袋もせずにも黙々と岩にハンマーを打ち込みます。時々、重たいハンマーが足に当ったり割れた石で怪我をすることも。バロン君の妹の手には石で挟まれた傷跡が残っていました。石の粉が舞う中、両親を助けるため、そして、生きるために採石場で働く子どもたちを紹介します。 |
2月25日(水) 「ミャンマー」 お菓子づくり少女
(テレビ東京・テレビ大阪 2月21日、テレビ愛知 2月23日)
【内容】ミャンマー伝統のお菓子「ヨーヤモイン」はミャンマー人にとって冠婚葬祭や年中行事には欠かせないものです。チューチューテンちゃん(14歳)は学校から戻ると毎日、父親と「ヨーヤモイン」を作っています。一家はお菓子の売り上げで生計を立てており、味が落ちるとすぐに売れなくなるので、お菓子作りは真剣そのもの。チューチューテンちゃんにとって、お菓子作りを手伝うことは自分を育ててくれた家族に感謝することでもあるのです。実はチューチューテンちゃんには大きな夢がありました。その夢とは・・・・・・ |
2月18日(水) 「アイルランド」 乗馬少女
(テレビ東京・テレビ大阪 2月14日、テレビ愛知 2月16日)
【内容】アイルランドは「馬の国」と称され、馬術競技がさかんに行われています。大西洋岸の都市ゴールウェイに住むイーマーちゃん(11歳)。愛馬ルーシーと自宅の裏庭にある練習場で父親からジャンピングを習っています。ジャンピングは騎手と馬とが気持ちをひとつにしてコース内の障害物を跳び越していく競技。地元のジャンピング大会では愛馬ルーシーとうまく息を合わせることができ、イーマーちゃんの夢は大きく膨らんでいます。 |
2月11日(水) 「ベルギー」 チョコレート作り少年
(テレビ東京・テレビ大阪 2月7日、テレビ愛知 2月9日)
【内容】ベルギー、ブルージュは「チョコレートの町」。チョコレート職人として広く知られるドミニクさんからチョコレート作りを教わっているのは息子のジュリウス君(9歳)。最高においしいチョコレートを作る父を尊敬し、チョコレートの歴史や昔の道具にも興味があるジュリウス君。父を驚かせようとオリジナルのチョコレート作りに挑戦。
ジュリウス君が一人で作ったアイディアあふれるチョコレートに対する父の反応は...? |
2月4日(水) 「フランス」 映画女優を夢見る少女
(テレビ東京・テレビ大阪 1月31日、テレビ愛知 2月2日)
【内容】映画誕生の街といわれているフランス・パリ。パリの下街に暮らすマリ・クロウちゃん(10歳)の夢は映画女優になること。「女優はいつも美しくないといけないの」小さなパリジェンヌのマリちゃんは毎日のアクセサリーにも気を配ります。近所の人たちも彼女の夢を応援していて、街を歩く"未来の女優"に声をかけます。人を優しく包み込み、人と人を結ぶパリの街。小さなパリジェンヌの夢はスタートしたばかりです。 |
1月28日(水) 「ミャンマー」 象使いを目指す少年
(テレビ東京・テレビ大阪 1月24日、テレビ愛知 1月26日)
【内容】ミャンマーに生きる「ゾウ使い」。木材の運搬など、象はミャンマーで貴重な労働力で、それを支えているのが「ゾウ使い」たちです。「一流のゾウ使いになりたい〜」。ポコン君(15歳)は小学校を辞め訓練に励んでいます。訓練中に象の背中から落ち、胸を強打しながらも象との信頼関係を築こうとするポコン君。有名な「ゾウ使い」である父親の背中を見つめながら、夢を追いかけるポコン君の毎日を紹介します。 |
1月21日(水) 「アイルランド」 ハーリング少年
(テレビ東京・テレビ大阪 1月17日、テレビ愛知 1月19日)
【内容】アイルランドの国技「ハーリング」。ハーリングはスティックとボールを使いゴール得点を競うスポーツでホッケーやラクロスの前身といわれています。アイルランドの西側にあるゴールウェイに暮らすジェイミー君(14歳)はハーリングを始めて7年。元プレーヤーでコーチでもある父親に教わりながら一生懸命練習に励んでいます。ハーリングの試合はボールや体がぶつかり合い、生キズが耐えません。丈夫な体を作るために父親との特訓は自宅でも夜まで続きます。アイルランド伝統を守り、ハーリングで栄光をつかみたい・・・ジェイミー君は今日も夢に向かってボールを追いかけています。 |
1月14日(水) 「ベルギー」 ボビンレース少女
(テレビ東京・テレビ大阪 1月10日、テレビ愛知 1月12日)
【内容】ベルギー・フランダース地方の古都ブルージュは400年の歴史をもつといわれる伝統のレース編み「ボビンレース」の発祥の地。シャーリーちゃん(12歳)はこの町のボビンレース教室に通っています。ボビンレースとは、細長いボビンに糸を巻き、そのボビンを素早く左右に交差させながらレースを編んでいく技法で、細かく指を動かす技術と集中力が必要です。シャーリーちゃんはひとつひとつ大切に編むことで、作品への愛着と伝統の技を身に付けている誇りを持つようになりました。自宅でもボビンレースを通して家族と過ごす時間を楽しんでいます。いつかこの伝統をいろんな人に知ってもらいたいと願うシャーリーちゃん。夢へ向かってゆっくりと前に進んでいます。 |
1月7日(水) 「香港」 スカッシュ少年
(テレビ東京・テレビ大阪 1月3日、テレビ愛知 1月5日)
【内容】イギリス生まれのスポーツ「スカッシュ」。香港ではスカッシュの人気が高く、競技人口も多い。
イップ・チーフォン君(14歳)は。ジュニアの中で将来を最も期待されている一人です。日本より厳しい競争社会の香港。イップ君は、毎日のスカッシュの練習が終わると塾へ直行。勉強とスカッシュの両立が両親との約束です。「競争社会を生き抜くために何が必要なのか」。子どもたち自身が一番解っています。スカッシュにかけるイップ君の思いを紹介します。 |