Strategy/Wikimedia Foundation/2016/Community consultation/ja

2016年ウィキメディア財団戦略協議にようこそ。財団は去年いっぱいをかけて活動の目標を下支えすることに全力を尽くし、実行するにはどのようにしたら良いかを調査していましたが、いまだ、2010–2015年の5か年計画における目標を達成していません。この度の協議の目的は、2016年7月から始まり、その12か月ないし24か月間続くウィキメディア財団の指針作りに役立てることです。

私たちの長期目標、2010年と2015年両年に開催された戦略協議ならびにウィキプロジェクト外部への影響を調べる研究とに基づくと、財団にとって注力すべき分野は大まかに三つあると考えられます。リーチ、コミュニティ、ナレッジの三つです(これらが何を意味するか詳しい情報は下記をご覧ください)。それぞれの分野ごとに、主要な課題や考え方のたたき台は財団職員といくつかの小規模なコミュニティから提案されました。戦略的アプローチとして要約したものを、ここでコミュニティから検証を受けようとしています。今回の戦略会議で私たちの長期目標達成に向けてやるべきことは、各コミュニティの協力の下、上記の三分野それぞれで優先するべき戦略の決定です。

この協議は3ページに分かれ、それぞれ扱う重点分野は異なります。どのページでも、主要な課題の解決に当たり、ウィキメディア財団が取るべき最善策は何かという漠然とした問いかけをしています。その問いに続けて、一つの分野につき六つの採り得る指針を提示しました。時間とリソースは限られているので、すべての実施は無理ですから、どれか絞り込まなければなりません。財団は優先順位をつけたいので、あなたが最も大事だと思う二つか三つを選んでください。あるいは、あなたの考える解決方法を追加しても構いません。集まったすべての情報は、私たちの年間計画における最終的な優先事項決定段階に役立ちます。ただし、財団は優先順位づけにあたって以下の基準を採用していることにもご注意ください。必要なリソースが見合うこと、社会にインパクトを与えるのに十分な財団の能力を超えないものであること、財団の実行が最適であること(有志や提携団体がやるべき仕事と対比して考慮します)。

あなた自身の考えを述べたり他の方と議論する際には「仲良くすべき場所であなたに期待されている事項」に目を通してください。

この協議から得られた知見は、現在進行中の私たちの戦略に生かれます。

• 2016 WMF Strategy/Stage 1/ja
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