ベテランジャーナリストによるエッセー、日本記者クラブ主催の取材団報告などを掲載しています。
震災から2年が過ぎた。世間では震災が風化し始めていると聞く。だとすれば、被災者も自分の足で歩み始める時期を迎えているともいえる。地元新聞社として被災した市民の自立を助ける情報の提供、復興に向かう石巻をどのようにサポートするかが今後の課題と思っている。
震災後、地域には生活のこと、仕事のこと、亡くした家族のことなど、被災者の思いが渦巻いていた。それをどう整理して紙面に反映させるか、悩みながらの日々だった。もがいた揚句に打ち出した方針は、「生活情報」だ。
まずは生活をつなげることで気持ちを安定させることが大事だと判断したためだ。
生活情報の提供は今も続くが、加わったのは復興情報だ。石巻がどんなまちになっていくのか、そこに住む市民が情報を共有し、まちづくりに反映させていかなければいけない。復興のまちづくりは絶対に失敗してはならない。次世代にしっかりしたまちを引き継いでいくためにも。そんな気持ちで新聞づくりに励んでいきたい。
(常務取締役報道担当)
9月30日 16:30~17:30
袴田巖さん・ひで子さん、小川秀世弁護士(袴田事件弁護団事務局長) 会見10月2日 14:00~15:30
「自治体消滅にあらがう」(4) 辻琢也・一橋大学大学院教授日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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