地震ハザードマップ
「地震ハザードマップ」は、総社市に大きな影響を及ぼすと考えられる「東南海・南海地震」、「中央構造線の一部による地震」、「直下型地震」の3種類の地震を想定して作成しました。
下の写真の左側の地図が、地震の震度予想図です。震源や地盤の地質などから最大となる震度を表示しています。山間部を除いたほぼ全域が震度6弱から震度6強となっています。
下の写真の右側の地図では、地表の震度分布と建物のデータから建物の全壊率を指標にして、地域の危険度を表しています。
地震ハザードマップ
地震への備え
市内には、耐震性の不十分な住宅が約4割弱あると推計されています。その可能性が高いのは、昭和56年以前に建てられたものや、窓が一方向に多くあるもの、シロアリの被害に遭っている建物などです。耐震診断で危険性があると判断されても、補強や部材の交換といった適切な改修工事で安全性を確保できます。リフォーム工事や増改築に併せて、耐震改修を実施することもおすすめします。
平成7年の阪神・淡路大震災では、死者の4分の3が住宅や建築物の倒壊などによるものといわれています。わが家の耐震性の確認はもとより、家具の転倒防止、万一のときのための地震保険への加入なども各家庭で検討してみてください。