3.「九電グループカーボンニュートラルビジョン2050」の策定
「九電グループ カーボンニュートラルビジョン2050」の策定
2019年6月に策定した「九電グループ経営ビジョン2030」のもと、低炭素で持続可能な社会の実現に向けて、再生可能エネルギー・原子力の活用による電源の低炭素化や電化の推進に取り組んできた。
国の「2050年カーボンニュートラル」の宣言を背景に、企業に対する脱炭素への取組みやESG経営の推進への期待が高まっている状況を踏まえ、2021年4月、カーボンニュートラルの実現に挑戦することを宣言し、エネルギー需給両面の取組みとして「電源の低・脱炭素化」と「電化の推進」を加速させるため、「九電グループ カーボンニュートラルビジョン2050」を策定した。
2021年11月、低・脱炭素の業界トップランナーとして社会のカーボンニュートラル実現に大きく貢献するため、九電グループが目指す2050年のゴールを明確にしたうえで、バックキャストにより2030年の経営目標(環境目標)を上方修正するとともに、これらの達成に向けた具体的行動計画を含む「アクションプラン」を策定した。