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ジャン=ミッシェル・フォロンの回顧展が大阪で、"やわらかな色彩"絵画や彫刻など約230点

展覧会「空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン」が、2025年4月5日(土)から6月22日(日)まで、大阪のあべのハルカス美術館にて開催。東京ステーションギャラリーでも開催される巡回展となる。

ジャン=ミッシェル・フォロン、作品約230点集結の大回顧展

ジャン=ミッシェル・フォロン《いつもとちがう(雑誌『ザ・ニューヨーカー』表紙原画)》
1976年フォロン財団蔵
©Fondation Folon, ADAGP/Paris, 2024-2025

1934年、ベルギーに生まれたジャン=ミッシェル・フォロン。若き頃に見たルネ・マグリットの絵をきっかけに美術の道を志したフォロンは、やがてアメリカの有名雑誌に挿絵が掲載されて躍進。20世紀のベルギーを代表するアーティストのひとりになった。

やわらかな色彩で生み出された詩的な作品

名刺「フォロン 空想旅行エージェンシー」1990年頃

詩的でユーモアに富んだフォロンの作風は、やわらかな色彩と軽やかなタッチが特徴的。フォロンの名刺に記されている「空想旅行エージェンシー(AGENCE DE VOYAGES IMAGINAIRES)」の言葉通り、見る人を空想の旅へと誘い、世界で起きている様々な事象に気づきをもたらす、メッセージ性にあふれた作品を残した。

ジャン=ミッシェル・フォロン 、ミラノにて 1968年 (撮影:コレット・ポルタル)
ジャン=ミッシェル・フォロン 、ミラノにて 1968年 (撮影:コレット・ポルタル)

展覧会「空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン」では、フォロンが生み出した絵画や写真、ポスター、彫刻やオブジェ、アニメーションなど約230点の作品を展示。フォロンの没後20年、そして生前のフォロンが設立したフォロン財団の25周年を記念する大回顧展となる。

展覧会概要

展覧会「空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン」
会期:2025年4月5日(土)〜6月22日(日)
(注記)4月7日(月)・5月12日(月)は休館
場所:あべのハルカス美術館
住所:大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス 16階
開館時間:火〜金 10:00〜20:00、月土日祝 10:00〜18:00(入館は閉館30分前まで)
料金:[当日]一般 1.900円、大高生 1,500円、中小生 500円 [前売り・団体]一般 1,700円、大高生 1,300円、中小生 300円 [超早割]一般 1,500円 [ペア券] 3,200円
(注記) 超早割とペア券は一般のみ、主要プレイガイドのみで販売
(注記)超早割券は2024年10月12日(土)10:00〜2025年1月17日(金)23:59まで販売
(注記)前売券・ペア券は2025年1月18日(土)10:00〜2025年4月4日(金)23:59まで販売
(注記)団体は15名以上
(注記)前売券は主要プレイガイドのほか、あべのハルカス美術館ミュージアムショップ(美術館開館日のみ)、あべのハルカス美術館ホームページ(オンラインチケット)などで販売
(注記)障がい者手帳所持者は美術館チケットカウンターで本人と付き添い1名まで当日料金の半額

【問い合わせ先】
あべのハルカス美術館
TEL:06-4399-9050

[画像:ジャン=ミッシェル・フォロン 、ミラノにて 1968年 (撮影:コレット・ポルタル)]
2024年07月08日 16:00:00 +0900 更新

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