どんぐりの育て方
どんぐりを育てて森をつくろう
私たちの生活が豊かになる一方で、今地球では二酸化炭素(CO2)の増加による温暖化や、熱帯林の伐採による森林破壊など、様々な環境問題が発生しています。
地球とこれからもなかよくしていくために、二酸化炭素(CO2)を吸収してくれる木をどんぐりから育てて森をつくりましょう。
昔、私たちのまわりにはどんぐりの木を中心とした森がたくさんあって、いろいろな動物や昆虫が住んでいました。どんぐりの森をつくると、カブトムシやクワガタが帰ってくるかもしれません。
どんぐりスケジュール
- 秋にどんぐり拾いをします。
- 拾ったどんぐりを持ち帰り、各家庭で育ててください。1年半ほど育ててもらい、その苗木を使って植樹をします。
どんぐりスケジュールの説明画像
どんぐりの苗木の育て方
どんぐり拾い(元気などんぐりを選ぼう)
- 色は茶色でつやがあるもの
- 実のかたいもの
- 実にキズや虫の穴があいていないもの
拾ったどんぐりを水につけよう
- 拾ったどんぐりを家に持って帰って、1日〜2日水につけてください。
(水に浮くようなどんぐりはダメです。コマややじろべいをつくって遊びましょう)
水につけたどんぐりの絵
どんぐりを植えよう
- 水につけて、沈んだどんぐりを植えます。
-
庭先や植木鉢、プランター、水が抜ける木箱などに植えてください。
植木鉢
2〜3個植えて、翌年の春に鉢の大きさに応じて元気のいいものだけ残してください。プランター
たくさん植えて、翌年の春にポット(黒いビニール製の苗木用鉢)などに植え替えてください。木箱
たくさん植えて、翌年の春にポット(黒いビニール製の苗木用鉢)などに植え替えてください。
- どんぐりは横にして、上からどんぐりが隠れる程度に土をかぶせ、枯れ葉などをのせてください。
- 植えたあとは、土が乾かない程度に水をやってください。(やりすぎてもいけません)
埋めたどんぐりの絵
プランターや木箱からの植え替え(移植)のしかた
- 翌年の春(4月〜5月)に芽がでて、葉っぱが2〜4枚になった頃植え替えてください。
- 移植ゴテなどで根を傷めないように、どんぐりをつけたままの状態で、ポットへ植え替えます。
植え替えたどんぐりの芽の絵
どんぐりの置き場所
- 夏場は日光が直接あたらない日陰においてください。
- 風もあまりあたらないところがいいです。
- 底に水がたまらないようにしてください。
芽の出たどんぐりの絵