第7回 ぼくとわたしの「あかるい」絵画コンクール 入賞作発表
第7回 九電・熊日 ぼくとわたしの「あかるい」絵画コンクール 入賞作品発表
第7回 ぼくとわたしの「あかるい」絵画コンクールにたくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。
あかるい「○しろまる○しろまる」というテーマで、明るい未来を夢みて描かれた、たくさんの「あかるい」絵画の中から、受賞作が決まりましたのでご紹介します。
作品展のお知らせ
入賞作品展
九州電力株式会社 熊本支店1階 フラットスクエアイベントホールとびぷれす熊日会館6階におきまして、作品展を行います。
子どもたちの「あかるい」日常生活や未来、街、夢、希望が描かれた素敵な作品をぜひご覧ください。
詳しくは九州電力株式会社熊本支店ホームページでお知らせします。
全部門
日時 | 2023年10月24日(火曜日)〜11月5日(日曜日) 10時〜17時 (注)11月3日は16時まで |
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場所 | 九州電力株式会社 熊本支店1階 フラットスクエアイベントホール (熊本市中央区上水前寺1丁目6番36号) |
日時 | 2023年11月7日(火曜日)〜11月19日(日曜日) 10時〜19時 (注)土曜日・日曜日は17時まで |
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場所 | びぷれす熊日会館6階(熊本市中央区上通町2番32号) (注)九州電力熊本支店で展示した全入賞作品を、再度びぷれす熊日会館で展示します。 |
第7回 ぼくとわたしの「あかるい」絵画コンクール審査員総評
- あかるい「〇〇」というテーマにあった作品がたくさん出品されており、お友だちや家族との日常や動物、昆虫との触れ合い、明るい未来を想像したものなど様々な主題と題材の工夫がありました。画材もクレヨン、水彩絵具、色鉛筆、サインペン等を駆使した幅広い表現が見られました。入賞された作品には構図、配色、彩色等に作者の意図や個性をとても感じました。
- 熊本地震以降から始まったこの「ぼくとわたしの『あかるい』絵画コンクール」が7回目を迎えて、応募作品がこんなにも多くなったことに驚きました。子どもらしい感性に溢れた作品が並び、見ているだけで笑みがこぼれてしまいました。
審査をしながら心が和やかになる時間をいただきました。 - 子どもが描きたいものや描きたい場面を楽しんで仕上げたことが伝わる作品ばかりでした。それだけでテーマの「あかるい」に沿っていると思います。一人ひとり違った自由な発想が見られるのもこのテーマの良さです。
これまでの作品と似ている題材や構図にとらわれず、思いっきり自分の感じたあかるい「〇〇」を表現してほしいと思います。 - どの作品も、自分なりの「あかるい」を、それぞれの表現で表していて、見ていてたいへん明るく幸せな気持ちになりました。
- あかるい「〇〇」を表すために、大人の想像を超え、様々な工夫がありました。応募された作品すべてにその子どもなりの明るい世界を感じることができ、きっとそれぞれの子ども達に素敵な未来が訪れることを想像してしまう、そんな夢のある素晴らしいコンクー ルでした。
- 「あかるい」というテーマを作品の中で表そうとする子どもたちの誠実さが全ての作品で窺え、身近な出来事や家族そして思い出の中から、子ども達なりに一生懸命にアイデアを練ったことが伝わってきました。中でも九電賞と熊日賞は構想、構図、配色が優れた作品でした。
- 自分の感じたことを素直に表現した作品が多くみられました。どの作品も、クレヨンや水彩絵具などの素材を生かし、絵を描くことの楽しさを感じながら制作していました。
入賞作品
(敬称略)
今年の九電賞
今年の九電賞選評
- 夜空に花咲く大輪の花火と明るく浮かび上がる熊本城をとても美しい色彩で豊かに表現されていました。今年は各地で花火大会が開催されました。たくさんの方が夏の夜空と花火を堪能されたのではないでしょうか。その賑わいが目に浮かぶ作品です。
- 熊本城を囲むように打ち上げ花火が描かれていて画面全体が華やかで明るい印象を感じます。熊本城にも花火の光が映り込んでいるような表現も素敵です。
- 徐々に蘇っている郷土の誇り熊本城です。その天守閣にイルミネーションがついたらいいなぁという子どもの願いが伝わります。そんなデコレイトされたお城のバックは黒い夜空、そこに大きな花火が描いてあり、明るさを強調しています。熊本の街に明るい未来がやって来そうです。
未来社会を担う子どもには、こんな発想を大事にしてほしいです。 - 郷土熊本のシンボル熊本城のキラキラとした姿と色とりどりの花火で埋め尽くされた夜空で華やかさを演出した画面は、とても明るく、力強さを感じさせて目を引く作品です。
- 花火に負けないくらい明るい熊本城。周りを暗くすることで、その明るさを引き立てており、 ダイナミックに感じます。様々な色を使っており、その鮮やかさは熊本がもつ元気そのものを表しているかのようですね。
- いろんな色の光の花火とともに、熊本城まで色とりどりに輝いており、その華やかさが十分に発揮されています。第一印象が「美しい」と感じさせる作品で、華やかな色遣いが美しい夜空を彩っています。また、クレヨンと水彩のコントラストが見事に花火を演出していました。また、少し見上げの構図が画面全体を迫力のあるものに仕上げていました。熊本城がこうなって欲しいなあというメッセージが伝わってきます。
今年の熊日賞
今年の熊日賞 選評
- 鮮やかな色彩でかき氷が描かれています。その周りを囲む人物の姿から、暑い夏にひと時の涼をわいわいとおしゃべりしながら楽しんでいる光景が目に浮かびます。色彩がとてもきれいです。
- レインボー色のかき氷を目の前にして、とっても嬉しかった気持ちが伝わってきます。明るい色をたくさん使って元気で勢いよく表現しているこの作品から元気をもらいました。
- この発達段階の子どもらしい絵です。日常の生活経験の中から楽しかったことを伸び伸びと描いています。レインボーのかき氷は、子どもの憧れなのでしょう。かき氷が爆発するような勢いで大きく描かれています。 誰が見ても思わず笑顔になる作品です。
- 明るく元気で喜びが溢れる画面構成や黄色を中心とした明るい色彩に惹きつけられます。中央の巨大で勢いあるかき氷の様子から、その時の喜びや幸せな気持ちがどれだけ大きいものだったのかが伝わります。
- 主役のかき氷の大きさに圧倒されました。周りには自分自身や家族、お友達でしょうか、たくさんの楽しい世界が描かれています。
色鮮やかで迫力のある縦の線、その中や周りにも たくさんの色が散りばめられていて、見ていてとても元気が出ます。 - 縦の構図で、かき氷を中心に、身近な人々などが楽しそうに配置されており、特に人物の笑顔と中心のかき氷を挟んだ青い動物が印象的で、「あかるい」というテーマにもふさわしい作品です。
- 身近な大好きな人や動物たちと一緒に食べたかき氷が、爆発的に美味しかったのでしょう。また、虹色のシロップが印象に残ったのでしょう。
そんな夏の思い出が伝わる温かい作品だと思います。また、かき氷を中心に、家族や自分を囲むいきものの生命感まで感じさせる作品です。
個人賞
学校賞
(注)学校名のみのご紹介とさせていただきます。
保育園こころ(上益城郡益城町)
熊本市立 白坪小学校