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2.DX推進に向けた取組み

デジタル技術を活用した業務改革

「デジタル技術を活用した業務改革」を進めるため、「現場作業の自動化・集中化」や「サプライチェーンの合理化」、「データに基づく意思決定の実現」などをテーマに設定した上で、各事業部門の部長等、変革のキーマンを「業務改革担当」に任命し、「業務改革担当」のリーダーシップの下、事業部門とDX推進本部および情報通信本部が連携して取組みを進めている。

ICT基盤の構造改革

DX推進の前提となる「ICT基盤の構造改革」の実現に向け、「データ活用基盤の構築」、「最新デバイスの利用環境の構築」などをテーマに設定し、先進のデジタル技術や多様なデータを活用したDXに向けて、システム構成の見直し等を行い、運用・維持コストが低廉なICT基盤の構築を目指している。

イノベーション(攻めのDX)

デジタル技術を活用して、商品・サービスの価値向上やお客さま接点やビジネスモデルの根本的改革を図る取組みを検討し、スマートメータ等のデータ分析・活用プラットフォーム構築によるサービス提供など、新たな価値や社会課題解決につながる様々な新ビジネスの創出に挑戦している。
また、スタートアップ企業等が保有するデジタル技術やビジネスアイデアと九電グループのリソースを組み合わせるオープンイノベーションプログラム「ひらめきと共創」の開催(2022年1月〜6月)等を通じて他社との協業等に向けた取組みを進めている。

データ活用推進

九電グループにおけるデータドリブンな企業活動の実現や生産性向上、ビジネス改革を目的に、データ活用支援・啓発、データマネジメント、データガバナンスの3つの領域を定義し、取組みを進めている。
データ活用の黎明期であることを踏まえ、データ活用を普及・促進するための取組みとして、セルフBI(可視化や簡易分析)、高度分析(予測や最適化)を重点的に推進するとともに、従業員一人ひとりが自律的にデータを活用するために、安全性及び高い利便性の双方を備えたバランスの良いデータ活用環境を整備することとしている。

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