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玄海原子力発電所における請負会社社員の負傷について

発生日

2021年12月11日

発電所

九州電力 玄海原子力発電所

内容

事象

玄海原子力発電所において、緊急時対策棟設置工事を実施中の2021年12月11日11時頃、建屋壁に使用する鉄筋をクレーンで吊り降ろす作業を実施していたところ、鉄筋が落下し本設置工事に従事していた請負会社作業員2名に接触しました。

原因

鉄筋ユニットの吊り降ろし中に鉄筋ユニットのはね出し部が設置済の鉄筋に引っ掛かり、この際に加わる力に対し、結束線の耐力が不足していたことから結束線の一部が断線しましたが、これらの異常に気付かず作業を継続したため、残りの結束線が断線し、鉄筋が落下しました。

対策

  • 結束線を使用しない縦筋と横筋に分割したユニットへ見直しを行いました。
  • 鉄筋ユニットを吊り降ろす際は、隣接する鉄筋や足場への干渉を確認する監視員を増員しました。

参考リンク

プレスリリース

以上
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