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メキシコの作家ホセ・ダヴィラの展覧会、群馬県立近代美術館で - "美術史との対話"立体作品を展示

特別展示「ホセ・ダヴィラ 私は目を閉じて見るほうがいい —ジョゼフ・アルバースとの対話」が、群馬県立近代美術館にて、2025年3月1日(土)から4月6日(日)まで開催される。

ホセ・ダヴィラ、日本の美術館で初の展覧会

ホセ・ダヴィラ 《Homage to the Square》 2024年 ステンレススティール、自動車用塗料、ワイヤー 作家蔵 Courtesy of the artist. Photo by Agustín Arce.
ホセ・ダヴィラ 《Homage to the Square》 2024年
ステンレススティール、自動車用塗料、ワイヤー 作家蔵
Courtesy of the artist. Photo by Agustín Arce.

1974年に生まれ、メキシコ・グアダラハラを拠点に活動するアーティスト、ホセ・ダヴィラ(Jose Dávila)。彫刻、インスタレーション、絵画、写真など、多岐にわたる作品を手がけるダヴィラは、金属やガラスといった身近な素材を用いて、絶妙なバランスで組み合わせた立体作品のほか、20世紀のアーティストや建築家の作品を引用・考察した作品で知られている。

ホセ・ダヴィラ 《Homage to the Square》 2024年 ステンレススティール、自動車用塗料、ワイヤー 作家蔵 Courtesy of the artist. Photo by Agustín Arce.
ホセ・ダヴィラ 《Homage to the Square》 2024年
ステンレススティール、自動車用塗料、ワイヤー 作家蔵
Courtesy of the artist. Photo by Agustín Arce.

2010年代よりダヴィラは、抽象美術を代表する作家ジョゼフ・アルバースの「正方形讃歌」シリーズを題材に、繰り返し作品を手がけてきた。形と色彩を探求し続けたアルバースは「正方形讃歌」において、正方形を重ねることで、画面上での配色の実験を行った。これに対してダヴィラは、金属やセラミックなどを素材に、時間や光に応じて変化する立体作品へと展開している。

ホセ・ ダヴィラ 《Homage to the Square》 2019年 手でカットした陶板、金属の棚 作家蔵 Courtesy of the artist. Photo by Agustín Arce.
ホセ・ ダヴィラ 《Homage to the Square》 2019年
手でカットした陶板、金属の棚 作家蔵
Courtesy of the artist. Photo by Agustín Arce.

特別展示「ホセ・ダヴィラ 私は目を閉じて見るほうがいい —ジョゼフ・アルバースとの対話」は、日本の美術館では初となる、ダヴィラの本格的な展覧会。ダヴィラ自身が会場デザインを手がける本展では、《Homage to the Square》と、その着想源となったアルバースの「正方形讃歌」シリーズをあわせて展示し、美術史との対話から紡がれるダヴィラの挑戦に光をあててゆく。

展覧会概要

特別展示「ホセ・ダヴィラ 私は目を閉じて見るほうがいい —ジョゼフ・アルバースとの対話」
会期:2025年3月1日(土)〜4月6日(日)
会場:群馬県立近代美術館 2F 展示室5
住所:群馬県高崎市綿貫町992-1 群馬の森公園内
開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日
観覧料:一般 300円(240円)、高校・大学生 150円(120円)、中学生以下 無料
(注記)( )内は20名以上の団体割引料金
(注記)障害者手帳などの所持者および介護者1名は無料

【問い合わせ先】
群馬県立近代美術館
TEL:027-346-5560

Photos(6枚)

メキシコの作家ホセ・ダヴィラの展覧会、群馬県立近代美術館で - "美術史との対話"立体作品を展示|写真1 メキシコの作家ホセ・ダヴィラの展覧会、群馬県立近代美術館で - "美術史との対話"立体作品を展示|写真2 メキシコの作家ホセ・ダヴィラの展覧会、群馬県立近代美術館で - "美術史との対話"立体作品を展示|写真3 メキシコの作家ホセ・ダヴィラの展覧会、群馬県立近代美術館で - "美術史との対話"立体作品を展示|写真4 メキシコの作家ホセ・ダヴィラの展覧会、群馬県立近代美術館で - "美術史との対話"立体作品を展示|写真5 メキシコの作家ホセ・ダヴィラの展覧会、群馬県立近代美術館で - "美術史との対話"立体作品を展示|写真6

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2025年01月31日 15:45:00 +0900 更新

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