(2024年11月5日 05:00)
東京証券取引所は5日から株式などの取引時間を30分延長し、15時30分までにする。取引機会の拡大で市場の活性化を目指すというが、もくろみ通りとなるか。
延長で株価の動きを左右するのは、企業決算など適時開示情報の発表時間。これまでは約8割の上場企業が、取引が終了した15時以降に行っていた。15時30分以降にズレるのなら、状況は変わらない。
ただ取引時間内に行う企業が増えたら効果はどうか。予想していた決算数値との差異で機械的に売買注文がなされることが増えるだけとの指摘も。恩恵を受けそうなのは短期的取引を行う投資家に限られるのでは。
人気と言われる何人かのデイトレーダーのブログをのぞいてみた。取引時間を目いっぱい売買に費やした様子は見当たらない。毎日そうなのかは確認していないが、これならあまり影響はないのかも。
市場の活性化は、上場企業がその価値を向上させ高めることが大本となる。そこに投資家が集まる。取引時間延長は1954年3月3日以来70年ぶり。その年の12月から57年6月まで神武景気が続いた。高度経済成長の始まりだ。延長当日の株価は前日比2円28銭高の351円31銭だった。さて今回は?
(2024年11月5日 05:00)
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