放送番組基準

平成5年7月26日制定

1.大分朝日放送は、大分県の産業・経済の発展、地域文化の向上、および県民の福祉の増進を使命とし、不偏不党の立場に立って、真実を伝え、公正な姿勢を貫くとともに、放送の品位を高め、表現の自由を堅持する。放送に当たっては民間放送の特色をいかし、豊富多彩、健全かつ清新な番組編成を方針とし、教育教養の普及に寄与するとともに、正確迅速な報道、豊かな生活情報、及び多種多様な魅力ある芸能娯楽を提供し、又、公正な広告の媒体として、公共の福祉と産業・経済の繁栄に貢献し、社会の良識と信頼にこたえるものとする。

2.番組の編成に当たっては、報道番組、教養番組、娯楽番組、及び広告などの調和を図り、その配列は、視聴者の生活時間を考慮して構成する。内容については、社内外の審議機関を活用し、その質的向上と品位の保持に努め、普遍性のある香り高い放送を目指すものとする。以上の基本方針に基づき、編成する番組種別は次のとおりとする。

(1)報道番組 報道番組は、ニュース、実況中継及び時事問題に関する解説・論評などを内容とする。放送に当たってはテレビジャーナリズムの特性を生かし、事実を正確、迅速、公正に取り扱う。スポーツに関する番組についてもこれに準ずる。

(2)教育番組 教育番組は、学問・芸術・技芸・技術などの分野において視聴者の生涯にわたる自己啓発に資するとともに、能力の開発・資質の向上などに役立つ内容とする。放送に当たっては、その対象を明確にし、有益かつ適切な内容を効果的に編成する。

(3)教養番組 教養番組は、社会・経済・科学・文芸・美術などさまざまな領域において、広く県民の知識見聞を広め情操を培い、倫理性を高めるとともに、視聴者にとって豊かな生活の情報源となるような内容とする。放送に当たっては、その意図するところがわかりやすく、親しみやすく視聴されるよう配慮する。

(4)娯楽番組 娯楽番組は、ドラマ・芸能・音楽・映画・演劇など視聴者に喜びと安らぎを与え、明日への活力の糧となるような幅広い内容とする。放送に当たっては、健全な社会生活の潤滑油の役割を果たし、明るく楽しい番組となるよう配慮する。

(5)広告 広告の放送については、より多くの事業体などがこれを利用できるように配慮し、視聴者の生活に役立つ各種情報を提供することにより、公共の福祉と産業・経済の繁栄に寄与するものとする。放送に当たっては、社内外の調査考査機関を活用して、公正な広告放送を期する。

3.番組及び広告の企画、制作、実施に当たって守るべき基準と限界については、「日本民間放送連盟放送基準」に準拠する。

(追記) (追記ここまで)

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